ニュースリリース

ピセアタンノールを含む食品の摂取により
睡眠の質が改善する可能性が確認されました

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2026年08月03日

研究開発

森永製菓株式会社(東京都港区芝浦、代表取締役社長 COO・森 信也)では、ポリフェノールの一種である「ピセアタンノール」の機能性研究を進めています。この度、健常成人を対象としたヒト試験により、ピセアタンノールを含む食品を4週間継続摂取することで、睡眠中の「中途覚醒時間*」がプラセボと比較して短縮し、睡眠の質が改善する可能性が示されました。
 *中途覚醒時間:入眠後に意識的に・無意識的に覚醒していた(起きていた)時間を合計したもの
 
■研究の背景と内容
日本では国際的に見ても平均睡眠時間が短く、睡眠の量・質の課題が指摘されており、令和元年国民健康・栄養調査1)によると、日本人の約7割が睡眠に関連して何らかの課題を抱えており、そのうち約21.8%が「睡眠全体の質に満足できなかった」、約25.7%が「夜間、睡眠途中に目が覚めて困った」と感じていると報告されています。ピセアタンノールは、強い抗酸化作用2,3)や時計遺伝子の調節作用4)が報告されているポリフェノールで、睡眠の質改善への寄与が期待されます。
そこで本研究では、ピセアタンノールの摂取が、睡眠の質に及ぼす影響を検証しました。
 
■研究概要研究概要および結果
20歳から59歳の睡眠に不満を抱える健常な男女を対象に、ピセアタンノール10mgを含む飲料(ピセアタンノール飲料)、またはピセアタンノールを含まない飲料(プラセボ飲料)を4週間継続摂取してもらい、睡眠に関する指標を機器測定やアンケートにより評価しました。その結果、機器測定において、プラセボ飲料摂取群と比較してピセアタンノール飲料摂取群の中途覚醒時間が有意に短縮されました(図1)。
本研究の結果、ピセアタンノール10mgを含む飲料の摂取による中途覚醒時間の短縮が確認され、睡眠の質に良い影響を与える可能性が示されました。
本研究成果は、査読付き国際学術誌Functional Foods in Health and Diseaseに、「Piceatannol Intake Reduces Wake After Sleep Onset in Healthy Adults: A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled, Parallel-Group Comparison Trial」 として論文掲載されました(2026年7月23日)。
 
<注意>
・本研究は、健常な成人を対象としたものであり、その結果がすべての方に当てはまるものではありません。
・本成果は、疾病の治療・予防を目的とするものではありません。
 
現在森永製菓は、ピセアタンノールを軸にして、XPRIZE Healthspanに挑戦しております。XPRIZE Healthspanは、2030年まで開催される、「最低10年若返り」を実現することを目標とした、賞金が1億ドルの世界的なコンペティションです。若返りを実現すべく、これからもピセアタンノールの研究を継続して参ります。

詳しくはPDFをご覧ください。

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