ニュースリリース

苦節5年!さらなる美味しさを追求した「チョコの壁」
ついに“チョコモナカ”で実現!
「チョコモナカジャンボ」 リニューアル
~みんなが笑顔になれるアイスを目指す「ジャンボスマイルプロジェクト」も始動~

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2023年03月01日

商品・キャンペーン

森永製菓株式会社(東京都港区芝、代表取締役社長・太田 栄二郎)は、「チョコモナカジャンボ」の品質をリニューアルし3月上旬より発売いたします。
「ジャンボグループ」では、パリパリ食感を追求する全社一丸となった取り組みである「鮮度マーケティング」を遂行しています。その中で2021年春に「バニラモナカジャンボ」にてモナカの食感を保持することを目指した製造技術を開発し、“チョコの壁”を作りだし、「チョコモナカジャンボ」でも同様の技術を実装できないか検討を進めていました。その構造の複雑さからなかなか実現できずにいましたが、検討開始から5年の歳月をかけ、ついに「チョコモナカジャンボ」にも「チョコの壁」を作ることができました。さらに、味わいもおいしくブラッシュアップしております。
 また、「ジャンボスマイルプロジェクト」を始動し、“みんなが笑顔になれるアイス”を目指してお客様とのコミュニケーションを強化いたします。パリパリ食感追求に向けた取り組みや、パリパリ食感がなぜ人気なのかを調べた感性研究についてなど、ジャンボシリーズの魅力を発信していきます。
初代「チョコモナカ」から発売50年を超えた「チョコモナカジャンボ」、まだまだ止まらない進化にご期待ください。

「チョコモナカジャンボ」リニューアル “チョコの壁”について

  • ①バニラアイスの両側面を覆うようにチョコを充填することで、
    上下のモナカが合わさる隙間部分からの吸湿を防ぎます。

    ②アイスの側面にはりつくチョコの品質を開発し、覆う面積を綿密に設計することで実現した、構想5年の新技術です。

ジャンボスマイルプロジェクト

  • 「ジャンボスマイルプロジェクト」では、“みんなが笑顔になれるアイス”を目指して、お客様とのコミュニケーションを強化します。

    『パリパリ食感追求に向けた取り組み』に関する情報発信
     「ジャンボ」こだわりの開発・製造・物流・販売部門の取り組み内容について、よりお客様に共感頂けるブランドを目指し情報発信をスタートします。特設サイトの開設やSNS動画を通して、もっと商品を知って、好きになっていただけるコンテンツを拡充します。
    URL: https://www.morinaga.co.jp/ice/jumbo/jumbosmile/
     
    ②パリパリ食感研究内容発信
    「ジャンボのパリパリはなぜ人気なのか?」を深掘りしてさらなる改良につなげるために、新たなアプローチとして感性研究をスタートしました。
     
    <実験概要>
    モナカの食感がパリパリのジャンボ(以下、パリパリジャンボ)と、モナカの食感がしっとりしているジャンボ(以下、しっとりジャンボ)を喫食した時に生じる各種身体等の活動と喫食者の主観評価を同時に捉えることで、食感の違いがもたらす影響を明らかにすることを目的とした研究を行いました。
    各種身体等の活動結果から、「パリパリジャンボ」喫食時には、「しっとりジャンボ」喫食時よりも快情動が誘発されるとともにリラックス状態へ誘導する傾向があることが示唆されました。また、各種身体等の活動と主観評価を総合的に評価した結果では、「パリパリジャンボ」を喫食することで精神的な満足感(充足感)を得られることが示唆されました。
    本研究では、喫食時の情動の経時的変化や被験者のジャンボの食経験の影響など未解明な点が多いため、今後、更なる研究を行っていきます。
    ※本研究は埼玉大学との共同研究で日本機械学会に論文投稿中の内容となります。
     
    <埼玉大学 綿貫教授コメント>
    モナカ皮の水分量が異なるモナカアイスの喫食時について、行動・生理・情動の観点から客観的および主観的指標を総合的かつ同時に捉えることで、食感の違いが身体等の活動、および情動に与える影響を明らかにすることに挑戦しました。水分量の少ないモナカアイスを喫食することで精神的な満足感(充足感)を得られることを知見とすることができたことは非常に興味深いことです。この研究成果が“みんなが笑顔になれるアイス”のための心と体に関する科学的なエビデンスとなり、今後さらに付加価値・感性価値の高い複合冷凍菓子の開発に役立つことを期待しております。
     
    ※綿貫啓一教授の経歴
    1991年東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程修了、工学博士。埼玉大学工学部に着任後、助手、講師、助教授、教授を経て、アンビエント・モビリティ・インターフェイス研究センター長、オープンイノベーションセンター長、大学院理工学研究科戦略的研究部門感性認知支援領域長を歴任し、現在、埼玉大学大学院理工学研究科人間支援・生産科学部門教授、大学院理工学研究科機械科学系専攻メカノロボット工学コース長、戦略研究センター健康科学研究領域長、研究機構副機構長、先端産業国際ラボラトリー所長、社会変革研究センター長。ヒューマンインターフェイス、脳科学、人工知能、ヘルスケア、医工連携などの教育・研究に従事し、数多くの論文、講演、受賞歴があるとともに、先端産業国際ラボラトリーにて、数多くの企業、大学、自治体と研究開発、人材育成、製品化、事業化、標準化などの産学官金連携の事業に従事。

森永製菓グループの新たな取り組み

  • 当社グループでは、長期経営計画において『2030年にウェルネスカンパニーへ生まれ変わります。』と定めました。「ウェルネス」とは、「いきいきとした心・体・環境を基盤にして、豊かで輝く人生を追求・実現している状態」と定義し、顧客・従業員・社会に、心の健康、体の健康、環境の健康の3つの価値を提供し続ける企業になることを目指しています。その一環として、「心の健康」に寄与する菓子食品のおいしさや楽しさといった情緒的価値を様々な手法で解明し、付加価値の高い商品の開発・提供につなげていく取組みを行っています。

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