ガーナ共和国
(2009年~現在)
2014年9月から、新たに4つの村で支援活動がはじまりました。
これまで支援してきたB村、C村、D村の3村に隣接している、E村、F村、G村、H村の4つの村で支援活動をはじめました。今まで支援した村での評判を耳にしている人も多く住んでいます。
新たに支援をはじめた村の子どもたち
住民たちのボランティアグループ「子ども保護委員会」を組織しました。住民ボランティアたちは、カカオ農園で働いている子どもがいないか見回り、学校へ行くよう呼びかけています。
「子ども保護委員会」に参加しているアナさんは「これまで学校に行かずに働いている子どもたちをたくさん見てきた。ぜひ学校へ通わせてあげたい」と言います。
子どもたちが学校へ通えるように、農家の収入を増やすため、農業技術を指導するファーマービジネススクールを開催しています。まもなく寿命を迎える古いカカオの木に代えて、新しいカカオの木を植えるため、カカオの苗木を配りました。
スクールの参加者に、新しいカカオの苗木を配りました。
カカオ生産地域では貯蓄をしたことがない人が多く、家計が不安定で子どもたちを学校へ通わせるためのお金が足りない家庭が少なくありません。新たに互助会を作り、貯蓄をしたり、融資を受けられるようになりました。
互助会に入会したアジョマさんは「家計を安定させて子どもの教育費の足しにしたい」と言っています。