子どもたちとともに

活動理念

基本的な考え方

120年を超える森永製菓の歴史は、お客様の笑顔、とりわけ子どもたちの笑顔に支えられてきた歴史でもあります。
だからこそ私たちは、感謝の気持ちを込めて、未来を担う子どもたちをもっと笑顔にするために、次世代育成に貢献してまいります。

社会貢献活動基本理念

直接体験をとおして「子どもたちの心身の健全な育成を目指す」

体験型のプログラムを提供

子どもたちは、社会において人との関わりや、さまざまな経験を重ねることで成長していきます。しかし、現代ではITの発達等による社会環境の変化によって、直接的体験の場が減少しつつあります。
森永製菓グループでは、創業者が明治・大正の子どもたちを西洋菓子によって栄養面から支えたいと願ったように、これからの未来を担う子どもたちの心とからだのすこやかな成長を応援するため、「食育体験」「自然体験」「スポーツ体験」の観点から、年齢ごとの成長過程や発達課題に応じた体験型のプログラムを提供しています。

食育体験

菓子育

菓子の価値は栄養補給だけでなく、人と人、心と心をつなぐコミュニケーションの役割であると考えています。
創造性を育みながら、菓子の役割や菓子との上手な付き合い方をたのしく学ぶオリジナル菓子育絵本「メルとマールのピクニック」を保育施設に提供し、菓子育絵本の読み聞かせや劇遊びに活用していただいています。

菓子育絵本の読み聞かせや劇遊びの様子

キッザニア東京

森永製菓が出展しているお菓子工場パビリオンでは、ハイチュウの製造を通じて、働くことのたのしさや、ものづくりの工夫を体験できます。また、食品衛生やルール・マナーも学び、子どもの自立性や社会性を養います。

工場見学

工場見学では、ものづくりのたのしさ・醍醐味に加え、食の安全・安心のための取り組みを目で見て実感していただけるよう心がけています。また、創業120周年記念事業として、2020年春に鶴見工場内に「森永エンゼルミュージアム MORIUM」を開設しました。モリウムでは、さまざまな展示や映像をとおして森永製菓グループの歴史を楽しく知っていただくことができます。

小山工場

森永エンゼルミュージアム MORIUM(一般公開日:未定)

出張授業「森永製菓のキャラメル教室」

従業員が講師となり、小学校を訪問しミルクキャラメルを題材に工業生産について授業を行う活動です。小学校5年生が対象で、工場見学に行ったような臨場感で、工業生産における工夫や努力、ものづくりへの想いを理解してもらい、教科書の学びを深化します。
製造工程を動画で見たり、クイズやワークショップに参加してもらったりすることで体験型の授業の提供を行っています。

講義

クイズ

ワークショップ

Voice:「キャラメル教室」参加従業員の声

お菓子は人を幸せにする力がある

子どもたちにキャラメルをもっと好きになってほしい、という想いから参加しました。教壇に立つことに緊張しましたが、多くの子どもたちが真剣なまなざしで聞き、興味をもって質問してくれたことがとてもうれしかったです。お土産のキャラメルを受け取った子どもたちの笑顔に「お菓子は人を幸せにする」ことを改めて気づかされ、私自身もキャラメルをもっと好きになりました。子どもを通して商品の価値に気づくことができる機会なので、多くの従業員にこの活動を広げていきたいです。

松井 元樹
森永製菓 研究所 未来価値創造センター

自然体験

事業理念

〜未来を担う子どもたちのすこやかな心身の成長を応援するために〜
「大自然の中での直接体験をとおして、生きる上で大切なモノを自ら発見する」
この事業理念のもと、非日常の環境の中で子どもたちが自主的に「生きる力」を身につけることを願ってキャンプを実施しています。

チャレンジ!サイコー冒険隊

1999年度より、毎年、無人島で5泊6日の大冒険を体験してもらう「森永リトルエンゼル育成 無人島探検隊」を実施してきました。創業100周年記念事業として、この100年の間に大きく変わった子どもたちの生活環境を振り返り、21世紀は豊かな心をもってわんぱくで元気に育ってほしいという願いを込めたプロジェクトです。
2019年度より、場所を無人島から雄大な富士山近くの富士五湖エリアに変更。小学生32名が、初めて出会う仲間たちと4泊5日の大冒険に挑みました。透き通った湖や澄んだ空気、そして樹海や洞窟を探検。日常と異なるキャンプ生活とさまざまな冒険をとおし、「生きる力」を育み、大きく成長しました。

2時間以上かけて登山

西湖で湖水浴に挑戦

キャンプ生活でSDGsワークに挑戦(サイコー冒険隊)

2019年度より開催しているサイコー冒険隊では、子どもたちがキャンプ生活を通してSDGsに取り組むワークを取り入れています。SDGsワークは、当社オリジナルのプログラムで、参加者はキャンプに参加する前からSDGsについて学び、キャンプ生活で自分が取り組みたいSDGsのゴールを選び、グループのメンバーに共有します。さらに、グループで取り組むゴールも選び、グループのメンバーと協力して達成を目指して挑戦し、キャンプ後に振り返りを行います。
2019年度の参加者が最も多く選んだゴールは、「12番つくる責任 つかう責任」でした。
食材の無駄づかいをしない、作った料理は残さず食べる、ゴミを減らすためにリユースする等、ゴールの達成に向けて日々自主的な取り組みを行いました。

SDGsについてグループで話し合い

サイコー冒険隊×産学共同研究

自然体験プログラムを外部の専門的な観点から評価していただき、活動内容を改善していくために2008年度より東京学芸大学と連携し、産学共同研究を行っています。本プロジェクトのキャンプの前・直後・1カ月後と追跡して調査を行うもので、子どもたちのキャンプへの満足度や取り組み姿勢、成長度合いを調査し、プログラムの改善に生かしています。2019年度の調査では、いずれの項目も高い数値が得られました。

満足度と取り組みの姿勢のバランス

Voice:サイコー冒険隊×産学共同研究パートナーからの声

素晴らしい社会貢献!~自然体験を通じた子どもたちの育成~

この共同研究がスタートして早22年となりました。1999年に森永製菓さん創業100周年の記念事業として実施された「リトルエンゼル育成・無人島探検隊」にスタッフとして関わったことが始まりです。その後も、このプロジェクトは子どもたちへのプレゼントとして毎年続けられ、今に至っています。
2008年に現職(東京学芸大学)に就いてからは、産学共同研究という形で当プロジェクトの教育効果の検証も行ってきました。とくに子どもたちの「生きる力」に着目していますが、このキャンプ体験によって、子どもたちは大自然の中で仲間と遊び、協働し、さまざまなチャレンジ活動を通して大きく成長していくことが、科学的エビデンスとして示されました。
このような取り組みをしている企業は他に類をみません。企業にとっては、キャンプはリスクを伴う事業であることは承知しています。しかし今後も継続し、またこれまでの実績を生かして、森永製菓さんには自然体験を通じた青少年育成という社会貢献事業の先駆者及びモデルケースになっていただきたいと思っています。

国立大学法人 東京学芸大学 学長補佐/准教授
小森 伸一氏

スポーツ体験

ジュニアアスリートのサポート

毎年、マウンテンバイクのプロ選手とイオンバイク株式会社による共同プロジェクト『イオンバイクJr.アカデミー』に所属する選手(小学生中~高学年)とその保護者を対象として、競技力向上のためのエクササイズと栄養講習を実施しています。
マウンテンバイクのプロ選手によるデモンストレーションのうえで、森永製菓トレーニングラボ(P.32参照)のトレーナーと栄養士により、実際に身体を動かしながら行うトレーニングレッスンや、水分補給とリカバリー、保護者向け「子どもたちの成長期に必要な栄養素」のレクチャーを行っています。

競技力向上のためのエクササイズ(2019年度)

成長期に必要な栄養素のレクチャー (2019年度)

おっとっと体操

森永製菓トレーニングラボは、アスリートへのトレーニング指導や栄養サポートを主に実施していますが、運動や食事を通じて子どもたちのすこやかな成長を少しでも促したいという思いから、横浜市スポーツ協会様と協力して「おっとっと体操」を作成しました。
跳ねる、転がる、片足で立つ等、さまざまな様式の運動をすることにより、幼児期における運動能力の発達を促し、それにより転倒による怪我の軽減を期待しています。また、森永製菓の菓子である「おっとっと」で登場する「海の仲間たち」のイメージを体操に合わせることにより、子どもたちが楽しく運動できるように工夫しています。

おっとっと体操 教育動画