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展示会の会場の選び方|押さえるべき選定基準から探し方まで解説

展示会への出展を決めたものの「会場の候補が多すぎて絞り込めない」「選定の基準が分からず手探りで進めている」と感じている担当者は少なくありません。会場は展示会の集客力やブース設計の自由度を大きく左右する要素です。選定を誤ると来場者数の伸び悩みやブース運営のトラブルにつながり、出展そのものの成果に影響を及ぼしかねません。
本記事では展示会の会場選びで事前に整理すべき項目から選定基準、会場タイプごとの特徴までを解説します。
なお本記事でいう「会場選び」には、合同展示会などの出展先を選ぶケースと、自社展示会やプライベートショーの開催場所を選ぶケースの両方を含みます。自社の開催形態に応じて確認すべきポイントを整理しながら読み進めてください。
展示会の会場を選ぶ前に整理すべきこと

展示会の会場を比較・検討する前に、まず自社の出展条件を整理しておくと候補の絞り込みがスムーズになります。ここでは事前に固めておくべき3つの項目を確認しましょう。
展示会の目的とターゲットを明確にする
会場選びの出発点は「出展を通じて何を達成したいか」を定義する作業です。目的が曖昧なまま会場を比較しても判断基準がぶれやすく、結果として条件に合わない会場を選んでしまうリスクが高まります。新規リードの大量獲得を狙うのであれば集客力の高い大規模会場が有力な選択肢となるでしょう。逆に既存顧客への技術提案を重視する場合は落ち着いた雰囲気で商談できる中規模の会場に目を向ける方法もあります。
加えて「誰に届けたいか」も同時に明確にしておく必要があります。ターゲットの業種や役職層が固まれば、主催者が公開している過去の来場者属性データと照らし合わせて出展先を絞り込みやすくなるからです。
出展内容に合うブースの広さを考える
展示会のブースは「小間」と呼ばれる区画単位で申し込むのが一般的です。展示する製品の数や大きさ、設置したい什器、商談スペースの有無などをもとに、何小間必要かを事前に整理しておきましょう。展示台やパネル、テーブルを配置したイメージを持っておくと、必要な広さを考えやすくなります。
小間数が合っていないと当日にブースが狭く感じたり、逆に空間をうまく使い切れなかったりします。簡単なレイアウト図を作り、来場者の動きや通路からの見え方も含めて確認しておくと安心です。商談スペースを設けたい場合は、その分広めのブースが必要になることを考慮しておきましょう。
スケジュールと予算の上限を設定する
展示会の出展を検討する際は、開催時期や準備期間を踏まえて無理のないスケジュールを設定しておく必要があります。人気の高い展示会や大型コンベンション施設で開催される催しは募集開始後すぐに埋まることもあるため、候補となる展示会の開催日程や募集開始時期を早めに確認しておきましょう。
また予算面では出展料だけでなく、ブース施工費、付帯設備のレンタル費、搬入出にかかる配送費、配布物の制作費なども含めた総額で判断することが大切です。出展料だけを見て安価に感じても、関連費用を加えると想定を超えることは珍しくありません。主催者の出展要項とあわせて、施工業者からも見積もりを取って同一条件で比較することで判断しやすくなります。
なお展示会の予算計画についてはこちらの記事で詳しく取り上げています。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no19/
展示会の会場選びで重視すべき基準

展示会の会場選びでは自社の条件を整理した上で、出展先や開催会場を選ぶ必要があります。以下の4つの基準を軸に候補を評価すると優先順位をつけやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
交通アクセスと来場者の利便性
会場へのアクセスは集客に直結する要素です。主要駅からの所要時間や乗り換え回数が多い会場は来場者にとって心理的なハードルとなりやすく、想定した集客数を下回る原因にもなり得ます。ターゲットが全国から来場する催しであれば新幹線の停車駅や空港からの移動手段まで視野に入れる必要があるでしょう。
さらに車での来場が想定される場合は駐車場の収容台数や料金体系もチェックしておきましょう。周辺にコインパーキングが少ないエリアでは駐車待ちが発生し、開場直後の混雑や来場者の離脱を招くおそれがあります。
会場の設備・サービスの充実度
電源容量やインターネット回線、空調設備は出展内容に直結するため仕様を事前に把握しておく必要があります。特にデモ機やデジタルサイネージを使用する場合は電源の容量不足で機器が動作しないリスクを避けなければなりません。Wi-Fiが共用回線のみで帯域に不安がある場合は専用回線の追加手配が可能かも確認しておくとよいでしょう。
加えて出展者向けの付帯サービスが充実しているかも比較の材料になります。備品レンタルの品揃えや荷物の一時保管、出展者専用の駐車場や搬入サポートといった仕組みが整っている会場であれば、出展準備から撤去までの負荷を抑えやすくなるはずです。
なお展示会で必要な備品の一覧についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no32/
会場の雰囲気とブランドイメージとの一致
会場の内装や外観が自社のブランドイメージと合致しているかも見落としがちな判断基準です。例えば高級感を打ち出したい商材であればホテルのバンケットや美術館併設のホールが候補になり、スタートアップの勢いを伝えたい場合はリノベーション施設やオープンスペースも適していると判断できます。
雰囲気は写真だけでは判断しにくいため、候補を絞った段階で実際に足を運んで確認しましょう。天井の高さや照明の色味、壁面の素材感は現地で見て初めて分かる要素が多いためです。下見の際は自社のブースイメージを持参して空間との相性を具体的にシミュレーションしておくのがおすすめです。
搬入・搬出の動線と施工条件
搬入出や施工の実作業は施工業者が担うのが一般的ですが、会場選びの段階で搬入条件や施工規約を把握しておかないと後から想定外のコストやスケジュールの遅れにつながります。
例えば搬入口のサイズやエレベーターの耐荷重によっては大型の展示物を分割搬入せざるを得ず、追加の人員や養生費用が発生するケースがあります。また天井からの吊り下げ不可や床面への固定制限といった施工規約は会場ごとに異なるため、候補会場の資料を施工業者にも共有して実現可能かどうかを早い段階で確認してもらいましょう。
こうした条件を会場決定前に洗い出しておくことで業者への見積もり依頼もスムーズになり、契約後に「この会場ではやりたい演出ができない」といったミスマッチを防げます。
【会場タイプ別】展示会会場の特徴と向き不向き

展示会の会場は大きく3つのタイプに分けられます。それぞれの強みと制約を理解し、自社の出展条件と照らし合わせて選びましょう。
コンベンションセンター・大型展示場
コンベンションセンターは展示会の開催を主目的として設計された施設で、広いフロア面積と高い天井が特徴です。搬入口やホール内の動線が大型展示物の運搬を前提に作られているため、産業機械や大型装置を展示する催しとの相性が優れています。複数のホールや会議室が併設されている会場ではセミナーや商談会が同時開催されることも多く、展示ブースへの回遊が生まれやすい点もメリットです。
一方で大規模会場ならではの注意点もあります。フロア面積が広い分、小間位置によっては来場者の導線から外れやすく、集客に差が出ることがあります。また出展料も高めに設定される傾向があるため、費用対効果を見極めた上で出展を判断しましょう。
ホテルの宴会場・バンケット
ホテルのバンケットは洗練された内装が強みで、高級感のある空間で自社の製品やサービスを訴求したい場合に適しています。来場者にとってもアクセスや宿泊の利便性が高く、遠方からの招待客が多い展示会では来場率の向上が期待できます。
商談を重視する新商品発表会やVIP向けのプライベートショーに適している一方、面積に限りがあるため大規模な展示には向きません。また搬入経路がホテルのバックヤードに限定されることが多く、展示物のサイズや重量に制約が生じやすい点にも注意が必要です。利用を検討する場合はホテル側の担当者と搬入経路やブース施工の可否を早い段階で擦り合わせておきましょう。
レンタルスペース・イベントホール
レンタルスペースは用途の自由度が高くレイアウトや装飾を自社の意図に合わせてカスタマイズしやすい会場です。ギャラリー型やロフト型などさまざまな空間が存在するため、ブランドの世界観を反映した展示を企画しやすいといえます。近年はリノベーションされた倉庫や商業ビルのワンフロアを貸し切れるスペースも増えており、独自性の高い会場演出を狙う企業に注目されています。
ただし大型会場と比べると面積や設備が限られるケースも多いため、搬入経路や電源容量を事前に確認しておく必要があるでしょう。また会場によっては什器や音響設備を自前で用意しなければならない場合もあり、レンタル手配を含めたトータルコストで比較することが大切です。
まとめ

展示会の会場を選ぶ際はまず出展目的とターゲットを明確にし、その上でアクセス・設備・会場タイプといった基準で選択することが大切です。それぞれの要素を一つずつ確認しながら候補を絞り込むことで、自社の出展内容に合った出展先や開催会場を選びやすくなります。本記事で紹介した選定基準や会場タイプの特徴を参考に、会場選びを進めてみてください。
会場選びと並行して準備しておきたいのがブースで配布するノベルティです。
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