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バーチャル展示会とは?メリット・デメリットと成功のコツを解説

「バーチャル展示会という言葉を耳にする機会が増えたが、従来のオンライン出展と具体的に何が異なるのか」「自社の商材との相性を見極められない」と感じている企業担当者は少なくありません。3DCGやVRで構築された仮想空間を利用する展示形式は、Webページ上で情報を並べるだけの手法とは体験の質が大きく異なります。

本記事ではバーチャル展示会固有の特徴からメリット・注意点、成果につなげる運用のコツまでをまとめて取り上げます。出展の可否を決める判断材料としてご覧ください。

バーチャル展示会とは

まずはバーチャル展示会がどのような仕組みで成り立っているのか、概要を把握しておきましょう。

バーチャル展示会の特徴

バーチャル展示会とは3DCGやVR技術で構築した仮想空間上で実施する展示会を指します。

参加者はPCやスマートフォンのブラウザからアクセスし、アバターを操作してブース間を移動したり展示物を360度の視点で確認したりできます。現実の会場を模した空間設計により、画面越しでも「会場を歩いている」感覚を味わえる点がWebページ型の出展とは大きく異なるポイントです。

またリアルタイムのテキストチャットや映像通話による商談に対応するサービスも増えており、参加者と出展者が即座にやり取りできる場を用意しやすくなっています。アクセスログや閲覧履歴も自動で蓄積されるため、終了後の営業フォローに活かせるデータが自然と蓄積する仕組みです。

Web展示会・オンライン展示会との違い

Web展示会やオンライン展示会はブラウザ上のWebページや動画配信で商品情報を届ける形式が主流です。一方でバーチャル展示会は3Dモデリングされた空間内を参加者が自由に回遊できる点に特徴があり、空間演出や体験型の操作を介した没入感の高さが差別化要素となっています。

ただし「バーチャル展示会」と「オンライン展示会」を厳密に区別せず使うケースも多く、3D空間型のサービスを「オンライン展示会プラットフォーム」と呼ぶ業者も珍しくありません。呼び方にこだわるよりも、自社が求める出展体験が「Webページ型」か「仮想空間型」かを基準に選ぶことを重視しましょう。

なおWeb展示会全般については、下記の関連記事もあわせてご覧ください。

https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no28/

バーチャル展示会のメリット

バーチャル展示会にはリアル開催の展示会では実現しにくい独自の利点があります。ここでは代表的な4つのメリットを見ていきましょう。

時間や場所の制約なく幅広い層を集客できる

バーチャル展示会は仮想空間上での開催のため、参加者は通信環境さえあればどの地域からでもブースを訪問できます。会場が特定の都市に限定されるリアル開催と違い、地方の中小企業や海外のバイヤーにまでリーチの幅を広げられるのが利点です。展示会場への移動が不要なため、複数の担当者が同時にブースを視察できる点もメリットです。

加えて常設公開の形式を採れば時間帯の縛りもなくなり、日中にサイトを訪問しにくい層にも情報を届けやすい環境が整います。

出展・運営コストを削減できる

リアル開催で必要となるブース施工費や装飾費、什器のレンタル代、出張にともなう移動費・宿泊費が丸ごと不要になる点も大きな魅力です。浮いた資金を映像制作や展示後のフォロー強化に充てられるため、費用対効果を底上げしやすい構造になっています。

バーチャル展示会における主な支出項目となるのは配信基盤の利用料と映像・CG素材の制作費の2点です。ブースの見た目にテンプレートを適用したり、手持ちの営業動画や製品カタログを流用したりすれば初期投資をさらに削減できます。

なおオンライン出展にかかるコストの内訳や相場を確認したい場合は、下記の記事が参考になります。

https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no25/

来場者の行動データを取得・活用できる

バーチャル展示会ではブース内での移動経路やコンテンツの閲覧順、滞在した時間といった粒度の細かいログが自動で記録されます。名刺交換に頼るリアル開催では把握しにくかった情報を、特別な追加工数なしに手に入れられるのが強みです。

集まったログを精査すれば購買意欲の高いリードを手早く見極め、接触の優先順位をつけて営業活動を組み立てられます。さらに閲覧回数の多いコンテンツと少ないコンテンツを比較することで、次回の出展で力を入れるべき領域を客観的に決められるでしょう。

仮想空間ならではのブランド体験を演出できる

バーチャル展示会は3DCGで空間そのものを自在に設計できるため、自社が打ち出したいブランドイメージを色濃く映し出した展示内容を表現しやすい利点があります。リアル開催ではブース面積や天井高など物理的な枠に縛られますが、仮想空間にはそうした壁が存在しません。

例えば製品の利用シーンを忠実に再現した仮想空間を用意し、参加者が3Dモデルを操作して内部構造を確かめられる体験型の仕掛けを盛り込む手法が広がっています。体験型の演出は参加者の記憶に残りやすく、他社との差別化に直結する要素です。近年はメタバース技術を取り入れ、アバター同士が会話しながらブースを巡る形式も登場しており、表現の幅は今後さらに広がると見込まれます。

バーチャル展示会のデメリット

バーチャル展示会は魅力が多い反面、あらかじめ認識しておくべき注意点も存在します。ここでは3つのデメリットを見ていきましょう。

実物に触れる体験を提供しにくい

バーチャル展示会では映像や3Dモデルで製品の外観を伝えることは可能ですが、重量感やテクスチャ、手触りといった触覚を再現する手段がありません。素材や食品、精密部品など物理的な感触が意思決定に響く商材の場合、受注獲得のハードルが上がりかねないことに注意が必要です。

こうしたデメリットを補う手段としては高解像度のクローズアップ映像やズーム機能で視覚情報を厚くする方法が代表的です。AR(拡張現実)を活用し、参加者の手元の空間に製品の3Dモデルを投影して寸法感を伝える方法も考えられます。また開催前に見本品を届けておき、仮想ブース内の商談機能と連動させて製品を体感してもらうのも一つの手段です。

来場者へのプッシュ型アプローチが難しい

リアル開催ではブース前を歩く人にスタッフが直接話しかけて興味を喚起する営業活動が成り立ちます。しかし仮想空間では参加者みずからブースを訪問しない限り接点が発生せず、受け身の情報発信にとどまりがちです。

こうした状況への対策としてはライブチャットの通知やポップアップで閲覧中の参加者に話しかける仕掛けが挙げられます。加えて事前登録者へのリマインドメールやSNS告知を掛け合わせ、ブースへの訪問を後押しする経路を複数用意しておくことも有効です。

仮想空間の構築に専門的な準備が必要になる

3DCGやVRを用いたバーチャル展示会はWebページ型のオンライン出展に比べ、空間設計の工数が膨らみがちです。ブースのモデリングや操作機能の組み込みには専門スキルが必要なため、社内の人員だけでは賄えないケースも少なくありません。

外部の制作会社へ依頼するなら、企画から完成までの準備期間を織り込んだ日程計画が必須です。一方でテンプレートから短期間でブースを立ち上げられるサービスも登場しており、コストと納期を天秤にかけて手段を決めるとよいでしょう。

バーチャル展示会を成功させるためのポイント

バーチャル展示会は開催前の企画・設計が成果を左右します。実務上で特に意識したい3つのポイントをご紹介します。

目的に合った開催形式を選ぶ

バーチャル展示会は主に「合同出展型」「単独開催型」「ハイブリッド型」の3形式に大別できます。合同出展型は主催者側が集客を引き受けるため自社の負担が軽く、単独開催型はブースや演出を自在にカスタマイズできる反面、告知から運営まで全工程を自前で回す体制が必須です。

ハイブリッド型はリアル会場とバーチャル空間を同時に稼働させるスタイルです。対面では接触しづらい遠方の見込み客にもネット経由で訴求でき、双方の長所を掛け合わせられます。ターゲット層と社内体制を照らし合わせ、無理のない形式を選ぶことが成果への近道です。初めてバーチャル出展に挑む場合は合同出展型で経験を積み、次回以降に単独型やハイブリッド型へステップアップする進め方もおすすめです。

没入感のあるコンテンツを用意する

バーチャル展示会では空間の仕上がりと展示素材の質が参加者の満足度に直結します。3Dモデルの精度が低かったり導線が分かりにくかったりするブースは早期離脱を招くため、参加者目線での動線設計が重要です。

例えば製品を360度回転させながら観察できるビューアや操作型のデモ映像は、PDFや静止画だけの展示と比べて滞在時間を伸ばしやすい傾向にあります。ただし作り込みに時間をかけすぎると開催に間に合わなくなるため、訴求力の高い製品から優先的に着手するのが現実的です。

事前集客からアフターフォローまで設計する

バーチャル展示会は偶発的な来訪が見込めない性質のため開催前の告知活動が成否を分けます。ターゲットに向けたメール案内やSNS投稿を十分な準備期間を設けて始め、段階的に情報を出しながら事前登録を促す流れを作りましょう。

会期中は参加者の閲覧ログを逐次モニタリングし、購買意欲の高いリードを見逃さない体制を敷くことが大切です。終了後は間を空けずにフォロー連絡を入れ、関心が薄れないうちに商談や資料送付の提案へ移行する運用が成果を伸ばしてくれます。

なおオンライン出展で成果を上げた企業の実例は以下のページで業界別にまとめていますので、参考にしてください。

https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no27/

まとめ

バーチャル展示会は仮想空間だからこそ生まれる没入感と、地域を問わない集客力を併せ持つ出展手法です。形式選びから展示素材の準備、フォロー体制づくりまでをセットで計画し、自社の商材やターゲットに合った運用を組み立ててみてください。

出展準備の一環として参加者の記憶に残る販促品を取り入れるのもおすすめです。「おかしプリント」なら、ハイチュウやミルクキャラメル、ラムネのパッケージに企業ロゴやメッセージを印刷したオリジナルノベルティを制作できます。最小100個から注文でき、デザイン入稿後は約2週間でお届け可能です。

多くの人になじみのあるお菓子だからこそ来場者にも受け取ってもらいやすく、企業ロゴやメッセージを入れることで自社の印象づけにも活用できます。実際にこれまでに3,000社以上の企業が利用しており、「おかしプリント」をきっかけに来場者との2分間における会話量が1.8倍に増加したというデータもあります。

展示会やイベントで配布する効果的なノベルティをお探しの方は、ぜひ森永製菓の「おかしプリント」をご活用ください。