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展示会用アンケートのポイントを解説!設問例(テンプレート)や注意点も

展示会でアンケートを用いて来場者の情報を効率よく収集しておくことで、展示会後のフォローアップを円滑に進められるようになります。
しかし一方で「どのような項目を設ければ良いのか」「回答率を高めるにはどうすればよいか」と悩む担当者も少なくありません。
本記事では展示会用アンケートの目的から具体的な設問例、作成時の注意点までを解説します。
展示会でアンケートを実施する目的・役割

展示会でアンケートを実施する主な目的について、以下2つのポイントを解説します。
来場者の見込み度合いや検討状況を把握する
展示会アンケートの第一の目的は来場者の見込み度合いや検討状況を把握することです。
展示会には情報収集目的の来場者から具体的な導入を検討している来場者まで、さまざまな段階の人が訪れます。アンケートを通じて「導入時期はいつ頃か」「予算は確保されているか」「決裁権を持っているか」といった情報を収集することで、各来場者の温度感を可視化できます。
展示会後のアプローチに必要な情報を収集する
展示会アンケートのもう一つの目的は展示会後のアプローチに活かせる情報を収集することです。
アンケートでは氏名や会社名、連絡先といった基本情報に加え、興味を持った製品やサービス、現在抱えている課題といった情報も収集できます。これらの情報があれば展示会後に「お話しいただいた○○の課題について」と具体的な文脈で連絡できるため、一括送信のメールより高い反応率が見込めるでしょう。
展示会用のアンケートを用意するための事前準備

続いて展示会用アンケートを作成する前に行うべき事前準備について、3つのポイントを解説します。
営業部門と連携してターゲットとゴールを設定する
展示会アンケートの作成にあたっては営業部門と連携してターゲット・ゴールを明確にすることが不可欠です。
マーケティング部門だけでアンケートを設計すると、営業が本当に欲しい情報を取得できない可能性があります。営業担当者に「商談化に必要な情報は何か」「見込み度をどのような基準で判断しているか」をヒアリングし、アンケート項目に反映させましょう。
BANTを意識して質問項目をリストアップする
展示会アンケートの質問項目を洗い出す際には、「BANT」のフレームワークを意識するのが効果的です。
BANTとは、Budget(予算)、Authority(決裁権)、Needs(ニーズ)、Timeframe(導入時期)の頭文字を取った営業のフレームワークです。これらの要素を把握できれば見込み顧客の優先順位付けが容易になり、効率的な営業活動に繋げられます。
具体的には「導入予定時期はいつ頃ですか」「担当されている業務を伺えますか」「現在どのような課題をお持ちですか」といった設問がBANTに対応します。すべての要素を直接的に尋ねる必要はありませんが、少なくともニーズと導入時期については把握できる設問を設けておきましょう。
紙・タブレット・QRコードなど回収方法を選ぶ
展示会アンケートの回収方法は紙、タブレット、QRコードの主に3種類が一般的です。それぞれの特徴を理解して自社に適した方法を選びましょう。
紙のアンケートは準備が簡単で、来場者にとっても馴染みのある方法です。ただしデータ入力の手間がかかり、集計に時間を要する点がデメリットといえるでしょう。
タブレットを使ったアンケートは回答データをリアルタイムで集計できるメリットがあります。一方で端末の台数に制限があるため、来場者が集中する時間帯には対応しきれないケースも考えられます。
QRコードを使ったアンケートは来場者が自分のスマートフォンで回答できるため、端末数の制約がありません。ただし回答率が紙やタブレットに比べて低くなる傾向があるため、回答特典を用意するなどの工夫が求められます。
展示会用のアンケートを作成するポイント

次に展示会用アンケートを作成する際に押さえておくべき3つのポイントをご紹介します。
設問数は3分以内で回答できる量に絞る
展示会アンケートの設問数は来場者が3分以内で回答できる量に絞ることが重要です。
展示会の来場者は限られた時間で多くのブースを回りたいと考えています。設問数が多すぎると途中で回答を諦められたり、適当に回答されたりする可能性が高まります。結果として回収率の低下やデータの質の低下を招くことになるのです。
目安としては設問数を10問以内に抑えると良いでしょう。どうしても多くの情報を収集したい場合は、必須項目と任意項目を分けて設定する方法もあります。必須項目は見込み度の判定に不可欠な情報に絞り、それ以外は任意回答とすれば、回答者の負担を軽減しつつ必要な情報を確保できるでしょう。
選択式を中心にして集計・スコアリングしやすくする
展示会アンケートは選択式の設問を中心に構成するのが効果的です。
選択式の設問は回答者の負担が少なく回答率の向上に繋がります。また集計作業も効率化できるため展示会終了後すぐに分析に着手できるのもメリットです。
さらに選択式であれば回答内容に応じた点数付け(スコアリング)が容易になります。例えば導入時期について「3か月以内」を選んだ回答者には高い点数を、「未定」を選んだ回答者には低い点数を付与するといった形式です。スコアリングを行うことで見込み度の高い順に並べ替えができ、優先的にアプローチすべき来場者を素早く特定できます。
回答特典を用意して回収率を高める
展示会アンケートの回収率を高めるには回答特典を用意することが効果的です。特典があることで来場者は「アンケートに答える理由」を得られて回答へのハードルが下がるからです。
特典の内容はノベルティグッズや資料、抽選への参加権といったものが一般的です。特典を選ぶ際には自社のターゲット層に響くものを選びましょう。配布のしやすさも考慮して持ち運びやすいサイズのアイテムを選ぶと良いでしょう。
なお特典目当てで適当に回答する来場者が増える可能性もあるため、回収したアンケートの内容はしっかり精査することが必要です。
展示会用アンケートの設問・テンプレート例

ここからは展示会用アンケートで使える具体的な設問例をご紹介します。自社の目的に合わせてアレンジしながら活用してください。
【基本情報】
- 会社名・部署名・役職
- お名前
- メールアドレス・電話番号
【来場目的・興味関心】
- 本日のご来場目的を教えてください(情報収集/製品比較/導入検討/その他)
- 興味を持たれた製品・サービスはどれですか(複数選択可)
【課題・ニーズ】
- 現在どのような課題をお持ちですか(業務効率化/コスト削減/品質向上/その他)
- 現在利用している類似製品・サービスはありますか
【導入検討状況】
- 導入予定時期を教えてください(3か月以内/半年以内/1年以内/未定)
- 今後の連絡をご希望されますか(希望する/希望しない)
【自由記述】
- 本日の説明で不明点やご質問があればご記入ください
上記はあくまで一例です。自社の製品やサービス、営業部門の要望に応じて項目を追加・削除してください。
展示会用アンケートを活用するときの注意点

最後に展示会用アンケートを活用する際の注意点を3つ解説します。
個人情報の取り扱いと利用目的を明記する
展示会アンケートでは個人情報の取り扱いと利用目的を明確に記載することが必須です。
アンケートには氏名や連絡先といった個人情報が含まれるため、個人情報保護法に基づいた適切な対応が求められます。アンケート用紙やフォームの冒頭に「取得した個人情報は製品・サービスのご案内に利用します」といった利用目的を明示し、同意を得た上で回答してもらう形式にしましょう。
また「第三者への提供は行いません」「お問い合わせ対応後は適切に管理・廃棄します」といった記載を加えることで、回答者に安心感を与えられます。展示会場における個人情報の取り扱い、主催者によるルールなども必ず確認してください。
スコアリングで見込み度を判定しアプローチ優先度を決める
展示会アンケートを回収したらスコアリングによって見込み度を判定し、アプローチの優先順位を決めましょう。
スコアリングとは回答内容に応じて点数を付け、合計点で見込み度を判定する手法です。導入時期が「3か月以内」なら10点、「半年以内」なら5点、「未定」なら1点といった形で点数を設定しましょう。同様に役職や課題の緊急度にも点数を付け、合計点の高い順に並べ替えます。
スコアが高い来場者には展示会翌日から営業が電話でフォローし、スコアが中程度の来場者にはメールで資料を送付、スコアが低い来場者にはメールマガジンで継続的に接点を持つといった対応が考えられるでしょう。スコアリングを導入すれば属人的な判断を排除しつつ、組織として一貫したフォローアップ体制を構築できます。
ヒアリングシートと併用して商談精度を高める
展示会アンケートはヒアリングシートと併用することで商談の精度を高められます。
アンケートは来場者自身が記入するため得られる情報は限定的になりがちです。一方でヒアリングシートはスタッフが対話を通じて記録するため、より詳細な情報や本音を引き出せます。アンケートで基本情報と見込み度を把握し、ヒアリングシートで具体的な課題や要望を深掘りするという役割分担が効果的です。
なおヒアリングシートの作成方法については下記の記事も参考にしてください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no35/
まとめ

展示会アンケートは来場者の見込み度を把握し、展示会後のフォローアップを効率化するための重要なツールです。本記事で解説した事前準備のポイントや設問例、注意点を参考に、自社の目的に合ったアンケートを作成してください。
展示会での印象づくりにはアンケートと合わせてノベルティの活用も効果的です。森永製菓の「おかしプリント」なら、ハイチュウやラムネ、ミルクキャラメルといった人気菓子に企業ロゴやメッセージをプリントして配布できます。アンケート回答の特典としてノベルティを手渡すことで回収率の向上が期待でき、来場者との会話も自然と弾むでしょう。最小ロット100個から対応しており、デザイン入稿後約2週間で届くため、アンケート準備と並行して進められます。ノベルティ選びでお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。