INTERVIEW もう一人の笑顔に会いに〜ガーナへの訪問〜 INTERVIEW もう一人の笑顔に会いに〜ガーナへの訪問〜

森永製菓のこれまでと
                    これからの挑戦について 森永製菓のこれまでと
                        これからの挑戦について
ガーナ視察メンバー
サステナブルな未来を描き、
企業の想いを伝える広報担当
渡辺 啓太

広報担当として1チョコ for 1スマイルの取り組みを発信、取り組みの想いや意義をステークホルダーの皆様にしっかりとお伝えする。 広報担当として1チョコ for 1スマイルの取り組みを発信、取り組みの想いや意義をステークホルダーの皆様にしっかりとお伝えする。

新規事業でアンテナショップを担当していた2014年。アンテナショップのポップアップイベントで、国際フェアトレード認証チョコレート「森永チョコレート<1チョコ for 1スマイル>」を販売しました。お恥ずかしい話、当時は商品を販売することに一生懸命で、1チョコ for 1スマイルの取り組みについて深くは理解できていなかった記憶があります。今年4月からは広報担当として、1チョコ for 1スマイルの取り組みを、お客様だけでなく当社に関わってくださっているあらゆるステークホルダーの皆様に対して発信することに取り組んでいます。その際に、特に取り組みの「想い」や「意義」をしっかりお伝えするように取り組んでおります。

渡辺 啓太

創業者が大切にした「利他の精神」を礎に、持続可能な社会の実現に取り組む。 創業者が大切にした「利他の精神」を礎に、持続可能な社会の実現に取り組む。

現在、グローバル社会では、気候変動問題をはじめとする社会課題が深刻さを増し、すべてのステークホルダーが自らの能力や責任において課題解決に取り組むことが求められています。
当社グループは、創業者が大切にした「利他の精神」を礎に、創業時より社会への貢献を意識して事業を行ってきましたが、グローバル社会の一員として、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
その取り組みを進めていく体制として、ESG委員会やサステナブル経営推進部を設置しています。また、サステナブル経営の質的向上を図るために、社外有識者3名に参画頂き、ESG委員会の諮問機関としてサステナビリティ・アドバイザリーボードを設置しています。

渡辺 啓太

ガーナ訪問のきっかけは、2021年に制定したパーパスを含む新企業理念と2030ビジョン。 ガーナ訪問のきっかけは、2021年に制定したパーパスを含む新企業理念と2030ビジョン。

カカオ豆の産地であるガーナを訪問する目的は2点あります。一つ目は、今年16年目を迎える1チョコ for 1スマイルの取り組みで現在支援している、そして過去支援してきた地域の子どもたちに会い、またカカオ農家の方たちに、生産し続けてくれることに対して感謝の気持ちを直接伝えること。二つ目は、私たちが代表してカカオ生産地で起きていることを体感し、他の従業員やステークホルダーの皆様にしっかりと伝えることで、社員自らが今一度 1チョコ for 1スマイルの取り組みを自分事化し、カカオ生産におけるサステナビリティ課題の理解を深め、課題解決に向けた取り組みに活かすことを目的としています。
そのきっかけとなったのは、2021年に制定した2030ビジョンです。その実現に向けて企業活動についての情報発信が不可欠であると考えるようになりました。
当社グループは2021年に「森永製菓グループは、世代を超えて愛されるすこやかな食を創造し続け、世界の人々の笑顔を未来につなぎます。」というパーパスを含む新企業理念と、「2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わる」という2030ビジョンを公表しました。
そのような中、まだまだお菓子の会社であるというイメージの強い私たちが2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わるためには、積極的にウェルネスカンパニーに繋がる新しいイメージを発信していくことが必要だと考えました。また、発信していくだけでなくあらゆるステークホルダーの皆様に“共感”いただくことが大切だと考えています。
「ウェルネス」と聞くと“体”のイメージが強いかもしれませんが、当社グループは“ウェルネス”を「いきいきとした心・体・環境を基盤として、豊かで輝く人生を追求・実現している状態」と定義しています。
当社は、カカオ原料を使用して事業活動を行っている企業であり、カカオ産業に関わる方々の課題解決に向けた取り組みは不可欠です。1チョコ for 1スマイルは、単に利益の一部を寄付するだけではないお客様参加型の取り組みです。この取り組みは、カカオ産業ならびにカカオ生産国の持続可能性の向上に貢献できると信じています。それだけではなく、カカオの国の子どもたちとのつながりを感じることを通じて「お客様」や我々「従業員」が笑顔になることにも繋がるでしょう。結果として「心の健康」にも貢献する、当社グループのパーパスに基づいた重要な活動だと考えています。

渡辺 啓太

自分の五感をフルに活用し、カカオ生産国の現状・課題を体感することが第一歩。 自分の五感をフルに活用し、カカオ生産国の現状・課題を体感することが第一歩。

1チョコ for 1スマイルの活動は、16年の間、たくさんの人の想いをのせ歴代の担当者たちが紡いできた大切な取り組みです。サステナブル経営を志向する企業としてこの取り組みをさらに強化・改善・進化させるためには、自分の五感をフルに活用しカカオ生産国の現状・課題を体感することが第一歩であると考えています。一分一秒を無駄にせず、現地の関係者の全ての方の一言一句に耳を傾け、帰国後に従業員にそしてあらゆるステークホルダーの皆さんにお伝えし、一緒にガーナについて考えるきっかけを必ず持って帰ってまいります。

渡辺 啓太

※掲載内容は、取材当時のものです。

渡辺 啓太

森永製菓のこれまでと
これからの挑戦について

サステナブルな未来を描き、企業の想いを伝える広報担当
渡辺 啓太

コーポレートコミュニケーション部広報グループ所属。2009年に入社し主に新規事業の立ち上げ・拡大に携わる。2023年4月から現職で広報担当としてPR活動や取材対応、コーポレートブランディングなどを担当しています。

公開予定コンテンツ

  • REPORT01ガーナのカカオ産業を知る

    ガーナのカカオ農園を訪問。収穫や乾燥の作業を体験することで、カカオ農業の実態に触れる

  • REPORT02ガーナの子どもたちの笑顔に触れる

    現地支援先の学校や施設を訪問。子どもたちと教育の現場を共にし、ガーナでも溶けないチョコレートをプレゼント

  • REPORT03ガーナの人々と共に未来を考える

    支援地の教育を支える教師や大人から児童労働の実態や現状をヒアリング。公的機関に実情を届け、課題を共有

  • OTHERロードムービーも公開予定

NEXT 2024年2⽉ごろ公開予定
※諸事情により予告なくサイトの内容および公開時期が変更になる場合がございます。
ガーナの子どもたち
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