【ハイチュウ】  
「幸福ラボ」篇

出演:なにわ男子

15秒

15秒(字幕付き)

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CMストーリー

 近未来を感じさせるラボ(研究室)で大西さんと道枝さんが進めている研究は、「ハイチュウの食感と幸福感の関係の解析」。被験者である大橋さんと高橋さんがカプセル型の実験装置に身を委ねてハイチュウを噛み、おいしそうな表情で多幸感に包まれながら漏らす声や吐息をデータとして収集していきます。道枝さんが研究の結果が間違いないと確信したその時、ラボの天井裏に配されたエアダクトの中には、研究の様子を眺める黒ずくめの産業スパイ(藤原さん、長尾さん)の姿が…。しかし、そんな危機が迫っているとも知らず、もう1人の研究者・西畑さんは、研究結果をCM用に猛アピールするため、「噛むほど幸せ食感~!」と叫びながら大喜びで壁を破って飛び出してきます。
 「幸福ラボ」篇のテーマである「ハイチュウの食感と幸福感の関係の解析」は、実際に森永製菓と電気通信大学で行われた共同研究を題材としていますが、そんな真面目な研究内容と、「大袈裟に言わなくても前から知っていたような…」というコントラストを表現するため、真面目な研究風景とエンタメ的な演出をミックスしています。カプセルやダクトを技術セットとして制作しフルCGの背景を組み合わせたラボ、そして緻密な計算によって作られた壁と見事にマッチする「なにわ男子」の熱演にご注目ください。

出演:なにわ男子

CMレポート

 研究所の天井裏にある通風孔のダクトをイメージした美術セットの前に現れたのは、藤原さんと長尾さん。幅は1メートル強、高さはわずか60センチしかない空間ながら、スパイのコスチュームを着てテンションがアップしている2人は狭いダクトに身体を潜り込ませ、仲良く話しながらスタンバイを完了しました。待機中もダクト内のトークは盛り上がり、セリフの終わりに息を合わせて「…ね~!」と続けるアドリブも披露。スパイらしからぬ明るい雰囲気を監督も気に入り、藤原さんと長尾さんの提案がそのまま採用されることになりました。
 ラボに設置されたカプセルに身体を委ねた大橋さんと高橋さん。その包まれるような安心感と疲れからか、高橋さんが目を閉じて“本格的に休憩”する様子も見られました。ハイチュウを食べるシーンでは、大橋さんが「はぁ~ん」「う~んま!」と幸福感に満ちたリアクションを連発しスタジオが笑いに包まれるひと幕も。そんな様子を窺っている研究員役の道枝さんは「“世紀の発見”のように大袈裟なトーンで」という監督の要望を見事に表現し、「ついにわかりました!」と完璧な演技でスムーズにOKテイクを獲得しました。
 ラボの背景がCGで制作されているのに対し、西畑さんが壁を破って飛び出すシーンは、破片のピースをパズルのように組み立てた超アナログ的な美術セットを使用して撮影が行われました。西畑さんは飛び出すタイミングやポーズ、そして表情まで入念な打ち合わせを行い「いや~、これムズいな~」とプレッシャーを感じながらもリハーサルなしで本番に挑戦。ベストなタイミングで壁に向かって飛び込んだ西畑さんですが、壁の破片が頭に当たってしまい惜しくもNGに。再セットに多くの時間を要する撮影ですが、より完璧な映像を完成させるため西畑さんと撮影チームは奮闘。破片がカメラの前を塞ぐなど不運に見舞われながらもくじけることなく撮影が続き、監督の「これで最後にしましょう!」という決意の言葉でスタートした7度目のチャレンジでついにOKが!その瞬間、スタジオ内が拍手で包まれ、西畑さんも歓喜のガッツポーズを見せました。