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展示会出展時、ポスターのデザインのコツは?制作時の注意点も解説

展示会出展時におけるポスターはブースから距離がある来場者に情報を届けられる訴求力の高いツールです。製品やサービスの特徴を視覚的に伝え、ブースの存在を遠くからアピールすることで、来場者の興味を惹きつける効果があります。
しかし「どのように制作すればいいのか」「制作時に気をつけるべきことは何か」と悩む担当者も少なくありません。
そこで本記事では展示会出展時のおける、ポスター制作の手順から効果的なデザイン、制作時に注意すべきポイントまで具体的に説明します。
展示会でのポスターを制作する目的

展示会出展時にポスターを制作する目的について、まずは2つのポイントを解説します。
来場者の注目を集める
展示会におけるポスター制作の第一の目的は来場者の注目を集めるためです。
来場者は数多くのブースが並んでいる中、限られた時間で効率的に情報収集をしたいと考えています。こうした環境では視覚的に目立つポスターを配置した企業が有利です。
大きな文字や鮮やかな色、インパクトのある写真を使ったポスターは、通路を歩く来場者の足を止める効果があります。「何が書いてあるのか」「どんな製品なのか」と興味を引き出せれば、ブース訪問へのきっかけになるのです。またポスターは遠くからでも視認できるため、横断幕やパネルと同様に集客ツールとしても機能します。
商品・サービスの情報を効果的に伝える
展示会におけるポスター制作ののもう一つの目的は商品やサービスの情報を効果的に伝えるためです。ポスターには製品の特徴、導入メリット、価格帯、事例といった情報を掲載できることから、営業スタッフの説明を補完する役割を果たします。
特に混雑したブースではスタッフが全ての来場者に対応しきれない場合があります。こうした状況でもポスターのような情報源があれば、来場者は自分のペースで情報を読み取れます。興味を持った来場者はポスターを見た後にスタッフに質問するため、商談の質が高まるメリットも生まれるのです。
展示会でのポスターの作り方

ここからは展示会でのポスターの作り方について5つのステップに分けて解説します。
ポスターの目的とターゲットを明確にする
展示会でのポスターを作る前に目的とターゲットを明確にしましょう。ポスターで何を伝えたいのか、誰に向けて情報を発信するのかを決めることで、デザインの方向性が明確になります。目的に関しては「新製品の認知度向上」「導入事例の紹介」「問い合わせ件数の増加」といった具体的なゴールを設定してください。目的が曖昧なまま制作を進めるとメッセージが散漫になり、来場者に伝わりにくくなります。
また製造業の設計担当者、IT企業の経営者、小売業のバイヤーなど、想定する来場者の属性も具体化してください。ターゲットによって響くメッセージやビジュアルは異なるため、最初の段階で絞り込むことが重要です。
テンプレートを参考に全体像を固める
展示会でのポスターのデザインに慣れていない場合は、展示会ポスターのテンプレートを参考にすると効率的です。
テンプレートを探す際は、無料で提供されているデザインツールやテンプレートサイトを活用しましょう。「Canva」や「Adobe Express」といったツールには、ビジネス向けのポスターテンプレートが豊富に用意されています。業種や目的に応じたテンプレートを選んで自社の情報に置き換えていくのが効率的です。
ただしテンプレートをそのまま使うと他社と似たデザインになるリスクがあります。色やフォント、レイアウトを調整し、自社らしさを加えることでオリジナリティを演出しましょう。
キャッチコピーと掲載内容を決める
展示会でのポスターに掲載するキャッチコピー・掲載内容は、短く簡潔に製品やサービスの価値を伝える言葉を選んでください。
「導入実績5000社突破」「コストを40%削減」「最短1週間で納品」といった具体的な数字やメリットを盛り込むと、来場者の関心を引きやすくなります。抽象的な表現は避け、自社の強みを端的に示すメッセージを選びましょう。
掲載内容は情報の優先順位をつけて整理することをおすすめします。つまり製品名、キャッチコピー、主な特徴、導入メリット、問い合わせ先といった要素を重要度の高い順に配置するのがコツです。全ての情報を詰め込むのではなく来場者が一目で理解できる情報量に絞り込むことがポイントです。
配色とレイアウトを決める
展示会でのポスターデザインは配色とレイアウトを重視しましょう。
配色に関しては背景色と文字色のコントラストを強めることで遠くからでも読み取りやすいポスターを仕上げられます。企業カラー・ブランドカラーを背景や見出しに使用し、企業の統一感を演出するのも効果的です。ただし企業カラーが淡い色の場合、そのまま使うと視認性が落ちるため濃淡を調整する必要があります。
なおレイアウトは視線の動きを考慮して設計しましょう。人の視線は左上から右下へと動くZの字型が基本です。重要な情報を左上や中央上部に配置し、視線の流れに沿って情報を並べることで、来場者がスムーズに内容を理解できます。
関連して、おしゃれな展示会ポスターを目指す場合は余白を効果的に活用しましょう。情報を詰め込みすぎると読みにくくなるものの、適度な余白を確保すると洗練された印象を与えられます。
制作会社に発注する
展示会でのポスターのデザインが固まったら制作会社に発注します。
ポスター制作を専門とする印刷会社やデザイン会社に依頼することで、高品質な仕上がりが期待できます。発注時にはサイズ、枚数、用紙の種類、納期を明確に伝えてください。その際にはポスターの用紙の種類も確認すると良いでしょう。光沢紙は発色が良く写真映えしますが、照明の反射で読みにくくなることがあります。一方でマット紙は反射を抑えられるため照明の強いブースに適しています。
なおポスター制作の見積もりは複数の会社から取り寄せて費用とサービス内容を比較するのもおすすめです。デザインから印刷までワンストップで対応してくれる会社を選べば、やり取りの手間を省けます。
展示会出展時のポスターを効果的にデザインするコツ

次に展示会におけるポスターのデザインで押さえておきたいポイントを3つ解説します。
距離があってもインパクトが伝わるデザインにする
展示会で用意するポスターは遠くから見たときにもインパクトが伝わるデザインにしましょう。
キャッチコピーや製品名は3〜5m離れた位置からでも読めるくらいの大きめの文字サイズが理想です。色使いに関しては鮮やかな色や高彩度の色を用いると、遠くからでも目を引きます。赤、青、黄色といった原色系は視認性が高くインパクトを与えられます。ただし多色使いは統一感を損なうためメインカラーとアクセントカラーの2〜3色に絞るのがコツです。
写真や図版を大きく配置するのも効果的です。製品の外観や使用シーンを大きく見せることで視覚的なインパクトを高められます。
情報量を絞り込んでシンプルにする
展示会で用意するポスターのデザインは情報量を絞り込んでシンプルにすることが重要です。
1枚のポスターで伝える情報は3〜5つ程度に絞りましょう。キャッチコピー、製品の主な特徴、導入メリット、問い合わせ先といった最低限の情報だけを掲載し、詳細はパンフレットや口頭説明に任せます。
文字数も控えめが原則です。短い文やキーワードで情報を伝えましょう。たとえば、箇条書きを活用すれば複数の情報を整理しながら簡潔に表現できます。
ブランドカラーで統一感を出す
展示会で用意するポスターのデザインはブランドカラーを活用して統一感を出しましょう。
企業のブランドカラーをポスターに取り入れることで、ブース全体の一体感が生まれます。ブランドカラーは背景色、見出しの色、アクセント色のいずれかに使用するのがおすすめです。中でもロゴと同じ色をポスターに使用すると企業の印象を強化できます。複数のポスターを制作する場合も同じブランドカラーで統一するのがコツです。
ただしブランドカラーが淡い色や白に近い場合、そのまま使うと視認性が低下してしまいます。その場合にはブランドカラーを濃くするかアクセントカラーとして部分的に使う工夫が必要です。
これらは横断幕やパネル、ブースの装飾と色を揃えることも印象的なブースを作るコツです。
展示会用のパネルの作り方のポイントは下記の記事でも解説しているので、合わせてご覧ください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no18/
展示会ポスターを制作する際の注意点

最後に展示会ポスター制作で失敗しないために押さえておきたい注意点を2つ解説します。
ブース環境に合わせたサイズにする
展示会でのポスターのサイズは、ブースの広さや設置場所に合わせて選びましょう。サイズが適切でないとポスターが小さく見えたり、逆に圧迫感を与えたりしてしまうからです。設置場所に関しても壁面に直接貼る場合、パネルスタンドに立てる場合、天井から吊り下げる場合など、設置方法によって適切なサイズが変わるので事前確認が必須です。会場の規定で貼り付けが禁止されている場合もあるため必ず調べておきましょう。
複数のポスターを並べる場合は、サイズを統一するか意図的にサイズに変化をつけるかを決めてください。統一すれば整然とした印象になり、変化をつければダイナミックな視線の動きを作り出せます。
納期に余裕を持って発注する
展示会ポスターの制作には十分な時間を確保しましょう。デザインの検討から印刷、納品までには数日〜数週間程度かかります。展示会直前に発注すると納期が間に合わないリスクも出てくるため注意が必要です。
またデザイン制作から依頼する場合にはデザインの修正回数も考慮します。初回のデザイン案で即決できれば良いものの、実際には何度か修正が入るケースが多いです。修正のたびに数日かかるため余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
その他に注意しておくべき点として繁忙期も挙げられます。印刷会社によっては繁忙期に納期が延びることがあります。特に大型展示会の開催前は注文が集中するため早めに発注しておくと安心です。遅くとも展示会の3週間前には発注を完了させておきましょう。
まとめ

展示会でのポスターを活用することで遠くからでも来場者の目を引き、製品やサービスの魅力を視覚的に伝えられます。本記事で解説した制作手順とデザインのコツを参考にブースに合った効果的なポスターを制作してください。
なお展示会で好印象を残すには、ポスターと合わせてノベルティの活用も効果的です。森永製菓の「おかしプリント」なら、ハイチュウやラムネプリングルズ<ラムネに差し替え>に企業ロゴをプリントして配布できます。来場者との会話のきっかけになり、ブースでの滞在時間を延ばす効果も期待できます。最小100個から注文でき、デザイン入稿後約2週間で届くため、ポスター制作と並行して準備できます。展示会の準備でお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。