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展示会のお礼メールの書き方と例文|フォローで商談につなげるコツ

展示会が終わった直後は名刺の整理や社内報告に追われ、お礼メールの作成が後回しになりがちです。しかしメール配信が遅れるほど来場者の記憶は薄れ、せっかく獲得したリードが商談につながらないまま埋もれてしまう可能性が高まります。
本記事では展示会のお礼メールを送る目的から事前準備の進め方・文面作成のコツまでを紹介します。リードの確度別に活用できる例文も掲載していますので展示会後のフォロー施策にお役立てください。
展示会後にお礼メールを送る目的

展示会後のお礼メールは単なる礼儀ではなく、リード育成の起点としての役割を担っています。ここではお礼メールを送る目的を3つに分けて解説します。
自社の製品やサービスを思い出してもらうため
来場者は一日のうちに多くのブースを巡るため個々の企業の印象は時間とともに薄れていきます。お礼メールを送ることで社名やブースで紹介した製品を改めて認識してもらえれば、自社との結びつきを強める効果が期待できます。
特にブースの写真やロゴを本文中に添えると視覚的な手がかりになり、当日の記憶を呼び起こしやすくなるでしょう。「あの○○のブースだ」と思い出してもらえれば、メール本文にも自然と目を通してもらいやすくなります。
来場者の興味・関心を引き上げるため
展示会場では限られた時間の中で多くの来場者に対応しなければならず、一人ひとりに十分な説明を行うのは困難です。お礼メールに補足資料やホワイトペーパーを添付すれば、当日伝えきれなかった情報を改めて届けられます。
また来場者にとっても自分のペースで資料を読み返せるため、製品への理解が深まりやすくなります。関心が高まったタイミングで追加の案内を送る流れをつくっておけば、見込み客を次のステップへ引き上げやすくなるでしょう。
商談や問い合わせにつなげるため
展示会で名刺を交換した相手が自発的に連絡をくれるケースは多くありません。お礼メールはこちらから接点をつくり直す手段であり、返信や問い合わせといった次のアクションを引き出すきっかけになります。
メール本文に商談予約のリンクや資料請求のフォームを設置しておけば、関心を持った来場者がすぐに行動へ移れる導線を確保できます。
お礼メールをスムーズに送るための事前準備

お礼メールを展示会の終了後すぐに配信するには、会期前からの仕込みが欠かせません。以下の3点を前もって整えておきましょう。
リードの分類基準を事前に決めておく
全員に同一の文面を送る運用ではリードごとの温度差に対応できません。ブースでの反応や質問内容をもとに「すぐ商談に進めそうな相手」「情報収集段階の相手」「名刺交換のみの相手」といった区分をあらかじめ設計しておくことが重要です。
分類の精度を高めるにはブースでアンケートを実施し、リードの関心分野を把握する方法が有効です。加えてヒアリングシートを活用し接客中に確度を記録する運用にしておくと名刺のデータ化と同時に分類が完了します。
アンケートの設計やヒアリングシートの作り方についてはこちらの記事も参考にしてください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no36/
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no35/
確度別のメール文面を展示会前に用意する
お礼メールの文面は展示会が始まる前に作成しておくのが理想です。終了後に一から書き始めると社内確認や修正に時間を取られ、配信のタイミングを逃しかねません。
具体的には分類ごとに2〜3パターンのテンプレートを準備し、当日の接客で得た情報を追記する運用にすれば送信までの所要時間を大幅に短縮できます。テンプレートには件名・挨拶・自社紹介・本文・署名の各要素を盛り込み、カスタマイズする箇所をあらかじめ明示しておくと担当者間でも運用が安定するでしょう。
なお展示会前に送る案内メールとお礼メールの文面をセットで設計しておくと、一貫性のあるフォロー施策を組み立てやすくなります。案内メールの書き方についてはこちらの記事をご覧ください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2603no5/
一斉送信でも個別感を出す仕組みを整える
大量のリードに一件ずつ手書きで対応するのは現実的ではありません。メール配信ツールやマーケティング自動化ツールが備えている差し込み機能を使えば、宛名や社名を自動挿入しながら大量送信できるため、まずはこうしたツールで効率化の土台をつくりましょう。
ただし差し込み機能だけでは文面が画一的になりやすい点に注意が必要です。確度が高い相手には「当日ご質問いただいた○○について追加資料をお送りします」と添えるなど、個別の会話を踏まえた一文を手動で加えるのが効果的です。こうしたひと手間が「自分に向けた連絡だ」という印象につながり、開封率や返信率の向上が期待できます。
展示会のお礼メールの書き方のポイント

展示会のお礼メールはテンプレートを用意するだけでなく、書き方の基本を押さえることで開封後の反応が大きく変わります。ここでは開封から返信を引き出すための4つのコツを見ていきましょう。
当日から翌営業日までに送信する
お礼メールの効果は配信のスピードに左右されます。来場者は展示会で多くの企業と接触しており、時間の経過とともに各社の印象は薄れていくためです。
理想は展示会当日のうちに配信し、遅くとも翌営業日の午前中には届くようにすることです。競合他社より先にメールを届けることで「対応が丁寧な企業だ」という好印象を残せるでしょう。前述の事前準備を活かし、名刺情報を素早くデータ化して配信する体制を整えておくことが前提となります。
開封されやすい件名をつける
お礼メールが成果につながるかは件名で決まるといっても過言ではありません。受信者は件名だけを見て開封するか判断するため「○○様|○○展示会ご来場のお礼」のように相手の名前と用件を端的に示す構成が有効です。
差出人の表示名を会社の代表アドレスではなく担当者の個人名にしておくと、面識のある相手からの連絡だと認識されやすくなります。「先日はありがとうございました」のように用件が伝わらない表現は後回しにされやすいため控えましょう。
当日の会話やブースの様子を盛り込む
テンプレートをそのまま送った文面は「一斉配信だろう」と見透かされ、読み流される傾向にあります。一言でも来場者との会話やブースでのエピソードを添えると、受信者は自分に向けた連絡だと感じやすくなるのです。
例えば「ブースにてデモをご覧いただいた○○の追加情報をお送りします」や「ご質問いただいた△△の資料をお届けします」のように具体的な場面を挿入してみてください。すべてのメールに手を加える余裕がない場合はブースの写真を添付するだけでも記憶を呼び起こす材料になります。
また配布したノベルティが印象に残っている場合は、「あのブースの会社だ」と想起されやすくなります。記憶のフックをつくるという意味でも、ノベルティとフォロー施策をあわせて設計しておくことが重要です。
次のアクションにつながる導線を入れる
お礼の挨拶だけで終わるメールでは読後の行動が生まれにくい傾向があります。本文には「資料のダウンロード」や「セミナーへの参加申し込み」「商談日程の調整」など読後すぐに行動へ移れるリンクやボタンを設けておきましょう。
確度が高い相手にはオンライン面談や訪問日程の候補を提示し、確度が低い相手には参考資料のリンクを添える形で負荷を調整するのが効果的です。展示会の成果を伸ばすためのアプローチについてはこちらの記事でも取り上げています。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no29/
【確度別】展示会のお礼メールの例文

展示会のお礼メールは同じ文面を一斉に送るよりも来場者の温度感に応じて内容を切り替えるほうが反応率は高まります。ここでは確度別に3つのパターンを掲載しますので、テンプレートとしてご活用ください。
確度が高い来場者に送る例文
商談や導入検討に前向きな反応を示した来場者には、当日のやり取りに触れつつ具体的な提案を盛り込んだ文面が適しています。
件名:○○様 ご来場のお礼/株式会社□□ △△【○○展示会】
株式会社●●
○○様
お世話になっております。□□の△△でございます。
本日は○○展示会の弊社ブースへお越しいただきありがとうございました。
ブースでは弊社の【製品名A】について、貴社が抱える【課題】の解決に向けたご提案をさせていただきました。お話の中で関心をお寄せいただいた【機能名】の詳細資料を添付いたしましたのでご確認いただければ幸いです。
つきましては改めて貴社向けの導入シミュレーションをご説明させていただきたく、下記日程のうちご都合のよい日時をお知らせいただけますでしょうか。
・○月○日(○)10:00〜17:00
・○月○日(○)13:00〜18:00
・○月○日(○)10:00〜15:00
上記以外の日時でも柔軟に対応いたします。お忙しいところ恐縮ですが、ご都合をお聞かせいただけますと幸いです。
(署名)
当日話した課題に触れることで個別感を演出できる点がこのパターンの強みです。日程候補を複数提示しておくと返信のハードルが下がり、商談設定の確率を高められるでしょう。
確度が低い来場者に送る例文
情報収集が目的の来場者には過度な売り込みを控え、自社の存在を記憶にとどめてもらうことを優先します。
件名:【○○展示会】ご来場のお礼/株式会社□□ △△
株式会社●●
○○様
お世話になっております。□□の△△でございます。
先日は○○展示会へご来場いただき誠にありがとうございました。
ブースでは【製品名A・B】についてご紹介させていただきました。ご参考になりましたでしょうか。各製品の詳細は下記よりご覧いただけます。
・製品名A:(URL)
・製品名B:(URL)
また弊社サイトでは導入事例やお役立ち資料も掲載しております。ご興味がございましたらあわせてご覧ください。
(自社サイトURL)
ご関心をお持ちの製品がございましたら、お気軽にご返信ください。引き続きよろしくお願いいたします。
(署名)
確度が低い相手への文面では製品の購入を促す表現を避け、情報提供に徹する姿勢が鍵となります。資料リンクのクリック有無から関心度を測定でき、今後のフォロー方針を判断する材料にもなるのです。
来場特典を案内する例文
来場者全員に共通で送れるパターンとして、限定特典を案内する形式も有効です。
件名:※来場者限定特典のご案内※ ○○展示会ご来場のお礼/株式会社□□
株式会社●●
○○様
お世話になっております。株式会社□□の△△です。
先日は○○展示会にて弊社ブースにお越しいただきありがとうございました。
ご来場いただいた方限定で、弊社サービスの無料トライアルをご案内しております。○月○日(○)までの期間限定となりますので、ぜひこの機会にお試しください。
▼来場者限定 無料トライアルのお申し込み
(URL)
あわせて各製品の資料もご用意しております。
・製品名A:(URL)
・製品名B:(URL)
ご不明な点がございましたら本メールにそのままご返信ください。
(署名)
件名に「来場者限定」「特典」の文言を含めると受信者の関心を引きやすくなります。冒頭に特典の概要と申込期限を記載し、本文の早い段階でクリックを促す構成に仕上げましょう。
まとめ

展示会のお礼メールは配信のスピードと文面の個別感が成果を左右します。リードの確度に応じたテンプレートを会期前に準備し、当日のやり取りを一言添えて即日配信する体制を整えておきましょう。本記事で紹介した書き方のコツや確度別の例文を参考に、展示会後のフォロー施策にお役立てください。
ブースで手渡すオリジナルノベルティは、お礼メールを開封した際に自社を思い出してもらう手がかりにもなります。森永製菓の「おかしプリント」なら、ハイチュウやミルクキャラメル、ラムネのパッケージに企業ロゴやメッセージを印刷でき、最小100個から注文が可能です。デザイン入稿後は約2週間でお届けできますので、展示会のノベルティをお探しの方はお気軽にお問い合わせください。