支援活動報告

カメルーン共和国

プラン・インターナショナル(2012年~2014年)

活動内容

現地での活動がスタート!
2012年4月にプロジェクトが始まりました。

2012年4月に、本プロジェクトの活動地域である、メンガン地区(エコックコミュニティ、ンゴウルメコンコミュニティ)とオコラ地区(レンゴンコミュニティ、レンドムII コミュニティ)にて活動を開始。2012年12月までにプロジェクト説明会を行い、PTAメンバーへのトレーニングを行いました。

プロジェクト説明会を実施

メンガン地区とオコラ地区の人々を対象に、子どもたちへの教育の重要性を認識し、プロジェクトへの理解を進め、各関係者の役割と責任を明確にするためのプロジェクト説明会を開催しました。
説明会には、地区長、地区議員、PTAメンバー、村長、村落開発委員会メンバー、コミュニティの住民200人以上(メンガン地区108人、オコラ地区101人)が参加しました。
コミュニティの住民に対しては、校舎建設予定地の決定から、プロジェクトの進捗管理ならびに清掃等によるプロジェクトへの参加、完了後の維持管理などの協力を求めることが決まりました。

メンガン地区長によるスピーチ。
プロジェクトの説明をするプラン職員。
コミュニティ・ファシリテーターが、参加者に教育の大切さを訴えました。(エコックコミュニティ)
村落開発委員会会長のスピーチ。(ンゴウルメコンコミュニティ)

PTAメンバーへのトレーニングを行いました。

ユネスコ国際教育局(IBE)の協力を得て、トレーニングを実施し学校運営に関するPTAの能力向上をはかりました。メンガン地区とオコラ地区それぞれから、女性21人を含む合計95人のPTAメンバーが参加し、プランのチャイルド・プロテクション・ポリシーと教育の重要性を学ぶなど、各種のトレーニングを受けました。

オコラ地区でのトレーニング風景。
グループディスカッションで活発に意見を交わす参加者たち。
オコラ地区のIBE職員がPTAの果たすべき役割について説明しました。
メンガン地区でのトレーニング風景。
グループディスカッションでの成果を各グループの代表者が発表しました。

建設業者を選定

プロジェクト関係者とプランが、公正かつ厳正な審査を行い、校舎とトイレ建設を請け負う建設業者を選定しました。

現地からの声をおとどけ!

今私たちは、丸太の上や直接地面に座って授業を受けています。教室ができると、もっと居心地よく授業を受けられるようになるので、とても嬉しいです。

ビコウラ/児童 14歳

学校が遠いので、親戚に預けて通学させています。近くに校舎ができたら、私の子どもたちも地元の子どもたちも、自宅から通学できるようになるので、とても幸せです。

ベコロ・ヴァンレンティン/ンゴウルメコン村落開発委員会会長 43歳

PTAメンバー向けトレーニングを受けて、私たちの役割や責任がはっきりしました。学校の資金管理についても、学校長と協力して円滑に行うことができそうです。

ムビダ/メンガン地区のPTAメンバー 46歳

これまで、資金不足で実施できなかったPTAメンバーへのトレーニングを、今回プランのプロジェクトを通じて実施でき、嬉しく思っています。

ツォゴ/オコラ地区IBE職員 44歳