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市制施行80周年の記念事業ノベルティとしてプリングルズを採用。話題性・効果の高いPRに貢献

事例データ

【導入対象】

大阪府貝塚市市制施行80周年記念事業実行委員会

【業務内容】

2023年5月1日に貝塚市が市制施行80周年を迎え、令和5年度の1年を通じて、市域全体で市民や団体の皆様とともに様々な記念事業の推進を行っている

【商品】

オリジナルプリングルズ

【時期】

2023年10月

【用途】

市制施行80周年の記念事業ノベルティとして

貝塚市は人口約8万人(2024年1月時点)、大阪府南部に位置し、関西国際空港からも近く、海から山まで自然豊かなまちです。
今回は、記念事業を推進するにあたり、行政・市民・企業・各種団体など、官民連携のうえ市民協働で組織された「市制施行80周年実行委員会」において、さまざまな企画を検討され、「オリジナルプリングルズ」を採用いただきました。

本件を手掛けた、市制施行80周年実行委員会事務局(貝塚市 総合政策部 政策推進課内)の喜多 興一郎 氏と西嶋 力 氏に、導入の経緯や活用方法についてお聞きしました。

話題性が期待できるノベルティとして〈オリジナルプリングルズ〉を選択

今回のノベルティは、市制施行80周年の記念イベントの場で配布しています。
配布対象としては、来場者全てというケースもありますが、何らかの条件(アンケート回答、スタンプラリーなど)をクリアしたらプレゼントなど、対象の方に楽しんでいただけるような仕組みを多く取り入れています。
市制施行80周年記念事業でこれまで製作したノベルティは、エコバッグ・定規・クリアファイル・ボールペン・Tシャツなどがあります。また、80周年記念事業以外で、貝塚市におけるノベルティ制作事例で言えば、シール・ポストカード・ポケットティッシュ・ウェットティッシュなどがありました。ただ、これまでのノベルティは、よくある品物ばかりで、話題性という点で弱いという課題を感じていました。今回のように、既にメジャーなお菓子にオリジナルデザインをつけることで、お菓子の知名度と相まって話題づくりになればと考えました。

市民や団体の皆様も含めた市制施行80周年実行委員会でも〈全会一致〉で採用決定

市民の皆様はじめ多くの方の記憶に残る大きな節目にしたいという想いから、もらった人が嬉しい、くすっと笑える、それでいて貝塚市のPRにもなる、そんなノベルティを製作したいと考えました。
今回、おかしプリントを検討した背景としては、
・貝塚市イメージキャラクター「つげさん(貝塚市の伝統工芸品〈つげ櫛〉をモチーフにしたキャラクター)」と「Mr.P」が似ていると話題だったので、いつか両キャラが並んだデザインのノベルティを製作したいという想いを抱いていたこと
・以前(2018年)に貝塚市まちづくり推進委員会という団体で、つげさんをデザインした「ハイチュウ」を製作したことがあり好評だったこと
以上から、今回の記念ノベルティとしておかしプリントの活用を実行委員会に提案したところ、委員の皆さんから全会一致で賛成いただきました。実は当初は1,000個くらいの規模で提案したのですが、委員の方から「PR効果が期待できるので、思い切って5,000個製作しよう」という意見があり、実際の発注数を増やす事になりました。

Mr.Pとのキャラクター共演が生み出す効果は絶大

デザインの方針としては、似ていることを「イジる」といった悪ふざけではなく、両キャラのファンに受け入れられるような、キャラへのリスペクトを込めたデザインにしたいと考えていました。そもそも、認知度のあるキャラクターをオリジナルデザインに使用できるサービスは、他にないのではないでしょうか?今回、「Mr.P」と「つげさん」が並んだデザインのプリングルズを受け取った方からは「やっぱり似ているね」という意見が多く、中には「今世紀最大のコラボ」と発信してくれる人もいて、たいへん大きな反響をいただきました。
市民の方からも「どこでもらえるの?」という問合せをいただくことも多く、市職員からも「集客効果が高いので市関連の別のイベントでも使いたい」といったリクエストも多く寄せられました。

受け取っていただいた方のお声「これが欲しくて来た」

今回のオリジナルプリングルズはイベント来場者へのプレゼント(市制施行80周年記念事業、つげさんPRイベント等)として活用し、11月の貝塚マリンフェスタ×農業祭・12月の JR阪和線東貝塚駅西側改札アクセス道路開通記念式典・2月の貝塚卓球フェスティバルや、市公式LINEに登録してくれた方へのプレゼントなど色々な場面で利用しました。
「これが欲しくて来たよ」という声をよく聞き、集客効果の高さを実感しました。また、それぞれのイベント会場で、高く積み上げると非常に目立って良かったです。イベントの合間に食べることもできるので、お客様にたいへん喜ばれました。

SNSの反響、インプレッション数は19倍に!

SNSでの拡散も非常に喜ばしい結果となりました。公式X(旧Twitter)で オリジナルデザインプリングルズができた旨をポストしたところ、インプレッション数は、通常平均1,000程度のところ、19,000まで大きく上昇し、非常に大きな反響がありました。つげさんファンの皆様にも大きなPR効果があったのではないかと考えます。
また、前述のJR阪和線の式典で J:COM取材クルーの皆様が、当日の景品だった今回のオリジナルプリングルズを「これは面白い」と気付いて下さり、番組で「まちの駅かいづか(貝塚市観光案内所)で販売しているレジャーシートのおまけでついてくる」旨をPRいただきました。放送のおかげもあり、レジャーシートの販売は好調です。

お菓子自体にファンがついていることは他のノベルティにはないメリット

食品、とくにお菓子というジャンルは、小さいお子様から大人まで、幅広くPRできる点がよいと思います。誰もが食べたことがあり、美味しさも保証されています。また、すでにお菓子自体にファンがついているわけですから、通常のノベルティより効果的であると感じました。実際、オリジナルプリングルズはどなたにも喜んでいただき、中には「この味(サワークリーム&オニオン)が好きなんだ」という感想もいただきました。
また、市側の話としては、市長が出演するラジオ番組での紹介(リスナープレゼント)や、「貝塚市」と「つげさん」をPRできるツールとして積極的に活用しました。
おかしプリントは、みなさま必ず口にしたことのあるお菓子のラインナップで、どなたにも喜んでもらえるノベルティだと思います。今後についても、新たなデザインで新たな展開を模索しております。