支援活動報告

エクアドル共和国

プラン・インターナショナル(2010年~2011年)

活動内容

地域の人々みんなでプロジェクトの準備開始!
2010年8月、現地での活動がスタートしました。

プロジェクトの正式な発足に伴い、本プロジェクト実施地区であるウルダネタ地区の政府との間で、協力関係が約束されました。さらに、政府が建設工事を請け負う労働者の雇用を行い、作業フローも決まりました。
同時に、各コミュニティでも、プロジェクトの実施に向けて着々と準備が進められています。 12月初旬には建設工事が開始し、今後は、急ピッチで作業が進められる予定です。

プロジェクト説明会の開催

プロジェクトが実施される11のコミュニティそれぞれで、地域住民に対するプロジェクトの説明が行われました。プロジェクトに対する理解を深めてもらい、地域の人々が作業に参加することも決められました。

プロジェクト説明会には、合計約400人の地域の人々が参加しました。

プロジェクト委員会の結成

プロジェクトを円滑に進めるため、地域の人々の代表者をメンバーとしたプロジェクト委員会が結成されました。メンバーは、プロジェクトに伴う意思決定や事務作業、工事への協力を行います。また、8月下旬には、60人のメンバーに対して、委員会での担当役割に応じたトレーニングも実施されました。

それぞれの学校で、地区政府の技術担当者による実地調査が行われました。
実地調査員の派遣、建設技術面や資金面での協力、労働者の手配は、地区政府の協力によるものです。
実地調査をもとに作成された建設や修繕の設計図や平面図、資材リストは、建設基準に合致しているかどうかが検討され、不適合箇所の改善後に承認されました。

教室の平面図・設計図の作成

実地調査を行った後、建設・修繕予定の教室の平面図と設計図が作成されました。また、工事に必要な資材のリストも作られました。

ウルダネタ地区長(左)とプラン職員との間で、協力合意書への署名が交わされました。
ラ・インドゥストゥリア中学校の屋根の状態の確認を行う技術担当者。