支援活動報告

ガーナ共和国

プラン・インターナショナル(2009年~2011年)

活動内容

2校目の校舎建設作業がスタート!
2010年7月、ニアトル コミュニティでも校舎建設の活動が開始しました。

2010年1月に開始したプロジェクトは、メンサクワ コミュニティに続いてニアトル コミュニティでも小学校の校舎の建設が始まりました。他のコミュニティでも順次、建設工事が始まる予定です。

メンサクワ コミュニティ

小学校の校舎建設は、7月までに基礎工事が完了しました。 プロジェクトは、プロジェクトの進捗管理トレーニングを受けたコミュニティ開発委員会のメンバー9人が中心となって進められています。地域の人々は、月曜日から金曜日まで5つのグループが交替で側溝掘りや資材集めなどを手伝い、プロジェクトに積極的に参加しています。

地域の人々が参加した砂などの建設資材を集め建設現場に運ぶ作業には、女性も積極的に参加しました。

除草作業を行った後は、地域の人々も手伝いながら、側溝を掘る作業を行いました。

ニアトル コミュニティ

トゥム活動地域のニアトルコミュニティは、もともと近隣に学校がないため、子どもたちは7~11キロも離れた学校に通わざるをえない状態でした。
2005年地域住民の努力の末、7クラスある小学校が建ちましたが、教室は4つしかありません。
併設されている幼稚園は教室がないため、園児たちは屋外の木の下で学んでいます。
校舎は構造的に弱くドアもないので、雨が降ったり、動物が入り込んできたりして、授業が中断されることもあります。
そこで、プロジェクトでは新校舎を建設することにしました。

はじめに、プロジェクトの準備です。コミュニティのリーダーや地域の人々みんなで、このプロジェクトの実施方法や役割分担について話し合いをしました。また、話し合いで選ばれたプロジェクトの管理運営の担当者は、プロジェクトの進捗管理の方法や適切な記録のつけ方についてトレーニングを受けました。

地域の人々も、建設地の清掃や砂や石などの建設資材集め、ブロック作成、側溝掘りなどの作業を行って、プロジェクトに協力しました。
子どもたちも建設地を決める話し合いに出席するなど、積極的に関わりました。

子どもたちも、プロジェクトについての説明を受けました。
地域の人々は、砂などの建設資材を集め、レンガを作る作業を積極的に手伝いました。

現地からの声をおとどけ!

当校ではこれまで教室が不足していたので、プロジェクトが実施されることをとてもうれしく思っています。子どもたちが整った学習環境で勉強できるようになるので安心しています。

ニアトル小学校校長先生

新しい教室ができたら、もう、混み合った教室で勉強しなくてよくなるのでうれしいです。

ハフロちゃん12歳/ニアトル小学校

これからは毎日学校に通って、一生懸命勉強することを約束します。

ンデュワディ13歳女子/ニアトル コミュニティ

プロジェクトが完了したら、子どもたちは教室で快適に勉強できるようになります。一生懸命勉強して、試験に合格して欲しいと思います。

アディサトゥさん/ニアトル コミュニティの児童の母親

このプロジェクトによって、ニアトル コミュニティの子どもたちが10キロも離れた遠くの学校に通わなくてもすむようになります。
ご支援くださった日本の皆様に心より感謝申し上げます。

ジョー・ウボントゥオさん/ニアトル コミュニティ委員会委員長