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学校説明会のノベルティにハイチュウを採用 馴染み深いお菓子に生徒さんも・保護者も笑顔に

事例データ

【導入企業】

学校法人角川ドワンゴ学園様(https://nnn.ed.jp

【事業内容】

インターネットと通信制を活用した新しい高等学校「N高」を設立。現在、中学生向けセクションも「N中等部」として実践中。

【商品】

オリジナルハイチュウ

【時期】

2018年12月

【用途】

学校説明会にて配布

2016年4月に学校法人ドワンゴ学園は、インターネットと通信制を活用した新たなスタイルの高等学校「N高等学校(以下:N高)」を設立しました。「ITとグローバル社会を生き抜ける『創造力』を身につける」をスローガンに通信教育を提供し、高校卒業資格の取得はすべてスマホやパソコンで行います。

またプログラミング教育を特徴のひとつに挙げていますが、小説、漫画、イラスト、ファッション、パティシエといった専門的なコースも用意するなど、若い人たちのいろいろな興味の応えようと努力しています。そのせいでしょうか、現在約14000人がN高で学んでいます。

そんなN高に、中等部に匹敵するセクションができるということで、学校説明会などでの配布物としておかしプリントを採用いただきました。その際の反響やその後の効果について、学校法人角川ドワンゴ学園N中等部開設準備室室長 為野 圭祐様と株式会社ドワンゴ教育事業本部 佐久間 彩乃様にお話を伺ってきました。

 

 

中学に通いながら力がつく、それは「創造」「協働」「専門性」の3つの力

「N中等部は、中学校学習塾やフリースクールについで新しい学びの場を提供する、そんなコンセプトの新しいプログレッシブスクール(教師が生徒に知識を伝授するだけでなく、生徒自らが率先して理解するよう促す教育方針の学校)です。我々は生徒達に対して、社会に出て役立つ力を提供したいと考えております」とおっしゃる為野氏から、N中等部の教育理念を紹介いただきました。


学校法人角川ドワンゴ学園 N中等部開設準備室 室長 為野 圭祐 様

未来を創る、角川ドワンゴ学園N中等部の教育理念

「創造力の育成」 私たちの考える“創造力”とは、新しいモノを生み出す力だけではなく、自由な発想で考え主体性を持って問題に取り組む力を指します。つまり創造力を持っている人とは、自分なりの考えを持ち主体的に行動できる人です。

「3つの学び」 創造力を身につけるために、教養、思考力、実践力の3つを学びます。

  • 教養:自分なりの考えを持つための知識
  • 思考力:知識を使って考える力
  • 実践力:考えを行動に移す力

なお、N中等部は、学校教育法第一条に定められた中学校ではありません。中学校に在籍したままN中等部に通い、自分のペースで教科勉強、プログラミング、ライフスキル学習などをカリキュラムの中で学びます。

社会に出て力強く活躍できる生徒を育てる

「私たちは生徒さんに対して、社会で役立つ3つの強みを提供できるように考えています。 1つ目は創造力です。自分の考えを、実際にものを作って動ける段階まで持っていく力を養います。 2つ目が協働力です。チームでお互いのいろいろな考え方を戦わせながら、新しいものを生み出せる力を身に着けます。3つ目が専門性です。その専門力としては、ドワンゴの現役プログラマーが作るプログラミングを学べることがあります。またこれからはますます国際性が高まりますので、英会話を含めた英語力をつけていくことです。社会に出ていく若い方々に、力強く社会に出て活躍できる、そんな学びの場を提供したいと考えております」(為野氏)

今までの、教室に集まって英・数・国などの教科を、教科書をもとに勉強していく学校とは大きく違うようです。中学のころから「社会に出て活躍できるように」と声をかけるあたり、N中等部は、先進性を持った新しい学び舎といえます。

しかしそれゆえに難しい部分もあると為野氏はおっしゃります。「新しい学びの場とは凄く魅力的ですが、新しい未知なものに対して緊張感を持つ、あるいは一歩踏み出そうかで悩む生徒さんがいらっしゃるのも事実です」とのこと。果たして、N中等部はそんな生徒さんにどう向き合ったのだろう。

小・中学生に馴染みがあるハイチュウに、N中のオリジナリティーをプリント

当時、学校説明会や相談会における学校案内などの配布物デザイン監修を行っていた佐久間氏から、先の悩みへの対応として「ハイチュウ」を選んだとのお話をいただきました。

株式会社ドワンゴ 教育事業本部 佐久間 彩乃 様

「私は、N中等部の母体であるN高の立ち上げのメンバーで、当時から学校案内のパンフレットや各種広告、ノベルティ周りの製作物のデザイン監修を担当していました。N中等部の発足にあたって、学校説明会で配るノベルティを考えていた時に、来ていただく生徒様は小学生や中学生が多いのでお菓子にしよう! と思いました。またN高のスクールカラーが青なので、青みのお菓子で適するものを考えていた時にハイチュウを思いつきまして、採用させていただきました」(佐久間氏)

 

N中のオリジナルハイチュウを見てみると、名前が「エヌチュウ」(秀逸なダジャレ!)で、右に「丸しぼり青春入り」と、まさに10代の青春真っ只中への応援メッセージが入っています。

「オリジナルハイチュウを渡すと、生徒さんがまるで小さい頃に戻ったかのように、すごくいい笑顔になりました。受け取った生徒さんたちからは『こんなオリジナルのものがあるのか』『ハイチュウ大好きです』といったコメントをいただきました。そして、保護者の方々からは『学校が実際にオリジナルものを作る、生徒に言うだけでなく学校も作ってくれるのですね』と好印象を持っていただけたようです」(為野氏)

目指すターゲットからも、ターゲットの周囲からも、好意的な視線をもらえるおかしプリント

 こんな好印象のきっかけになったハイチュウに対して「ハイチュウ以外にも小枝、ベイク、ムーンライトなど、森永製菓様の有名な商品を多く活用できるとお伺い致しました。もちろん学校法人のN高の方での検討も考えておりますが、それに加えて、母体の学校法人角川ドワンゴ学園の方でも提案させていただければと思っております」とさらなる活用を検討したいと佐久間氏はおっしゃってくれました。

 新しい学校ですから、学校説明会では期待と不安がいりまじることもあるでしょう。そんなときハイチュウといった馴染みのお菓子で学校と生徒さんや保護者の方々が、ひとつの共通できる点を見つけて、そこから互いが近くなっていけるのも、おかしプリントの強みと言えるかもしれません。