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爪の乾燥や縦線が気になったら|指先の印象を整える保湿ケアと習慣

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ふと手元を見たときに、「爪の縦線が目立ってきた」「以前よりツヤがなくなった」と感じることはありませんか。

爪まで自然に整った手元には、どこか素敵な印象があります。飾り立てているわけではないのに、その人らしい美しさを感じさせることも。

爪の縦線やツヤのなさは、爪が乾燥しているサインの一つかもしれません。日々の手洗いや水仕事など、何気ない習慣によって爪のうるおいが失われていることも少なくありません。

この記事では、爪の乾燥のサインや原因、自宅で手軽に始められる保湿ケアをご紹介します。日々のお手入れを通して、自然と整った指先を目指してみませんか。

その爪の縦線・ツヤのなさ、乾燥かも?チェックリストで確認

ズームアップした爪の写真

ネイルを塗ろうとしたとき、爪の縦線が以前より目立って見えた。着替えるときに爪先が引っかかった。そんな小さな違和感はありませんか。

爪のうるおい不足による変化は、ある日突然はっきり現れるとは限りません。日々の暮らしのなかで感じる、ちょっとした違和感がサインになっていることもあります。

まずは日頃の爪の状態を思い返しながら、あてはまるものがないかどうかチェックしましょう。

【爪の状態で気になること|チェック表】

気になる変化があったとしても、過度に心配する必要はありません。まずは変化に気づいて、爪をいたわるきっかけにしてみましょう。肌と同じように爪にも目を向けることで、少しずつ整えていくことができます。

あなたはどれが当てはまる?爪が乾燥する3つの主な原因

先のチェック表で気になる項目はありましたか?
爪の乾燥は特別なことが原因ではなく、日々の習慣が関係していることも少なくありません。ここからは、爪が乾燥しやすくなる主な原因をご紹介します。

●水仕事と洗いすぎで、爪を守る油分が減る

食器を洗ったあとや、何度も手を洗った日の夜に、手肌のつっぱりを感じたことはありませんか。

私たちの爪や指先は、水分と油分によってうるおいが保たれています。しかし、水仕事や手洗い、アルコール消毒を繰り返すと、爪を守る油分まで失われ、爪の水分も逃げやすくなるといわれています。

食器を洗う手

●加齢で爪の水分・油分が減る

「以前は気にならなかったのに、最近になって爪の縦線が目立つようになった」という方もいるのではないでしょうか。年齢を重ねると、肌と同じように爪の水分や油分も少しずつ減っていくため、若い頃と同じように過ごしていても、縦線などの乾燥による変化が出やすくなります。

●除光液(アセトン)で乾燥が進む

ネイルを楽しんでいる方は、除光液の使い方にも気をつけましょう。

除光液に含まれるアセトンには、ネイルを落とす働きがあります。一方で、爪に必要な油分まで取り除いてしまうこともあるため、頻繁に使うと爪が乾燥する原因になることがあります。

特に、ジェルネイルを落とす際は、アセトンを含む除光液に爪が長く触れることがあります。そのため、ネイルを楽しんだ後のケアは大切です。

【放置はNG】爪の乾燥が続くとどうなる?縦線・二枚爪など爪に現れる変化

二枚爪

爪の乾燥をそのままにしていると、少しずつ見た目や手触りに変化が出てくることがあります。乾燥によって起こりやすい変化を見ていきましょう。

●縦線・割れで表面がでこぼこに

爪は、薄い層が重なってできています。この層をしなやかにつないでいるのが、水分と油分です。ところが、乾燥によってうるおいが不足すると、爪の表面に縦線や細かなでこぼこが現れやすくなります。*1
うるおいの減った爪はしなやかさを失い、先が欠けたり割れやすくなると言われています。

●二枚爪で爪先が薄くめくれてくる*1

爪先が薄くはがれ、何枚にも重なって見える状態は「二枚爪」と呼ばれます。こうした変化も、乾燥によって起こりやすくなるといわれています。爪のうるおいが不足すると、先端から少しずつはがれやすくなるからです。

指先は日々さまざまな刺激を受けています。缶を開けたりといった何気ない動作の積み重ねが、乾燥してもろくなった爪を傷めることもあります。

今日からできる爪のお手入れ |寝る前のひと手間で、指先にうるおいを

爪のケアをする女性

爪のお手入れは、日々の暮らしの中でできることがたくさんあります。 まずは無理なく続けられるものから取り入れ、指先をいたわる習慣を始めてみましょう。

●ネイルオイルで爪の根元にうるおいを

乾燥が気になるときは、ネイルオイルがおすすめです。

爪や甘皮まわりの乾燥を防ぎ、爪のうるおいを保つことができます。

【ネイルオイルの塗り方】

  • 爪の根元や両端に少量のオイルをのせる
  • 指の腹を使って、やさしくなじませる
  • 甘皮や爪のまわりまで広げる

●ハンドクリームを爪先・爪まわりまで塗る

ハンドクリームを塗るときは、手のひらや甲だけでなく、ぜひ「爪先」まで丁寧に伸ばしてみてください。
手洗いやアルコールで手指を清潔にしたあとは、爪のまわりのうるおいが逃げやすい状態です。いつものハンドクリームを少しだけ丁寧に塗ることで、指先のうるおいを守りやすくなります。

【ハンドクリームを塗るときのひと工夫】

  • 爪の表面にも薄く広げる
  • 甘皮のまわりをやさしく押さえる
  • 指先を包み込むようになじませる
step1.オイル step2.クリーム

●ネイル美容液・ベースコートでカバーする

乾燥しやすい爪は、ネイル美容液やベースコートで爪を保護するのも一つの方法です。

【それぞれの役割】

  • ネイル美容液:爪や爪まわりにうるおいを与える
  • ベースコート:爪の表面を覆い、乾燥や刺激から守る

ベースコートは、ネイルを塗る前の下地として使われることが多いアイテムですが、透明タイプを選べば、ツヤを与えながら爪を守ることもできます。

●爪をみがいて「自然なツヤ」を引き出す

爪やすりで形を整え、表面を軽くならすと、光の当たり方が変わり、指先が明るく見えるようになります。爪やすりは爪が乾いた状態で行いましょう。

爪やすりを使った爪みがき

【爪やすりを使った爪の磨き方】

●順番

まずはサイド→次に中央(全体)
※指の腹の皮膚を下げると爪をやすりやすくなります。

●強さ

軽く撫でる程度で十分
※爪やすりは引くように動かしましょう。

●回数

軽く1~2往復が目安(削りすぎは爪が薄くなるので要注意)

爪やすりを使った爪の磨き方/指の腹の皮膚を下げて爪先を削りやすくする/強さは、軽く撫でる程度で十分!軽く1〜2往復が目安です。

★ポイント★

爪の表面はでこぼこしているため、クッション性のあるスポンジの爪みがきならきれいに爪がみがけるのでおすすめです。

爪の乾燥を繰り返さないために続けたい習慣

すこやかな爪を保つには、日々の保湿に加えて、毎日の習慣を少し見直すことも大切です。

爪を乾燥から守るために生活の中で意識したいポイントをご紹介します。

爪のうるおいを守るための日常習慣

手や爪のうるおいが失われやすい水仕事では、以下のポイントに注意して工夫をしてみましょう。

【水仕事で意識したいポイント】

  • 熱すぎるお湯の使用を避ける
  • 刺激の少ない洗剤を選び、手袋を活用する
  • 水仕事が終わったらすぐに保湿する

毎日の習慣を少し工夫するだけでも、手肌や爪を乾燥から守りやすくなります。

すこやかな爪を育てる、毎日の食べものの選び方

爪をはじめ、私たちの体は、食べたものからつくられています。簡単な食事で済ませたり好きなものばかり食べていると、爪に必要な栄養が不足し、もろくなったりツヤが失われたりすることがあります。

爪の主な成分は、「ケラチン」というたんぱく質です。だからこそ、その材料となるたんぱく質はしっかりとりたい栄養素です。あわせて、たんぱく質のはたらきを支えるほかの栄養素も、バランスよく組み合わせることが大切です。

【すこやかな爪のために取り入れたい食品】

  • 肉や魚、卵などのたんぱく質:爪そのものの材料となる、土台の栄養素
  • 大豆製品や乳製品:植物性・動物性のたんぱく質を手軽に補える
  • 緑黄色野菜:ビタミン類がすこやかな状態を保つのを助けるとされる
  • 海藻類やナッツ類:亜鉛やミネラルなど、不足しがちな栄養素を含む
鶏肉、鮭、卵

うるおいのあるすこやかな爪を保つために、内側からのお手入れも。栄養バランスに目を向けてみましょう。

爪の保湿と習慣で、これから伸びる爪をすこやかに

きれいな爪のある手

手洗いに水仕事、お気に入りのネイル。爪が乾いてしまう理由はさまざまです。日常に原因があるからこそ、日々のちょっとした心がけが大切になります。まずは今夜、いつも使っているハンドクリームを、爪のまわりまでくるくると優しくなじませてみてください。慌ただしい毎日のなかでは見過ごしてしまいがちな指先ですが、自分を整える習慣のひとつとして取り入れてみてください。

*1 爪の病気 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

(参考文献閲覧日:2026年9月14日)

【監修者コメント】

爪の縦線や二枚爪は、乾燥や加齢などによる原因の他に、何らかの皮膚疾患や爪白癬(つめはくせん)などが原因となっている場合もあります。
特に、急に爪の色や形が変わった、特定の爪だけに変化が続いている、爪が厚くなった・浮いてきた、痛みや腫れを伴う、黒色や褐色の線が現れたといった場合は、自己判断でケアを続けず、皮膚科を受診するようにしましょう。

  • この記事の監修者 佐藤玲史|日本美容外科学会認定専門医
    この記事の監修者 佐藤玲史|日本美容外科学会認定専門医

    日本美容皮膚科学会員、日本抗加齢医学会員、国際抗老化再生医療学会員、BOTOX VISTA®認定医。
    慶応義塾大学商学部/東京医科歯科大学医学部医学科を卒業。その後首都圏のクリニック院長などを経て、Original Beauty Clinic GINZAを開業。 世界一優しいドクターを目指して!をモットーに、日々診療に励んでいる。

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