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展示会での面白い企画・仕掛けアイディア集!来場者の足を止める施策は?

展示会の会場では数百ものブースが並び、来場者は限られた時間のなかで立ち寄る先を瞬時に選んでいます。そのため通路を歩く来場者の足をいかに止め、ブースに引き込めるかが出展成果を大きく左右します。
こうした課題を解決するカギとなるのが「面白い企画・仕掛け」です。ありきたりなパネル展示だけでは埋もれてしまうブースも、体験型コンテンツや視覚的な演出、参加型企画を取り入れることで来場者の興味を強く引きつけることができます。
本記事では展示会のブースに面白い仕掛けを取り入れるメリット、具体的なアイデアと事例、そして企画を成果につなげるためのポイントまで解説します。
面白い仕掛けやアイディアの中に、ノベルティの要素も入れていただけませんでしょうか…。単なるありきたりなノベルティではなく、面白いデザインだったり驚きのあるノベルティ~みたいな文脈でおかしプリントにつなげられるかなと。
展示会のブースで面白い仕掛けを加えるメリット

ブースに面白い仕掛けを加えることで得られるメリットは集客効果だけではありません。ここでは代表的な2つのメリットを解説しましょう。
通過するだけの来場者をブース内に引き込める
展示会場の通路を歩く来場者の多くはブースの外観を一瞥しただけで通過してしまいます。しかしブース前で目を引く体験型コンテンツやインパクトのある演出が展開されていれば「何をやっているのだろう」という好奇心を刺激でき、立ち止まるきっかけを生み出せるのです。
一度ブースに足を踏み入れてもらえればスタッフとの会話や製品デモへと自然に誘導しやすくなり、名刺交換や商談といった具体的な成果へとつながる可能性が高まります。特に知名度がまだ低い企業や新製品のお披露目を予定している企業にとっては、面白い仕掛けが来場者との最初の接点を作るうえで有効な手段です。
SNSでの自然発生的な拡散を狙える
面白い企画や見た目のインパクトが強い仕掛けは来場者がSNSに「面白い!」と写真や動画を投稿するきっかけになります。来場者の自発的な投稿は広告とは異なり、閲覧者から信頼を得やすいリアルな口コミとして機能するため、会場にいない層にまでブランドの認知を広げる効果が期待できます。
SNSでの拡散を意識するならフォトスポットの設置やハッシュタグの指定、投稿特典の用意といった導線を設計しておくのも効果的です。会期中のSNS投稿数をKPIとして設定しておけば投稿の反響を数値で把握でき、次回以降の企画改善にもデータを生かせます。なお展示会の集客力を高めるPR施策については下記の記事もあわせてご覧ください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no1/
展示会の面白い企画・仕掛け(体験型コンテンツ編)

来場者を「見るだけ」から「参加する」へ引き上げる体験型コンテンツは、面白いブースを作るうえで欠かせない要素です。ここでは代表的な3つの手法を紹介します。
AR・VRを使った製品の仮想体験
AR(拡張現実)やVR(仮想現実)は来場者に現実では再現しにくいスケール感や使用環境をその場で体験してもらえる技術です。たとえば大型の産業機械を扱うメーカーであればVRゴーグルを通じて実機の操作シミュレーションを提供できるほか、住宅設備のメーカーであればARを使って完成イメージを来場者のスマートフォン上に投影することも可能です。
こうした仮想体験は来場者の記憶に残りやすいだけでなく、体験の様子をSNSに投稿したいと感じるきっかけにもなります。導入コストは年々下がっており、タブレット端末1台から手軽に始められるARアプリも増えているため、予算に応じた規模で取り入れやすくなっています。
ワークショップ形式のハンズオン体験
来場者自身が手を動かして参加するワークショップは滞在時間を自然に延ばせる効果的な手法です。例えば素材メーカーであれば自社素材を使った簡単な工作体験を提供し、完成品をそのまま持ち帰ってもらうことで製品の魅力を体感してもらえます。
ワークショップ形式の利点はスタッフと来場者が同じ作業を共有することで、会話が自然に生まれる点にあります。製品の特長や活用シーンを雑談のなかで伝えられるため、一方的なプレゼンテーションよりも来場者の理解と共感を得やすい手法です。参加者には名前と連絡先を記入してもらう形にすれば、リード情報の獲得にもつなげられます。
その場で試せる製品デモンストレーション
実際の製品をその場で操作・試用できるデモンストレーションは来場者の購買意欲に直結しやすい施策です。パンフレットや映像だけでは伝わりにくい使用感や操作性を五感で体験してもらえるため、検討段階の来場者を商談フェーズへと引き上げる効果が期待できます。
デモの実施に際してはスタッフが製品の使い方を簡潔に説明しながら来場者に操作してもらう「ガイド付き体験」スタイルが有効です。体験時間は1人あたり数分程度に収めると回転率を保ちつつ十分な体験を提供できるバランスを取りやすくなります。
展示会の面白い企画・仕掛け(視覚・空間の演出編)

体験型コンテンツと並んで重要なのがブースの視覚的なインパクトです。遠くからでも目を引くビジュアルや没入感のある空間演出は来場者が「行ってみたい」と感じる動機づけになります。
テーマ性のある空間デザインで没入感を作る
ブース全体を一つのテーマで統一した空間に仕立てると来場者に非日常感を提供でき、記憶に残る体験を生み出せます。例えば「近未来のオフィス」「森の中の研究所」といったコンセプトを設定し、壁面や床、照明、BGMまでテーマに沿って演出すればブースに一歩足を踏み入れた瞬間から来場者を世界観に引き込めるのです。
テーマ性のある空間は写真映えもしやすいため、SNS投稿を促進する副次的な効果も見込めます。ただしテーマの世界観を追求しすぎて自社の製品やサービスとの関連性が薄れてしまうと来場者の印象に商材が残りにくくなるため、自社のブランドメッセージとテーマの整合性を事前に確認しておくことが大切です。
3D映像やデジタルサイネージで動きのあるブースに仕上げる
LEDパネルやプロジェクションを活用した映像演出は静止画のポスターでは実現できない動きと立体感でブースの注目度を高めてくれます。通路を歩く来場者の視界に動きが飛び込むことで自然と視線が向かい、足を止める確率が上がるためです。
例えば大型のLEDウォールに製品の3Dアニメーションを映し出してブースのアイキャッチとして機能させる手法や、床面プロジェクションで来場者の足元にインタラクティブな演出を加える手法など活用方法は多彩です。映像演出の具体的な手法や導入のポイントについては下記の記事もあわせて参照してください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no3/
展示会の面白い仕掛け(参加型・ゲーミフィケーション編)

「楽しい」「得した」と感じてもらえるゲーミフィケーション要素は、ブースへの集客力を高めるうえで即効性のある施策です。ここでは取り入れやすい2つの企画を紹介します。
クイズラリーやスタンプラリーで回遊を促す
ブース内に複数のチェックポイントを設けてクイズやスタンプを集めてもらう形式の企画は、来場者の回遊性を高めつつ自社製品の理解促進にもつながります。例えば製品ラインナップが多い企業であればチェックポイントごとに異なる製品を紹介し、全問正解した来場者にノベルティを渡す仕組みにすれば参加率を高めることが可能です。
ラリー形式の企画はブース滞在時間を自然に延ばせるだけでなく、来場者が自発的に製品情報を読み取ってくれるため記憶への定着率も向上します。紙の台紙でも手軽に実施できますが、QRコードを使ったデジタルスタンプラリーにすれば参加者のデータ取得も容易になります。
カプセルトイやくじ引きで「当たる楽しさ」を提供する
カプセルトイ(ガチャガチャ)やくじ引きは景品が当たるワクワク感で来場者をブースに引き寄せる定番の手法です。名刺交換やアンケート回答を参加条件にすればリード獲得の仕組みと自然に組み合わせられます。
景品には自社製品のサンプルやオリジナルグッズのほか、企業ロゴ入りのお菓子など印象に残りやすいアイテムを選ぶのがポイントです。高額な景品を少数用意するよりも種類を多くして「何が出るか分からない」感覚を演出するほうが参加者の満足度は高まりやすい傾向にあります。カプセルトイのマシンをブース入口付近に配置すると通路からの視認性が上がり、集客効果をさらに引き出せます。
展示会で面白い企画を成果につなげるためのポイント

面白い仕掛けを取り入れるだけではビジネス成果に直結するとは限りません。展示会の企画を確実に成果へつなげるために押さえておきたい3つのポイントを解説します。
出展の目的と仕掛けのゴールを一致させる
展示会向けの仕掛けを考える際はまず「この企画を通じて何を達成したいのか」を明確にしておくことが重要です。目的が新規リードの獲得であれば参加時に名刺交換を組み込む設計が必要になりますし、ブランド認知の拡大が目的であればSNS投稿を促す導線が優先されます。
目的とゴールが不一致のまま面白さだけを追求すると「盛り上がったが商談にはつながらなかった」という結果に陥りがちです。企画の立案段階で「この仕掛けに参加した来場者を最終的にどう行動させたいか」を定義しておけば必要な導線や計測指標も自然と決まります。
ブランドイメージとの整合性を事前に確認する
どれだけ面白い企画であっても自社のブランドイメージと大きく乖離している場合は逆効果になるリスクがあります。例えば信頼や安心感を訴求したいBtoB企業が派手なエンタメ要素だけを前面に押し出すと「ブランドの軸がぶれている」と受け取られかねません。
企画を検討する段階で社内のブランドガイドラインや過去の出展トーンと照らし合わせ、来場者にどう受け取られるかをシミュレーションしておきましょう。面白さとブランドらしさを両立させることで来場者に好意的な印象を残しつつ、企業としての信頼感も維持できます。
仕掛けから商談導線への橋渡しを設計しておく
仕掛けで来場者の足を止めた後にどうやって商談へつなげるかは事前に設計しておく必要があります。体験コンテンツに参加した来場者をそのまま見送ってしまうのは大きな機会損失です。
具体的には体験終了後にスタッフが声をかけて製品資料を渡す、アンケートに回答してもらう、あるいは商談スペースへ案内するといったステップを動線として組み込んでおくのが有効です。
なおブース内の動線設計については下記の記事も参考にしてみてください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2602no7/
まとめ

展示会のブースに面白い企画や仕掛けを取り入れることで通過するだけの来場者をブースに引き込み、SNSでの拡散効果も期待できます。体験型コンテンツ、視覚・空間の演出、ゲーミフィケーション要素といった手法を自社の出展目的やブランドイメージと整合させながら活用し、仕掛けから商談への導線まで一貫して設計することで展示会の成果を最大化しましょう。
なお来場者への配布物としてインパクトのあるノベルティを用意すれば、面白い仕掛けとの相乗効果でさらに印象を強められます。森永製菓の「おかしプリント」(https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/)なら、ハイチュウやラムネ、ミルクキャラメルに企業ロゴやメッセージをプリントして配布できます。カプセルトイの景品やワークショップの参加賞としても活用すれば来場者の記憶に残る体験を演出できるでしょう。最小100個から注文可能で、デザイン入稿後2週間で納品されるため出展準備と並行して手配を進めやすい点も特徴です。ノベルティ選びに迷っている方はお気軽にご相談ください。
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