ニュースリリース

テレビCMの最適投下時期を予測し、
この夏7-8月の「チョコモナカジャンボ」の売上は、
対前年比で107.8%の増加

印刷

2020年10月30日

商品・キャンペーン

 森永製菓株式会社(東京都港区芝、代表取締役社長・太田 栄二郎)は、「チョコモナカジャンボ」「バニラモナカジャンボ」 (以下「ジャンボ」と表記)の2020年夏のテレビCM投下において、新しく開発された「需要予測モデル」と「広告枠組み換えシステム」を用いて、テレビCM露出量の最適化を実施し、この夏7-8月の「チョコモナカジャンボ」の売上において、対前年比で107.8%の増を実現しました。
 
「ジャンボ」のモナカは、出来立てがパリッとして一番美味しいため、森永製菓全部門が一丸となって、出来立てに近い「鮮度」のよいモナカをお客様に食べていただく取り組みを実施しています。気象予測によって生産量を調整し、在庫を持たず鮮度の高い商品を常に出荷できるよう心がけています。その鮮度にこだわった商品を、最適なタイミングで広告し、お客様にも「ジャンボ」を食べたい気持ちになっていただきたい。そんな想いから、今回のテレビCM投下において2つのソリューションを導入しました。
 
「ウレビヨリ」(β版)※1は、株式会社電通が一般財団法人日本気象協会(気象情報提供会社)と共に開発した予測モデルで、スポーツドリンクや制汗剤など、気象要因で生活者のモーメント(購買意欲)が左右される約160品目の気象データと購買データを独自手法で解析し、需要の変化を指数化したソリューションです。また、「RICH FLOW」(β版)※2』は、テレビスポット広告において、複数の広告主間で広告枠の組み換えを行い、広告効果を向上させる最適パターンを提案するシステムです。
 
 今夏の「ジャンボ」のテレビCMでは、電通が開発した上記二つのソリューションを活用することで、日別に需要を予測し、需要が小さいと見込まれる日の出稿量を減らし、需要が大きく見込まれる日の出稿量を増やすという、テレビCM広告出稿量の最適化を実現致しました。この取り組みは、国内では森永製菓が初となります。
 
 森永製菓では、需要予測データを活用した広告枠組み換えの取り組みを実施したことにより、今夏のテレビCM出稿は「ジャンボ」の売上に高い効果をもたらしました。今夏7-8月の「チョコモナカジャンボ」の売上(出荷ベース)は、対前年比で107.8%の増加となりました(前年同月比では、7月102.4%、8月112.7%)。
 
 今後も森永製菓は、お客様が食べたい時に、鮮度の高い「ジャンボ」をご提供できるように、気象等のデータ活用した取り組みを行ってまいります。是非、ご期待ください。

※1「ウレビヨリ」(β版):全国11エリアの日平均気温、日照時間、降水時間、湿度などの気象状況に応じて商品の需要を予測する指数。過去9年分の気象データと購買データを基に、2週間先の需要予測が可能。
 
※2「RICH FLOW」(β版):電通が開発したテレビスポット広告における広告主間の広告枠組み換え最適化パターンを提案する新システム。AIを活用し、各社が取得したテレビスポット広告枠の中で、広告主のニーズに基づく最適な組み換えパターンを特定。対応可能な放送局と連携し、適切に広告枠の組み換えを行うことで、より効果的なテレビスポット広告の出稿が可能となります。



 

商品概要

ニュースリリース一覧へ戻る