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展示会の横断幕・垂れ幕の選び方は?印象的なブース設計のポイント

展示会で目立つブースを作るには横断幕や垂れ幕を活用するのが効果的です。通路を歩く来場者の視線を集め、企業やブランドの存在を瞬時に印象づける役割を果たすからです。
しかし「どのサイズを選べばいいのか」「デザインのポイントは何か」と迷う担当者も少なくありません。
そこで本記事では横断幕・垂れ幕の選び方から印象的なブースを作るコツまで、実践的なポイントを解説します。
展示会で横断幕・垂れ幕を使うメリット

展示会で横断幕や垂れ幕を活用するメリットや役割について、まずは3つの視点から解説します。
遠くからでも目立つ視認性がある
展示会で横断幕・垂れ幕を活用するメリットとして遠方からでも企業やブースを認識できる視認性の高さが挙げられます。大きな文字やロゴを掲載することで、通路の向こう側を歩く来場者にも自社の存在をアピールできます。
規模によっては数十社、数百社が出展する環境では、視線の高い位置に目立つ装飾を配置する企業が有利です。来場者は会場を歩きながら「どのブースに立ち寄ろうか」と判断しているため、遠くからでも認識できる横断幕があれば、来場者の選択肢に入りやすくなります。
ブランドイメージを効果的に訴求できる
展示会の横断幕はブランドの世界観や企業のメッセージを視覚的に伝える手段としても優れています。企業カラーやロゴ、キャッチコピーといった要素をデザインに盛り込むことで、ブランドの統一感を演出し、来場者の記憶に残りやすくなります。
例として先進的な技術を打ち出す企業であれば、シャープなフォントとブルー系のカラーで先進性を表現できます。伝統や信頼を重視する企業なら、落ち着いたトーンと格式あるデザインが適しています。
コストパフォーマンスに優れる
展示会の横断幕・垂れ幕は、他の装飾方法と比べてコストを抑えながら高い効果を発揮できます。大型のLEDパネルやデジタルサイネージを導入する場合、数十万円から数百万円の費用がかかりますが、横断幕であれば数万円から制作可能です。会場や用途に応じて複数のデザインを用意することも、横断幕であれば予算内で実現しやすいです。
また横断幕の制作期間は比較的短く、デザイン確定から納品まで数日〜数週間程度で完了することが一般的でもあります。大型装飾の設計・施工を依頼する場合は数週間から1か月かかるケースもあるため、横断幕はスピード面でも有利です。
展示会の横断幕・垂れ幕の選び方

次に展示会で使う横断幕・垂れ幕の選び方について2つのポイントをご紹介します。
ブースサイズに合わせたサイズを選ぶ
横断幕のサイズはブースの大きさと天井高に合わせて選びましょう。小さすぎる横断幕では視認性が低く、大きすぎる横断幕は圧迫感を与えてしまいます。
天井高に関しては展示会場によって設置高さの制限があるため、事前に会場のルールを把握しておく必要があります。東京ビッグサイトや幕張メッセといった大規模会場では天井が高いため大きめのサイズでも設置可能です。一方で地方の展示施設では大型の垂れ幕は設置できない場合があるため、事前に出展ルールをご確認ください。
なお横断幕を設置する位置も考慮しましょう。通路側の柱に掲げる場合、ブース背面に設置する場合、天井から吊り下げる場合など、それぞれのシチュエーションに応じたサイズを選択してください。
素材ごとの特徴を踏まえて選ぶ
展示会用の横断幕でよく使われる素材は「ターポリン」と「トロマット」の2種類です。
ターポリン素材は耐久性と発色の良さが特徴です。表面に光沢があり鮮やかな色彩を表現でき、屋内外問わず使用複数回の展示会で使い回したい場合に適しています。やや重量はあるものの。丈夫で長持ちするため、コストパフォーマンスに優れています。
トロマット素材は軽量でマットな質感が特徴です。光沢を抑えた仕上がりで落ち着いた印象を与えられます。布製に近い風合いを持ちながらターポリンより軽いため、設営や撤収の負担を軽減できます。高級感を演出したい場合や、金融・法律といった堅めの業界の展示会におすすめです。
なお素材によって印刷方法や納期が変わるため、事前に制作会社に確認しておきましょう。サンプルを取り寄せて質感を確認してから発注すると安心です。
展示会の横断幕を効果的にデザインするポイント

ここからは横断幕のデザインで押さえておきたいポイントを3つご紹介します。
キャッチコピーは短く簡潔にする
横断幕に掲載するキャッチコピーは短く簡潔にまとめることが重要です。来場者は通路を歩きながら一瞬で情報を読み取るため、長い文章は読まれないことを前提に考える必要があります。
文字数の目安は10〜15文字程度です。企業名や製品名を含める場合も、全体で20文字以内に収めるのが理想です。「業界No.1の実績」「コストを50%削減」「最短2週間で導入可能」といった具体的な数字やベネフィットを盛り込むと、来場者の関心を引きやすくなります。
ただし「お客様の課題を解決します」「最高品質のサービスを提供」といった抽象的なフレーズは、どの企業でも使える内容であり差別化につながりません。「導入実績3000社突破」「24時間365日サポート対応」のように、自社の強みを具体的に示すメッセージを選んでください。
配色とコントラストを意識する
展示会で使用する横断幕の配色は視認性と企業イメージを考慮して選びます。背景色と文字色のコントラストが弱いと、遠くから見たときに文字が読みにくくなります。視認性が高いのは、白地に黒文字、濃紺地に白文字、赤地に白文字といった配色の組み合わせです。一方で黄色地に白文字、グレー地に黒文字といった組み合わせは、コントラストが弱く読みにくくなるため避けてください。
またブランドカラーを背景に使い、ロゴや文字をその補色で配置するなど、ブランドの統一感と視認性を両立させるデザインもおすすめです。企業カラーが淡い色の場合、そのまま背景に使うと視認性が落ちるため、濃淡を調整するかアクセントカラーを追加しましょう。
関連して、色の数は3色以内に抑えるとまとまりのあるデザインになるので、メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3色を基本に構成しましょう。
ロゴ・企業名を目立たせる
展示会の横断幕で企業ロゴと企業名を目立たせるには、配置とサイズ、色の工夫が重要です。ロゴを目立たせるには、横断幕の上部または中央に配置しましょう。来場者の視線は上から下へ、左から右へと動くため、視線の流れを意識した配置が効果的です。ロゴの直下または横に企業名を配置し、ロゴと企業名をセットで認識されるようにしましょう。
またロゴや社名だけでなく企業のシンボルカラーを横断幕全体に取り入れることも効果的です。ブースの他の装飾と色を揃えることで「この色=この企業」という印象を与えることができるからです。
展示会の横断幕を活用して印象的なブースを設計するコツ

最後に横断幕を活用して印象的なブースを設計するコツを3つ解説します。
設置場所と高さを工夫する
展示会における横断幕の設置場所と高さは、来場者の視線と動線を意識して決めましょう。たとえば通路側の高い位置に設置すれば、遠くから歩いてくる来場者の目に留まります。また天井から吊り下げる垂れ幕は、ブース全体を大きく見せる効果も。高い位置に設置することで、周囲のブースよりも存在感を増し、来場者の注目を集められるようになるのです。
複数の横断幕を設置する場合、高さに変化をつけるのも有効です。メインの横断幕を高い位置に、サブの横断幕を低い位置に配置することで、視線の動きを作り出し、ブースに立体感を演出できます。
照明を効果的に使う
展示会で横断幕の視認性を高めるには照明を活用するのも効果的です。色温度を調節すると視認性を高めつつブランドイメージを向上させることもできます。たとえば昼光色(白っぽい光)は清潔感や先進性を演出し、電球色(オレンジっぽい光)は温かみや親しみやすさを演出可能です。
なお照明を設置する角度に関しては、真下から照らすと影ができて文字が読みにくくなるため、斜め上から照らすのが基本です。複数の照明を用いることができる場合には、横断幕全体を均等に照らせるように配置を工夫しましょう。
他の装飾とのバランスを考える
横断幕は展示会ブース全体の装飾の一部と捉え、他の要素とのバランスを保つことが重要です。具体的には横断幕の色とブースの色を揃えると、全体の統一感が生まれます。たとえば横断幕の背景色をブースのメインカラーと同じにする、横断幕の文字色をブースの装飾に使われているアクセントカラーと合わせるといった工夫が効果的です。
またパネルやポスター、デジタルサイネージを使用する場合は空間全体の統一感を考慮してください。横断幕、パネル、ポスターのそれぞれに異なるメッセージを掲載すると来場者が混乱してしまいます。メインメッセージは横断幕に集約してパネル・ポスターは補足情報やロゴのみを提供する役割に徹すると、伝えたい内容が明確になります。
なお展示会用ポスターの作り方・デザインについては下記の記事も参考にしてください。
https://www.morinaga.co.jp/okashiprint/column/2601no12/
まとめ
展示会で横断幕・垂れ幕を活用することにより遠くからでも目立つ視認性とブランド訴求力を両立させ、コストを抑えながら印象的なブースを作れます。本記事で解説した選び方やデザインのポイントを参考に、ブースの規模や出展目的に合った横断幕を選び、来場者の記憶に残るブースを実現してください。
なお展示会で好印象を残すには、横断幕と合わせてノベルティを活用するのも効果的です。森永製菓の「おかしプリント」なら、ハイチュウやラムネに企業ロゴをプリントして配布できます。来場者との距離を縮め、自然な笑顔を引き出せるノベルティです。最小100個から注文でき、デザイン入稿後約2週間で届くため、展示会準備と合わせて手配できます。ノベルティ選びでお困りの方は、遠慮なくご相談ください。