地域社会との共生

基本的な考え方

地域社会との共生に向け、各事業所・グループ会社において地元自治体・企業・地域コミュニティとの協働による地域活動にそれぞれ独自に取り組んでいます。

中期目標

2026年度までに地域活動に参加する事業所の割合 100%

本社や事業所地域への貢献

新本社 森永芝浦ビルの取組み

2024年3月に本社機能を移転した「森永芝浦ビル」は、コンセプトを「カクハン」と定め、オフィスネームを「MORINAGA KAKUHAN BASE」としました。「カクハン」とは“攪拌”“拡販”“拡範”の意味があり、「個と組織のチカラをミックスして価値のタネを創造し、はぐくみ、発信し続ける」そんな拠点となることを目指しています。ZEB Ready認定を受けるなど、環境に配慮した設計を採用した新オフィスです。
1階エントランスホールは、災害発生時における避難場所、 地域企業・住民を含む帰宅困難者の受入スペースとして設計しています。
また地域交流として子どもたちや大人の方々に向けて、1階 KOMOREBI cafeのスペース等を活用したイベントを実施しています。2024年7・8月には森永製菓の研究員が登場し、新しい挑戦をテーマとしたワークショップを通して、食の楽しさや驚きを地域の方々へお届けしました。
2024年10月25,26日にたまちハロウィンスタンプラリーイベントに本社1Fスペースを活用して参画しました。2日間合計で939名の地域の方々と交流しました。

森永芝浦ビル

どなたでも利用できるKOMOREBI cafeの様子

地域交流イベントの様子

ハロウィンイベントの様子

「みなとネット」、「芝浦一丁目地区まちづくり協議会」会員としての活動

東京都港区に立地する企業各社の社会貢献担当者のネットワークである「みなとネット」や、芝浦一丁目に立地する企業・団体各社のネットワークである「芝浦一丁目地区まちづくり協議会」会員として、情報交換や各地域貢献に取り組んでいます。

芝浦一丁目地区まちづくり協議会での出張授業の連携

研究所による横浜市鶴見区内の学校への「小枝教室」等の地域活動

2014年から公民連携で横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校へ「サイエンス交流事業」を実施しています。鶴見区内の小学生を対象に、チョコレートに生クリームを加えて生チョコを作る体験を通して、水と油の乳化現象を学ぶプログラムになっています。森永製菓研究員監修のもと、サイエンスフロンティアの中・高校生が講師となって座学と実験を指導しました。

また、2024年11月には横浜市立下末吉小学校、24年12月には横浜市立汐入小学校を同じ鶴見区にある研究所へ招待し、鶴見工場でも日々製造している『小枝』を題材にした、手作り「小枝教室」を実施しました。開発者・生産者のこだわりや想いを共有し、コンセプト決め、具材選定、試作……と実際のモノづくりのプロセスを体験できるプログラムです。今後も継続的な地域貢献プログラムとして実施できるように、鶴見区地域推進課と連携を進めています。

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校
「チョコレートを科学する」イベント
キョロちゃんとワッくん(鶴見区マスコット)が
遊びに来ている様子

思い思いの小枝を作る小枝教室の様子

事業所エリアの警察署との「キョロちゃん交通安全」取組み

2024年9月22日にチョコボールを製造する小山工場にて、栃木県小山警察署が「チョコボール」のキャラクターである「キョロちゃん」を一日警察署長に委嘱し、キョロちゃんは大きな目で左右の安全確認を呼びかけました。小山工場にて交通安全パレード出発式及び一日警察署長委嘱状交付式を行った後に、道の駅思川まで移動し、来訪者へ交通安全を呼びかけました。

署長から委嘱状を受け取るキョロちゃんと工場長

パトカーを見守るキョロちゃん

2024年11月15日に森永製菓鶴見サイト内にて、神奈川県鶴見警察署と共同で横浜市立下末吉小学校1・2年生を対象に交通安全教室を実施しました。子どもたちは、鶴見警察署交通課の指導の下、敷地内横断歩道と簡易信号機を使用し、横断歩道の正しい渡り方を学びました。「キョロちゃん」も登場し「キョロキョロ見てわたろうクエッ!」を実演しました。

配布した「キョロちゃん反射板ステッカー」

「キョロちゃん」が正しい横断歩道の渡り方を実演する様子

事業所エリアでの清掃活動・プロギング

工場などの事業所エリアにて清掃活動を行い、地域社会との連携強化を推進しています。また2024年11月には、鶴見区役所と共催で地域住民とジョギングしながらゴミ拾いをする「プロギング」を鶴見川周辺で実施しました。

三島市 楽寿園内の環境整備支援

中京工場周辺の清掃を継続的に実施

Morinaga America Foods, Inc.
事業所付近の一般道約1.2マイルの清掃を継続的に実施

森永デザート(株)有志の社会貢献クラブによる
「スポGOMI」大会3連覇

鶴見川プロギング
当社とパートナーシップ契約を結んでいる横浜F・マリノス、横浜市スポーツ協会、横浜市鶴見スポーツセンターも参加

鶴見川プロギング
inゼリーリサイクルプログラムで制作したトングを使用

こども食堂への商品寄付

2021年〜23年に「笑顔を未来につなぐキャンペーン」を実施し、NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえを通じて、地域応援として全国の子ども食堂へチョコボール累計約5万個を寄付しました。

横浜市エシカル消費キャンペーンへの賛同

横浜市が実施した環境や社会に配慮した商品の購入を推進する、エシカル消費キャンペーンに賛同し、キャンペーンの景品として商品の提供を行いました。

持続可能なバリューチェーンの実現

関連情報