- Top
- なごやか演出ノウハウ
- 展示会受付のマナーや仕事内容、服装を解説|好印象のコツと事前準備も
展示会受付のマナーや仕事内容、服装を解説|好印象のコツと事前準備も

展示会の受付は来場者がブースに接触する最初のポイントです。受付での対応が来場者の第一印象を決定づけ、その後の商談や関係構築に影響を与えます。ところが「受付では具体的に何をすればいいのか」「どのような服装や振る舞いが適切なのか」といった疑問を抱える担当者は少なくありません。
そこで本記事では展示会受付の基本的な仕事内容から、押さえておきたいビジネスマナー、スムーズな運営のための事前準備までを解説します。
展示会受付の基本的な仕事内容

展示会受付の担当者が行う業務は多岐にわたります。ここでは代表的な以下3つの業務について解説します。
- 来場者の受付・案内対応
- 来場者の名前確認・名簿管理
- 資料・ノベルティの配布
来場者の受付・案内対応
展示会受付の基本的な業務の一つがブースを訪れる来場者への対応です。来場者を笑顔で迎え入れ、目的やニーズを把握した上で、適切な対応につなげることが求められます。
ブースに立ち寄った来場者には、まず挨拶と声掛けを行い、「どのような製品にご興味をお持ちですか」「何かお探しのものはございますか」と来場目的を確認しましょう。それらの情報をもとに、適切な担当者や展示エリアへ案内します。製品説明を希望する来場者には説明員を呼び、デモンストレーションを見たい来場者にはデモエリアへ誘導するのが仕事です。
来場者の名前確認・名簿管理
ブースを訪れた来場者が事前招待した顧客なのか、当日の一般来場者なのかを見極め、名簿で管理するのも受付の役割です。誰がいつブースに立ち寄ったかを記録しておけば、展示会終了後の振り返りや次回の改善にも役立ちます。
事前に招待した顧客が訪れた際は、名前を確認して招待者リストと突き合わせます。招待状や事前送付したメールを持参している場合もあれば、名刺を差し出されるケースもあります。
当日ふらりと立ち寄った一般の来場者からは名刺をいただく、もしくは簡易的な来場者記録用紙に社名・名前を記入してもらいましょう。なお収集した名刺や記録用紙は個人情報です。受付デスクに放置せず、ケースやファイルで厳重に管理してください。
資料・ノベルティの配布
受付では製品パンフレットやノベルティの配布も重要な業務です。資料配布の際は、すべての来場者に同じ資料を渡すのではなく、関心分野に応じて選別することがポイントです。「製品Aにご興味をお持ちでしたら、こちらの詳細資料もお持ちください」と一言添えるのがコツです。
ノベルティは来場者との会話のきっかけになります。「よろしければこちらをどうぞ」と渡すことでブースへの好感度が上がり、製品への興味を引き出すきっかけにもなります。実用性のあるノベルティや話題性のあるアイテムは、受け取った来場者の記憶に残りやすいので積極的に活用しましょう。
展示会受付で押さえておきたいビジネスマナー

ここでは展示会の受付担当者が押さえておくべきビジネスマナーを3つ解説します。
- 明るい笑顔と丁寧な挨拶
- 名刺の受け取り方と名刺管理
- 清潔感・信頼感が伝わる服装
明るい笑顔と丁寧な挨拶
展示会の受付担当者の心構えとして、来場者がブースに近づいてきた瞬間から明るい表情で迎える姿勢が大切です。しかし長時間の立ち仕事で疲れると、無意識のうちに表情が硬くなりがちです。定期的に鏡を見て表情を確認したり、休憩時間にリフレッシュしたりして、常に明るい表情を維持しましょう。
挨拶は声のトーンとボリュームにも気を配ります。小さな声で聞き取りにくい挨拶では来場者に届かず、一方で大きすぎる声は周囲のブースに迷惑をかけるおそれがあります。会場の雰囲気に合わせた適切なボリュームで、はっきりと挨拶しましょう。
また来場者の目を見て挨拶することで、「あなたを歓迎しています」というメッセージが伝わります。視線をそらしたまま挨拶すると、そっけない印象を与えかねないため、アイコンタクトも意識してください。
名刺の受け取り方と名刺管理
名刺交換はビジネスシーンにおける基本マナーです。名刺を受け取る際は、両手で丁寧に受け取ります。相手が片手で差し出した場合でも、こちらは両手で受け取るのがマナーです。受け取ったら「頂戴いたします」と一言添え、名刺に記載された内容を確認しましょう。
受け取った名刺はすぐにしまうのではなく、一度しっかりと目を通してから収めます。社名や役職を確認し、「〇〇部の部長でいらっしゃるのですね」と会話につなげることで、相手に対する関心を示せると好印象です。
清潔感・信頼感が伝わる服装
受付担当者の服装は、企業の信頼感を左右する重要なポイントです。
女性の場合、ジャケットとスカートまたはパンツの組み合わせが基本です。色はネイビー、グレー、ベージュといった落ち着いたトーンを選び、派手すぎない印象を心がけます。男性の場合、スーツまたはジャケットにスラックスの組み合わせが適しています。シャツは白か淡いブルーを選び、ネクタイの着用は展示会の雰囲気に合わせて判断します。髭の剃り残しや寝癖がないか、出発前に身だしなみを十分に確認することも大切です。
足元は革靴やパンプスを選び、スニーカーやサンダルは避けましょう。長時間立ち続けることを考慮し、履き慣れた靴で参加することをおすすめします。
なお展示会における服装については、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no6/
展示会受付で印象アップを図るコツ

次に展示会受付で実践すると印象アップにつながるコツについて、以下の3つの観点からご紹介します。
- 受付に誘導するサイン・目印を設ける
- 来場者に合わせた挨拶を心がける
- 自社製品・ブースについて簡単に説明する
受付に誘導するサイン・目印を設ける
展示会受付をスムーズに進めるためには、来場者がブースを訪れた際、どこで受付すればいいのかが一目でわかる工夫が必要です。目立つサインや目印をブース内に設置し、スムーズな動線を作りましょう。
受付カウンターの位置は通路側に配置し、来場者がブースに入りやすくなるように工夫しましょう。一方で奥まった位置に受付があると、入り口のハードルが上がり、立ち寄りにくくなるおそれがあります。人の流れをシミュレーションし、来場者がストレスなく受付にたどり着ける動線を設計しましょう。
来場者に合わせた挨拶を心がける
展示会受付では画一的な対応ではなく、相手の状況を読み取った声掛けが効果的です。初めての来場者に対しては、まだ自社や製品についての理解が不足している可能性が高いため、挨拶と共に簡単な説明を行うのがおすすめです。急いでいる様子の来場者には手短に要点を伝え、関心を示している来場者には丁寧な説明を行うなど、柔軟に対応しましょう。
海外からの来場者には、英語での挨拶を用意しておくと好印象です。「Hello, welcome to our booth」「May I help you?」といった基本フレーズを覚えておくだけで、対応の幅が広がります。
なお展示会での英語対応については、下記の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no2/
自社製品・ブースについて簡単に説明する
受付担当者も自社製品やブースの概要について説明できる知識を持っておきましょう。来場者から質問を受けた際に、最低限の回答ができると信頼性が高まるからです。
製品のカテゴリや主な特徴、導入メリットといった基本情報は事前に把握しておき、説明員やデモエリアの位置も頭に入れておきましょう。「詳しい説明をご希望でしたら、奥のデモエリアでご案内いたします」と案内できるようにしておくと、来場者を適切な場所へ誘導できます。
分からない質問を受けた場合は正直に「詳しい担当者をお呼びいたします」と伝えて構いません。曖昧な回答をするよりも、正確な情報を提供できる担当者につなぐほうが信頼性を損ないにくいです。
展示会受付をスムーズに進めるための事前準備

展示会当日の受付業務を円滑に進めるには十分な事前準備が欠かせません。当日慌てないよう、以下の3つのポイントを確認しておきましょう。
- 受付フローと対応マニュアルの用意
- 当日を想定したリハーサルを実施
- 受付スタッフのシフト作成
受付フローと対応マニュアルの用意
展示会当日の受付をスムーズに進めるためには、受付業務の流れをマニュアル化し、担当者間で共有しておくことが重要です。マニュアルには以下のような項目を含めましょう。
- 来場者への基本的な挨拶と声掛けの例
- 名刺交換の手順と名刺の分類基準
- 来場者情報の記録方法と入力項目
- 資料・ノベルティの配布基準
- トラブル発生時の対応手順と連絡先
また想定されるQ&Aリストも準備しておきましょう。「製品の価格帯は?」「導入事例はある?」「カタログはもらえる?」といった基本的な質問に対する回答を整理しておくことで、受付担当者が自信を持って対応できます。
当日を想定したリハーサルを実施
展示会の前日または数日前には、受付業務のリハーサルを実施しましょう。リハーサルでは、実際のブースレイアウトを想定した動きを確認します。来場者が入ってきた際の立ち位置、名刺交換のタイミング、資料を渡す動作などを一連の流れとして練習しましょう。
ロールプレイング形式で、来場者役と受付役に分かれて練習するのも効果的です。急いでいる来場者、質問が多い来場者など、想定されるさまざまなパターンを演じることで、柔軟な対応力が身につきます。リハーサルを通じてマニュアルの不備や動線の問題点が見つかることもあるので、積極的に活用しましょう。
受付スタッフのシフト作成
展示会当日の受付スタッフの疲労を考慮したシフトを作成し、常に質の高い対応ができる体制を整えましょう。シフト作成の際は、休憩時間を確実に確保することが重要です。連続して立ち続けると集中力が低下し、対応品質も落ちてしまいます。なるべく2〜3時間ごとに交代できるローテーションを組みましょう。
来場者が集中する時間帯には人員を厚く、比較的落ち着いている時間帯は少人数で回すといった調整も取り入れましょう。万が一に備え、緊急時の連絡体制も整えておくのが大切です。体調不良や交通トラブルでスタッフが遅刻・欠勤する可能性も想定し、バックアップ要員を確保しておくと当日慌てずに済みます。
まとめ

展示会受付は、来場者との最初の接点として企業イメージを形作る重要な役割を担います。基本的な仕事内容を理解し、ビジネスマナーを身につけ、事前準備を徹底することで、来場者に好印象を与える対応を実現できます。本記事を参考に、受付業務の質を高め、展示会を成功に導いてください。
なお展示会での好印象づくりには、他者と差別化したノベルティも効果的です。森永製菓の「おかしプリント」なら、ハイチュウなどの人気菓子に企業ロゴやメッセージをプリントして配布できます。受付で「よろしければどうぞ」とノベルティを渡すことで、来場者との距離がぐっと縮まります。最小100個から注文でき、デザイン入稿後約2週間で届くため、展示会準備と合わせて手配可能です。ノベルティ選びでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。