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展示会の予算費用はいくら必要?出展料の相場とコストを抑えるコツ

展示会への出展を検討する際、予算の全体像が見えず不安を感じる担当者は少なくありません。出展料やブース施工費、販促物の制作費など費用項目が多岐にわたるため、どこにいくらかかるのかを事前に把握しておくことが予算計画の第一歩です。
本記事では展示会の予算を構成する費用内訳や出展にかかる費用の相場感、そしてコストを抑えるための5つのコツを解説します。
展示会の出展料・予算費用

展示会の出展費用は規模やブースの施工方法によって大きく異なりますが、1小間出展の場合の総額目安はおおむね100〜350万円程度です。
出展料(小間料)は1小間あたり30〜100万円程度が相場の目安です。全国規模の大型展示会では1小間(3m×3m)で40〜50万円ほどに設定されることが多く、2小間以上のスペースを確保すると出展料だけで100万円を超えるケースも珍しくありません。
費用全体の中で大きな割合を占めるのがブースの施工費・装飾費で、合計50〜200万円ほどが一般的な価格帯になります。システムブースであれば施工費を30〜50万円程度に収められますが、木工造作ブースで独自性のあるデザインを追求すると施工費だけで100万円近くに達する場合もあるでしょう。装飾費に関してもパネル展示中心なら20万円台で済む一方、大型モニターや立体造作を取り入れると費用は大きく跳ね上がります。
集客・販促関連の費用も見落とせない項目です。招待状の制作・送付に数万〜数十万円ほど、展示会専用のWebページを制作する場合は30〜100万円程度の予算が必要になることもあります。これらに人件費や配送費といった付帯コストを加えると、出展料の数倍の支出になるケースも少なくありません。
加えて想定外の出費に備えて全体予算の1〜2割を予備費として確保しておくと安心です。
展示会の出展料予算を構成する費用内訳

上述した通り、展示会の予算は複数の費用項目で構成されています。ここでは代表的な6つの項目について、それぞれの内容と予算に占める位置づけを確認していきましょう。
出展料(小間料)
出展料は展示会の主催者に支払うスペース利用料であり、予算計画のベースとなる費用です。一般的には「小間(こま)」と呼ばれる区画単位で料金が設定されており、1小間あたりの面積は3m×3mの9平方メートルが標準的な基準です。
出展料は展示会の規模や知名度によって大きく変動します。全国規模の大型展示会では1小間あたりの料金が高額になる傾向がある一方、地方自治体が主催する展示会では比較的安価に出展できるケースも見られます。また通路に2面以上接する「角小間」は視認性が高い分、追加料金が発生する場合が多い点にも留意しておきましょう。
ブースの施工・設備費用
ブースの施工・設備費用は展示会予算の中でも大きな割合を占める項目です。壁面や床面の施工、電気工事、照明設備の設置、インターネット回線の引き込みなどが含まれます。
施工方法は大きく分けて「システムブース」と「木工造作ブース」の2種類があります。システムブースは主催者が提供する標準パーツを組み合わせる方式で費用を抑えやすいのが特徴です。一方の木工造作ブースはオーダーメイドで設計・施工するためデザインの自由度が高い反面、費用は高くなる傾向にあります。自社の予算と出展目的を照らし合わせて施工方法を選定することが重要です。展示会のシステムブースの施工に関しては下記の記事も参考にしてください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no34/
ブースの装飾・デザイン費用
ブースの装飾・デザイン費用は来場者の目を引くブースを作り上げるために必要な支出です。看板やサインの制作費、映像・音響機器のレンタル費、照明による演出費用などが含まれます。
装飾費用はブースのコンセプトや演出の度合いによって幅が生じやすい項目です。シンプルなパネル展示であれば費用は限定的ですが、大型モニターを使った映像演出や立体的な造作を取り入れると金額は大きく膨らむでしょう。ただし装飾は来場者の第一印象を左右する要素でもあるため、集客効果とのバランスを見ながら予算を配分する必要があります。ブースデザインの考え方については下記の記事で詳しく解説しています。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no4/
集客・販促ツールの制作費用
集客・販促ツールの制作費用は展示会前後の集客活動とブース内での情報発信に関わる支出です。パンフレットやチラシ、カタログの印刷費のほか、ノベルティの制作費やDM・招待状の送付費用などが含まれます。
加えて近年はSNS広告やWeb広告を活用した事前集客を行う企業も増えており、オンラインでの告知費用も予算に組み込むケースが見られます。販促ツールは種類と数量によって費用が変動するため、来場者のターゲット層と配布計画をもとに必要な種類・部数を絞り込むことがコスト管理のポイントです。展示会で用いるノベルティの準備については下記の記事もご覧ください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no2/
人件費・交通費・宿泊費
展示会には自社スタッフの人件費に加え、外部から派遣するコンパニオンやMCの費用が発生するケースがあります。自社スタッフについては通常の給与に含まれる場合もありますが、休日出勤手当や残業代が別途かかる点は見落としがちです。
遠方で開催される展示会では交通費と宿泊費も無視できない項目になります。スタッフの人数や会期日数に応じて費用が積み上がるため、参加人数は必要最小限に絞りつつ各自の役割を明確にしておくことが予算管理の面でも有効です。
なお展示会スタッフの派遣にかかる費用目安や依頼時のポイントについては下記の記事で詳しく解説しています。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no8/
配送費・保険・その他の費用
展示物や機材を会場へ輸送するための配送費も予算に含めておく必要があります。大型の展示物やデモ機を搬入する場合は専門業者への依頼が必要になり、サイズや重量に応じた費用がかかります。
また会期中のトラブルに備えた賠償責任保険や展示物の破損対策保険への加入も検討すべき項目です。そのほか主催者が提供するオプションサービス(電源の追加、Wi-Fiの利用など)にも費用が発生する場合があるため、出展要項を事前に確認して予算に反映させておきましょう。展示物や機材の配送方法と業者選びのポイントについては下記の記事もご覧ください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no7/
展示会の出展費用を抑える5つのコツ

限られた予算の中で展示会の効果を引き出すには、費用を抑えるポイントを押さえておくことが大切です。ここでは実践しやすい5つのコツを紹介します。
早期申込や割引制度を活用する
多くの展示会では早期に出展を申し込むことで出展料の割引が適用される制度があります。
主催者によって割引率は異なりますが、申込時期が早いほど優遇されるケースが一般的です。
早期申込のメリットは費用面だけにとどまりません。人気の高い展示会では好立地の小間が先着順で埋まる傾向にあるため、早めの申込によって来場者の動線上にある有利な位置を確保できる可能性も高まります。出展を検討している展示会が決まっている場合は募集開始と同時に申し込む意識を持つと良いでしょう。
再利用を前提にブースを設計する
ブースの施工・装飾にかかる費用は展示会予算の中でも大きな比率を占めるため、再利用を前提とした設計が有効なコスト削減策になります。タペストリーやバナースタンド、モジュール式のパネルなど、複数回の展示会で使い回せる部材を導入すれば1回あたりの費用負担を分散できるのです。
ただし再利用を意識するあまりデザインの汎用性を重視しすぎると、展示会ごとのテーマやターゲットに合わせた訴求が弱くなるリスクもあります。ベースとなる構造は共通化しつつ差し替え可能なグラフィックパネルを用意するなど、柔軟性を持たせた設計を心がけることをおすすめします。
自社で対応できる作業を内製化する
外部業者へ委託していた作業の一部を自社で対応することも費用削減につながります。例えばSNSでの事前告知やメールでの招待状送付、簡易的なPOPの制作などは社内のリソースで対応できるケースが多いです。
一方で電気工事や大型ブースの施工といった専門性の高い作業は安全面からも外注が不可欠であり、無理な内製化は品質の低下や事故のリスクを招きかねません。内製化の対象は「自社で品質を担保できる範囲」に限定し、専門領域はプロに任せるという線引きが重要です。
優先度の低い費用項目を見極めて削る
予算が限られている場合はすべての費用項目を均等に削るのではなく、優先度の低い項目を見極めて集中的にカットする方法が効果的です。例えば派手な装飾やブース面積の拡大は見栄えには貢献しますが、来場者との商談機会に直結するとは限りません。
反対にノベルティや配布資料は来場者との接点を生む重要なツールであるため、安易に削ると集客効果が下がる恐れがあります。「集客と商談に直結する項目」と「あれば望ましいが必須ではない項目」を分類し、後者から優先的に予算を調整するのが賢明です。
補助金・助成金などの支援制度を活用する
国や自治体が提供する補助金・助成金を活用すれば出展費用の一部を賄うことが可能です。中小企業や小規模事業者を対象とした制度では展示会の出展費用が補助対象に含まれているケースも珍しくありません。
申請には事業計画書の作成や事前審査が必要となる場合が多く、手続きには一定の準備期間がかかります。展示会の出展が決まった段階で利用可能な制度を調べ、申請スケジュールを早めに組んでおくことが大切です。補助金の情報は各自治体の公式サイトや中小企業支援機関のポータルサイトで確認できます。
展示会出展を支援する各種制度については下記の記事もあわせてご確認ください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no17/
まとめ

展示会の予算を適切に組むには費用内訳を漏れなく把握し、各項目の相場感をもとに優先順位をつけることが欠かせません。早期割引やブースの再利用設計、補助金の活用といったコスト削減策も取り入れながら、限られた予算で出展成果を高めましょう。
展示会で来場者に配るノベルティをお探しであれば、森永製菓の「おかしプリント」をぜひご検討ください。ハイチュウやラムネ、ミルクキャラメルといった人気のお菓子にオリジナルデザインを印刷でき、来場者へのお渡しを通じてブースへの集客やブランド認知の向上に役立ちます。最小ロット100個から注文可能で、デザイン入稿後は約2週間で届くため展示会のスケジュールにも組み込みやすいのが特長です。ノベルティの予算や仕様についてはお気軽にお問い合わせください。