お菓子感覚で手軽にタンパク質を摂取できるプロテインバー。ウェファースタイプや焼きチョコタイプなど、プロテインバーにはさまざまな種類があり、それぞれ摂取できる栄養素も異なります。本記事では、子どものおやつにも活用しやすい、おすすめのプロテインバーをご紹介します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2022年6月9日時点のものとなります。
プロテインバーにはさまざまな種類があり、「ジュニア」と記載された子ども向けの製品もあります。森永製菓が取り扱うジュニア向けのプロテインバーは、成長期に意識して摂取したいカルシウムや鉄を多く配合しています。
カラダに必要なタンパク質量は、年齢や性別、活動量などにより異なります。また、食事量や食事内容によって摂取できる栄養素も個人差があります。
そのため、カラダの大きさが成人よりも小さなジュニア向けのプロテインバーは、タンパク質量を少なく調整をして個人差に合わせやすくなっています。
子どもが不足する栄養素を補う場合、補食を活用することも有効です。間食はお菓子を食べる意味合いではなく、食事の一つとして考えます。おにぎり、サンドイッチ、肉まん、果物のほか、栄養補助食品のプロテインバーも栄養補給に活用しやすいのではないでしょうか。
森永製菓が取り扱うプロテインバーは10種類です。1本あたりで摂取できるタンパク質、エネルギー、脂質、炭水化物はどのような違いがあるのでしょうか。プロテインバーの栄養素を表にまとめ、比較してみましょう。
森永製菓のプロテインバーのうち、プラズマ乳酸菌が配合されている「ブラウニー」以外には全てビタミンB群が配合されています。ビタミンB群は代謝に関わるビタミンです。ビタミンB群以外のビタミンやミネラルが配合されているプロテインバーは、「ジュニアプロテインココア」「グラノーラ」の2種類があります。
1本あたりに配合されているタンパク質、エネルギー、脂質、炭水化物は製品によってさまざまです。プロテインバーは、不足するタンパク質などの栄養素を補うための栄養補助食品ですから、食事から不足した分を補えるものが活用しやすいと思います。
プロテインバーはお菓子感覚で手軽に食べられるため、子どもの栄養補給にも取り入れやすいのではないでしょうか。しかし、「プロテインバーから摂取できる栄養素は子どもの成長に影響がないのか」と疑問に思うかもしれません。次に、子どものプロテインバー活用前によくあがる質問をまとめました。
ジュニア向け以外のプロテインバーを、子どもが食べてもよいのか心配な方もいるかもしれません。ジュニア向けではない、一般のプロテインバーを子どもが食べても問題はありません。ただ、森永製菓のジュニアプロテインバーは、ジュニア世代が不足しがちな栄養素を配合しています。不足しがちな栄養素を補うという目的があるのであれば、ジュニアプロテインバーを選ぶのもよいかもしれません。
プロテインバーを食べる量は、不足した栄養素をどのくらい補いたいかによっても異なります。子どもや成人に関わらず、カラダに必要な栄養素を摂取するには食事が基本です。特にジュニア世代は、食事がカラダの健やかな成長や健康に関わります。そのため、栄養バランスの整った食事を食べることが理想です。
しかし、日によって活動量の違い、食事内容によって必要な栄養素を摂取できない日もあるかもしれません。
不足した分のタンパク質やエネルギーなどに合わせ、プロテインバーを選ぶことがおすすめです。普段よりも食べている食品や量が少ない場合は、牛乳、豆乳、納豆、豆腐、ちくわなど、さまざまな食品から取り入れる方法もあります。
プロテインバーは自宅だけでなく、外出先でも食べやすい個包装になっています。また、常温で持ち運びができます。子どもがプロテインバーを活用しやすいのは、自宅で食べるおやつのほかに、運動前、運動後、学習塾の講義前などのシーンです。
活動量が多くなる運動前には、エネルギーを補うことが勧められています。学校の授業が終わったあとに行う部活前は、昼食から時間が経っており、空腹になっているかもしれません。空腹で運動を行うと、エネルギー切れや集中力が途切れてケガにつながる可能性があります。運動前の栄養補給に、プロテインバーは活用しやすいと思います。
また、運動後30分以内におにぎりやサンドイッチなどで糖質やタンパク質を補うと、カラダのリカバリーが速やかに行われるといわれています。手軽に食べられるプロテインバーも、運動後の栄養補給の選択肢の一つになるのではないでしょうか。
学校帰りに学習塾へ行く日は、食事がとれないまま講義を受けることもあるかもしれません。講義前にプロテインバーを食べることも方法の一つです。
【参考】
参照日:2022年6月5日
栄養補助食品のプロテインバーは、個包装を開けたら早めに食べ切りたいものです。また、1本あたりに含まれているタンパク質やエネルギーなどが不足している分よりも多い場合、余分な分は脂肪としてカラダに蓄積されます。そのため、プロテインバーを必要な栄養摂取以上に食べるのは注意が必要です。
必要な栄養素が過不足なく摂取できているかは、定期的な体重測定によって分かります。体重が増えている場合、元々の食事量が多いことや、プロテインバーで摂取した栄養素が余っていることが考えられます。継続的にプロテインバーを食べる場合は、体重変化に目を向けてみてはいかがでしょうか。
タンパク質を補えるプロテインバーを食べるだけでは筋肉はつきません。子どもに筋肉がつきすぎる心配をするのは、筋肉がつきすぎることで身長の伸びが悪くなる情報からではないでしょうか。
筋肉をつけるにはトレーニングが必要です。しかし、スポーツに取り組んでいる子どもの必要以上のトレーニングはカラダに負担が掛かるといわれており、適度なトレーニングが勧められています。また、身長の伸びと筋肉の関わりも、現状でははっきりと分かっていません。
プロテインバーを活用する場合、どのような製品を選んだらよいのか迷ってしまうかもしれません。次に、子どもも活用しやすい、森永製菓が取り扱うプロテインバーをご紹介します。
サクッとしたウェファースタイプです。甘味のあるココア味で、食べやすさを感じるのではないでしょうか。1本あたりカルシウム500mg、鉄7mg、ビタミンD2.4μgを配合。丈夫なカラダづくりをサポートします。
焼きチョコタイプです。「ジュニアプロテイン ココア」よりも約2倍のタンパク質を補給できます。活動量が多い日、食事量が少ない日など、しっかりと栄養補給したい日に活用しやすいのではないでしょうか。
「ベイクドチョコ」と同じ焼きチョコタイプです。糖質を10g以下に抑えつつ、「ベイクドチョコ」とほぼ同じタンパク質を摂取できます。ビターな味わいで、甘いものが苦手な方でも活用しやすいと思います。
ザクザクとした食感のグラノーラタイプです。脂質を控えながら、「ジュニアプロテイン ココア」に近いタンパク質を摂取できます。タンパク質摂取を植物性食品から意識している方も使いやすいのではないでしょうか。成長期に意識したい鉄も配合されています。
バニラクリームがサンドされたウェファースタイプです。「ジュニアプロテイン ココア」と同じくらいのタンパク質を補えます。カルシウムや鉄は食事から十分に摂取できているなら、「ジュニアプロテイン ココア」の代わりにこちらを選ぶ方法もあります。
プロテインバーを子どもが食べても問題はありません。活用目的に合わせ、補いたい栄養素を含むプロテインバーを選びたいものです。プロテインバーを食べる頻度や量は人それぞれです。体重の変化を見ながら、食事だけの栄養摂取で十分なのか、プロテインバーも取り入れた方が良いかなどを判断しながら、活用してみてはいかがでしょうか。
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