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年に一度の創立記念日、会社からの感謝をノベルティや記念品に込めてみよう

長く存続している会社は、安定性や堅実さ、取引先や社員にも安心感を与えます。その歴史を刻んでいく、毎年の創立記念日を祝うイベントを催すことは、社員のエンゲージメントを高め、取引先との信頼関係を深めることにも役立ちます。印象に残るイベントや記念品作りのアイディアについてまとめてみました。

 

会社も社員同様、社会の一員。メッセージを届けて愛される存在に

会社も、個々の社員同様、社会の一員として認識してもらい、愛される存在になる必要があります。そのための日々の活動は大切ですが、折々に通常業務以外でもメッセージを発信して、「会社そのもの」を理解してもらうように努力しましょう。

創立記念日は、ナイスなタイミング

そのために役立つのが創立記念など、記念日の活用です。「当社は今年でXX年、長い間のご愛顧に感謝し、これからもよろしく」というメッセージの発信はよくあることなので、受けるほうも素直に「おめでとう」と返せますし、その際に物品の授与があっても問題になりません。

また創立以外にも、なんらかの節目は探せばあるはず。そのようなタイミングを上手に使って、自社の社員はもちろん、普段の取引先、大切な顧客との間に、損得抜きの付き合いを深めておくべきでしょう。

メッセージの仕方はいろいろ、パーティも良し運動会も良し

よくある周年の記念会というと、ホテルでの会食、社長の挨拶、かんぱーい! という流れを想像しがちですが、より社員に比重をおいて、社員旅行や車内運動会といった方法を選ぶ会社も増えてきているようです。どちらにしても、せっかくの記念の日ですから、社員全員や取引先と「一緒にここまで無事にこられて、おめでとう!」と、立ち止まって見つめ直すのは良いことです。

ですから演出のポイントは「記念日を軸に、参加者全員が共有したと感じられることが大切」となります。では、共有したという気持ちとはなんでしょう?

一番の共有感覚は同じ時間と場所での集い

共有というと、やはり同じ時間・場所を共有したという記憶が一番印象深いものです。ホテルの会場でのパーティー、話題は誕生日を迎えた会社について、といった一般的な創立記念のイベントは、マンネリという声もありますが今でも印象深い共有イベントと言えるでしょう。

感染拡大防止の影響などでイベント開催が難しければ、記念日に社員全員が同じお弁当を食べる、といった方法でも良いかもしれません。皆が同じメニューというのも、一体感を生むものです。

「同じ何かを」という意味では、参加者全員に同じ記念品を用意するのは良い方法です。記念日が過ぎても、記念品が残っていれば余韻が楽しめるというもの。記念品には、文房具、時計、お菓子など、いろいろな種類がありますが、最近ではモバイルバッテリーといった実用にも便利なものもあるようです。ポイントは「全員同じ」ということ。社長も新入社員も、同じものをもらうことが大切です。

せっかく共有感が生まれたなら、そこにメッセージを添えてみよう

パーティーや記念品といった共有の仕組みの準備ができたら、せっかくのチャンスを活かさない手はありません、ここに会社のメッセージを託しましょう。

写真を活用したメッセージで印象アップ

特に、最近の20〜30代はInstagramなど写真を上手に使ってメッセージ交換を普通のように楽しむ世代です。彼らの軽いフットワークを見習って、写真を活用してぜひ印象深いメッセージを発信しましょう。

「初めての創立記念、この喜びをもう1度、皆さんとわかちあいたい」+30人ぐらいの社員を上から撮影した写真、「10周年! 我が社が、皆様と守る10の約束」+社長が筆で手書きした10ヶ条のビジュアル、「通勤時間を学びの時間に、今年の目標は過去からの脱皮」+学びをしている社員の様子などなど。写真はプリントして手渡ししても良いし、会社のサイトにアップしても良いでしょう。

動画で深くメッセージしてみる

日本のNO.1自動車メーカーが同社の名前を冠したyouTubeチャンネルを提供しているのはご存知でしょうか。いろいろな同社の取り組みがアップされていますが、なんと30分もの社長インタビューでは112万回再生を超えているのです。

このようにメッセージ動画をインターネット経由で配信するという方法は、今や立派な伝達手段と言えます。周年記念日に同時にメッセージ動画をアップできれば、まだ共有感覚による気分の高揚が残っていますから、きっとスムースに伝わるでしょう。

ちなみに安くて印象深い動画を作りたいなら、歩きながらしゃべってもらい、それを撮影すること。可能なら横からと正面からの2カメラ構成がおすすめです。これを編集するだけで、ちょっとした動画を作ることができます。ここらでイベント業者が用意した記念品から選択するという昔のやり方から、ステップアップを目指したいものです。

ノベルティに凝ってみる。おかしプリントのおすすめ

周年記念なら、いろいろなメッセージがあるはずです。ただ一番に取り上げたいのは社名でしょう(ロゴも可)。プラスアルファで「10周年、ありがとう!」といったコピーがあると、よりメッセージ性が高まります。

このように社名+コピーのペアはシンプルですが印象に残るのでおすすめです。メッセージしたい内容が決まれば、あとはどうそれを伝えるかを考える。いろいろな方法が考えられますが、お菓子の包装を自由にプリントできるおかしプリントを活用すれば、無理なくユニークなメッセージを多くの人に伝えられるはず。ハイチュウといった誰もが一度は食したものなら、もらう方も気兼ねなく手にできるでしょう。

さらにオススメはこの周年メッセージを毎年行うこと。3年続けば、もらうほうも習慣化して、「今年はどんなメッセージかな」と期待も生まれるというもの。こんな風に流れが作れれば、愛される会社への道がグンと開かれていくはずです。