
子どもたちにとって身近なチョコレートを題材に、社会課題を「自分ごと化」して考える授業です。
森永製菓社員がカカオ産地であるガーナを訪問した動画視聴や、カカオについてのクイズ、「もし自分がカカオ農家の子どもだったらどうするか?」というワークなどを行います。
SDGsの理念である「誰一人取り残さない」持続可能な社会について考え、行動するきっかけを作ります。
監修:東京大学大学院 教育学研究科 北村友人研究室
協力:株式会社NHKエデュケーショナル
授業のねらい
「誰一人取り残さない」持続可能な社会について考え、行動するきっかけを作る。
- 対 象
- 小学校4・5・6年生
- 関連教科
- 総合的な学習の時間 「持続可能な社会の実現」
- 所要時間
- 45分 ※授業時間にあわせて調整可能
- 開催日時
- 月~金曜日 ※土・日・祝日、年末年始を除く
- 形 式
- 対面授業 ※東京・神奈川中心となります。その他地域の方はお問い合わせください。
もしくはオンライン授業 ※こちらは全国対象となります。 - 費 用
- 無料
児童1人につき、森永チョコレート1個プレゼント
プログラム内容
2025年2月7日(金)に森永製菓の代表取締役会長 CEO(実施当時:代表取締役社長)太田栄二郎が当社鶴見サイトの学区内にある「横浜市立下末吉小学校」の5年生を対象に、講師役として授業を実施し、本プログラムがスタートしました。

- ①チョコレートについて
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チョコレートの歴史や、その原料のカカオ、産地について学びます。クイズ
- ②カカオ産業をめぐる社会課題
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カカオ産地のガーナにおける「貧困」や「児童労働」などの社会課題について考えます。動画視聴「もし自分がガーナのカカオ農家の子どもだったらどうするか?」自分なりの意見を自由に考えます。ワーク「もし、あなたがコフィさんだったらどうしますか?」
- ③誰一人取り残さない未来をつくるために
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森永製菓のチャレンジ「1チョコ for 1スマイル」について紹介します。

「1チョコ for 1スマイル」は、森永製菓が2008年から続けているチョコレートのサステナビリティ向上を目指す活動です。
チョコレートの原料「カカオ」が作られる赤道近くの国々。
それらの国々では、十分な教育環境が整っていない、経済的な自立が難しく子どもが働かざるを得ない、などの問題もあります。
「1チョコ for 1スマイル」は、ガーナなどカカオの国の未来を担う子どもたちの教育環境の改善や児童労働問題への取り組み、またカカオ農家の収入向上に向けた取り組みを、商品の売り上げの一部などを使って支援しています。

「チョコレートを食べる人も、カカオの国の子どもたちも、みんなの笑顔を未来につなぎたい。」それが森永製菓の想いです。

実施までの流れ
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お申込み
ページ下記のお申込みフォームより承ります。
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森永製菓
からご連絡弊社担当者からお申込み確認のため、ご連絡いたします。
状況によりご要望に沿えない場合がございますので、あらかじめご了承ください。 -
打合せ
開催日2週間前までに、オンラインにて30分ほど事前打合せをお願いします。
オンライン打合せ用のZoomURLを送付いたします。 -
森永製菓が
授業実施準備のため開始約30分前に訪問します。
実施後はアンケートのご協力をお願いします。
- 学校でご準備
いただくもの -
- プロジェクターとスクリーンまたは大型モニター
- 机と椅子(ワークのため)
- 注意事項
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- 空き日のご案内はしておりません。
参加した児童の感想
- 世界ではまだまだ困っている人が多いということがわかって私に何かできることはないか、考えるようになった。
- カカオをとるために児童労働を多くの子どもたちがしていた。しかも世界で10人に1人の子どもが児童労働をしているということを知り、このガーナの人々のために何かできることはないかと思いました。
- まさか身近なチョコが、 ガーナの子どもたちと深い関係があるとは知らなかったです。カカオだけではなく食品の原産国について知ることが大切だと思いました。
先生の声
- 「児童労働」という言葉に初めて出会う子も多く、しかもそれが身近なチョコレートと関わっていることに子どもたちは驚きを示していました。学校の学習においても、世界規模の課題について考えていく機会がある中、企業の方たちがこういった課題を解決するために、具体的な取り組みをしていることを知ることができ、貴重な学びになりました。
- 森永製菓は生徒たちにとって身近な企業であり、小さい頃から自分が手にしている食べ物のことを知ることはとても興味深かったようです。児童も楽しく聞いていたので良かったです。今後も機会がありましたらお願いしたいと思います。
- 授業内容がとても興味深く、子どもたちだけでなく私たちもとても楽しませていただきました。
