「心・体・環境の健康」への貢献

「心と体の健康」に貢献する商品の開発・情報提供

おいしく手軽なタンパク質補給

健康意識の高まりによるトレーニングの習慣化や体づくりへの関心、高齢者のサルコペニアやフレイル予防などから、タンパク質を手軽に補給できる商品へのニーズが拡大しています。当社グループでは「inゼリー」をはじめとする「in」ブランドで、タンパク質補給商品のラインアップを拡充しています。最近はプロテインの働きを強める「Eルチン」 を追加するなど付加価値強化にも取り組んでいます。

おいしく手軽に水分・塩分補給

地球温暖化に伴う平均気温上昇で、熱中症が増加傾向にあります。当社グループは、「熱中症予防声かけプロジェクト」に賛同し、「inゼリーエネルギーレモン」「inタブレット」「森永甘酒」「アイスボックス」により水分や塩分などの補給ニーズにお応えしています。

運動機会の創出

2023年5月に、WEBサイト「RUNNET」を展開し多くのランナーとのつながりを持つ(株)アールビーズ様が運営するオンラインスポーツイベント「さつきラン&ウォーク」に協賛しました。スマートフォンさえあれば、時間と場所を問わず参加できるランニングとウォーキングのイベントです。運動の苦手な方や高齢者の方でも、日常生活の中で気軽に参加できることから、コロナ禍で減少した運動機会の創出を狙いました。250,916人と多くの方に参加していただきました。また、国立競技場で実施された「さつきリレーマラソン」にも協賛しました。2023年10月には「オクトーバー・ラン&ウォーク」も協賛し、今後も継続的に生活者の運動機会創出と運動実施促進に努めていきます。

スマートフォンで気軽に参加できる
「さつきラン&ウォーク」

さつきリレーマラソン

ポーションサイズの選択肢を拡大

チョコレートやビスケットなどの一部の商品で、小分けサイズの商品ラインナップを取り揃えています。一袋当たりの量を少なくすることで、その日の気分に合わせた量を選ぶことができます。

サステナブルな商品開発・情報提供

環境に配慮した商品開発

「環境の健康」への取り組みとして、製造時に発生した規格外品を廃棄せず、お求めやすい価格で提供することで世の中から無駄な廃棄をゼロにすることを目指しています。
2022年度には、長さ不揃いにより規格外となった「ポテロング」を発売しました。2023年度には製造過程で生じてしまう「割れ」や「欠け」、「菓子粉が付着している」などが理由で、規格外となった「ムーンライト」、2024年度には、同様の理由で規格外となった「チョコチップクッキー」の販売を開始しています。
今後もこのような取り組みを通して、食資源の循環・有効利用を推進し、「環境の健康」への貢献を目指していきます。

3品で年間約170トン※以上を製品化に利用見込み ※2024年度の見込販売数量から算出

様々な背景の人に配慮したウェルネス領域の取り組み推進

当社は、食物アレルギーの有無に関わらず、皆が食を楽しめる『食物アレルギー「だから」がない世界』の実現に向けて取り組んでいます。
2023年には「森永製菓植物性ミルクアイス」プロジェクトを発足し、その成果として、2024年3月に当社初の「米」を使用した植物性ミルクアイス※1 「OKOMETO(おこめと)」を発売しました。
開発に当たっては、食べられるアイスが限られる、食物アレルギーの子どもと暮らす生活者と、米粉料理研究家や米粉おやつ研究家の意見を得て進めました。
また環境への配慮や健康志向のニーズにも目を向け、国産の米由来のライスミルクや米粉を使用し、乳・卵・大豆などのアレルギー物質28品目および動物性原料を使用していない※2「OKOMETO(おこめと)」は、広くプラントベースフードへのニーズに応えるアイスとなりました。

  • OKOMETO<バニラ>

  • OKOMETO<チョコレート>

  • ※1乳製品ではありません。
  • ※2特定原材料8品目のうち、乳・卵、小麦を含む製品と共通の設備で製造しています。
    特定原材料に準ずるもの 20 品目は、共通の設備での製造については把握しておりません。

カカオ産地の教育や児童労働の解決、収入向上支援(1チョコ for 1スマイル)

「1チョコ for 1スマイル」は、森永製菓が2008年から続けている「チョコレートのサステナビリティ向上」を目指す活動です。ガーナなどカカオの国の未来を担う子どもたちの教育環境の改善や児童労働問題への取り組み、またカカオ農家の収入向上に向けた取り組みを、商品の売り上げの一部などを使って支援しています。年間を通して行う寄付に加えて、商品購入やキャンペーンへの参加などの「アクション」が寄付につながる、お客様参加型の支援活動を実施しています。
支援活動のパートナーは、国際NGOプラン・インターナショナルと日本生まれのNGO ACE(エース)です。
また、従業員が支援地域を訪問し、カカオ農家の子どもたちだけでなく、カカオ農家、大人たち、政府関係者らとも対話を行っています。

支援内容 数値
累計支援金額 338,567,446円
継続年数 17年
支援を行った国や村・集落 6カ国、183村・集落
支援した子どもの人数 17,503人
児童労働から解放された「カカオの国の子どもたち」 627人
支援を行った学校の数 91校
教育や児童労働などに関して啓発した大人の人数 7,077人
  • 2025年2月時点
  • プラン・インターナショナルとACE(エース)による支援実績を合算した数字

1チョコfor1スマイル

支援による給食を受け取るガーナの子どもたち

カカオ農家と対話をする従業員

「プロギング」の普及推進

in事業の商品は、スポーツ等のアクティブなシーンとの親和性が高く、いつでもどこでも消費できるという特長を持つ商品が多くあります。しかし、それは街中のプラスチックごみの発生という社会課題と密接に関係していると認識しています。
そこでin事業は、ジョギングしながらゴミ拾いをする「プロギング」という新しいスポーツを広め、「環境の健康」に貢献していきたいと考えています。包括連携協定を結んでおり「健幸(けんこう)・スポーツ都市宣言」をしている埼玉県久喜市と2023年3月に「プロギング」を実施しました。また7月にはパートナーシップ契約を結んでいる横浜F・マリノス、「inバープロテイン」の製造工場がある横浜市鶴見区の区役所有志、横浜市スポーツ協会と連携して実施しました。スポーツの魅力を体現し発信力のあるプロスポーツチームと、市民の健康づくりや住みよい街づくりに取り組む自治体、そしてアクティブなシーンに適した食を提供する当社という、異なる立場の企業・団体が連携することで、取り組みの輪を広げていくことができると考えています。
「プロギング」は、普段からランニングを楽しむ人はもちろん、スポーツの苦手な人も体を動かすきっかけになり、運動機会の創出にもつながります。また、仲間と一緒に体を動かしながら、街を綺麗にする経験は、“人とのつながりを感じる”といった「心の健康」にもつながると考えています。この活動を浸透させていくことで、「環境の健康」だけでなく、「心の健康」「体の健康」にもつなげていきます。

2023年10月に東京都港区で実施した「森永製菓
inゼリーPresents エンジョイプロギング」

2023年3月に埼玉県久喜市と実施した「プロギング」

2023年7月に横浜F・マリノス、横浜市鶴見区役所有志、
横浜市スポーツ協会と実施した「プロギング」

2023年10月に東京都港区で実施した
「森永製菓inゼリーPresents エンジョイプロギング」

「プロギング」の様子

お客様への情報提供

スポーツ科学に基づく情報発信

当社グループは、トップアスリートの体づくりと栄養指導をサポートするトレーニングラボを運営しています。「かんたん、わかる! プロテインの教科書」サイトでは、トレーニングラボのトレーナーや栄養士が監修した記事を提供しています。情報は目的別のプロテイン選びから食事メニュー、運動のアドバイスまで多岐にわたり、月間平均訪問数150万回超の支持を得ています。

トレーニングラボ

その他

他にも、様々な情報提供を行っています。

社会貢献活動

次世代育成など、社会貢献活動にも取り組んでいます。

世界の人々のすこやかな生活への貢献

関連情報