ニュースリリース

プラスチックごみ削減に向けた取り組み
「inゼリー リサイクルプログラム」
横浜市内のセブン-イレブンで実証実験を開始

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2022年08月22日

企業

森永製菓株式会社(東京都港区芝 代表取締役社長・太田 栄二郎)とテラサイクルジャパン合同会社(本社:神奈川県横浜市、アジア太平洋統括責任者:エリック・カワバタ)は、横浜市と株式会社セブン-イレブン・ジャパンのご協力のもと、「inゼリー」をはじめとするパウチタイプゼリー飲料の空き容器を回収するリサイクルプログラム(以下、「inゼリー リサイクルプログラム」)の実証実験を、横浜市役所内のセブン‐イレブン2店舗で8月22日(月)より開始いたします。

本プログラムは、飲み終えたパウチタイプゼリー飲料の容器を回収し、資源として新たなプラスチック製品へリサイクルする取り組みです。21年9月より全国の学校を中心に展開しており、7月末日時点で11校に設置をしております。今回「SDGs未来都市」である横浜市とセブン-イレブン店舗にご協力いただき、当社としては初めてとなるコンビニエンスストアでの回収活動の実証実験を行います。今回の試みを通して、より多くの方に参加していただけるプログラムを目指します。回収されたゼリー飲料の空き容器は、リサイクルのための処理を経てペレットに成形した後、スポーツに関連する新たな物に生まれ変わります。
 
「inゼリー」では、包装材料におけるプラスチックの使用量を2030年度までに25%削減(バイオマスプラスチックへの置換を含む、原単位/2019年度比)することを目指しています※1。
これまでも「inゼリー」は、2001年のストローの形状変更によるプラスチック使用量の削減を皮切りに、パウチの薄肉化を含めて継続してプラスチック使用量の削減を行ってまいりました。直近では2020年より主要な「inゼリー」商品※2を対象にキャップ+ストロー部分のプラスチックを軽量化し、使用量を約9%削減した他、「inゼリー」全品を対象に、印刷に使用しているインキの一部をバイオマスインキ※3に変更することによる石油由来原料の削減にも取り組んでいます。
  
森永製菓は「食」を通じた持続可能な社会の実現をめざして、事業活動の中での社会課題の解決に向け、FSC®認証紙、バイオマスプラスチック、バイオマスインキの使用やカカオ豆、パーム油の持続可能な原材料調達に向けた取り組みを推進しています。
「inゼリーリサイクルプログラム」を通じてプラスチックごみ削減と循環利用の促進に取り組み、また、引き続きステークホルダーと連携・協働してサプライチェーン全体での持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速、推進してまいります。
 

※1「inゼリー」の包装材料におけるプラスチックの使用量25%削減は、バイオマスプラスチック(植物由来のプラスチック)への置換を含みます。
※2エネルギー、マルチビタミン(一部除く)、プロテイン、マルチミネラル、マルチビタミンカロリーゼロの5品。
※3バイオマスインキとは原料の一部に被子植物の種から抽出した植物由来成分を使用したインキです。

 

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