プロテインバーは、スーパーやドラッグストア、コンビニエンスストアなど、身近なお店で取り扱われています。ほかのプロテイン製品に比べ、どのような栄養素が摂取できるのか、またどのように活用できるのかを詳しく知りたい方もいるかもしれません。
本記事では、プロテインバーを活用するメリットとデメリットについて解説します。
プロテインバーは、タンパク質を摂取できる栄養補助食品です。プロテイン製品には、バータイプのほかに、パウダータイプ、ゼリータイプ、ドリンクタイプなどさまざまな種類があります。そのうち、バータイプのプロテインバーは固形のため、お菓子のように手軽に食べられることが特徴です。
プロテインバーの味わいは複数あります。森永製菓のプロテインバー「inバープロテイン」シリーズにも、しっとり焼きチョコの「ベイクドタイプ」、グラノーラ素材を使用した「グラノーラタイプ」、クリームを挟んだウェファースの「ウェファータイプ」、ザクザク食感が楽しめる「クランチチョコタイプ」などがラインナップされています。
プロテインバーに含まれているエネルギー量や栄養素は製品によって異なるため、目的に応じて選ぶこともできます。タンパク質のほかに含まれているのは、脂質、炭水化物のエネルギー産生栄養素、エネルギー代謝に関わるビタミンB群などです。
1日に必要なタンパク質は、食事から摂取することが基本です。しかし、十分に摂取できない日もあるかもしれません。不足しているタンパク質を調理の手間なく摂取したい場合、プロテインバーを活用することも一つの選択肢です。タンパク質は、ほかのプロテイン製品からも補えますが、プロテインバー活用のメリットを解説します。
プロテインバーはプロテインパウダーとは違い、水に溶かす必要がありません。シェーカーやコップなども使わず、袋を開ければ食べられます。棒状になっているので片手で食べられ、少しずつ袋から取り出しながら手を触れずに食べることも可能です。
手軽に食べられるため場所や時間を問わずに活用でき、屋外で運動をしたあとやオフィスで栄養補給をしたい場合などにもおすすめです。また、災害時の非常食としても取り入れやすいのではないでしょうか。
さらに、取り扱っている店舗が多いため、外出先で栄養補給したいと思い立ったときにも、手に入れやすいと思います。
常温保存が可能なものが多く、ほかのプロテイン製品に比べてプロテインバーは軽く、カバンの中に入れてもスペースを取りません。例えば、プロテインパウダーを自宅以外で飲みたい場合、混ぜるための水やシェーカーを用意する必要があるため、持ち歩く荷物が多くなってしまうでしょう。
プロテインバーは持ち運びしやすいため、いざと言うときの栄養補給源としてカバンに入れておくことが可能です。
プロテインパウダーの味わいは改良されており、おいしくて飲みやすいものが多くなっていますが、それでも苦手と感じる方もいるかもしれません。
プロテインバーには味や食感もさまざま種類があります。また、甘味を抑えたものもありますし、お菓子のような感覚で食べることもできます。そのため、プロテインパウダーが苦手だと感じる方でも、プロテインバーは活用しやすいのではないでしょうか。
プロテイン製品には、それぞれ特徴があります。プロテインバーのメリットだけでなく、デメリットも把握しておくと、自分が活用しやすいプロテイン製品を見つけやすくなると思います。
プロテインバーには、タンパク質だけでなく、脂質、炭水化物のエネルギー産生栄養素が含まれているものがあります。そのため、ほかのプロテインパウダーに比べ、脂質や炭水化物の摂取量が多くなる可能性があります。
森永製菓のプロテインバー「inバープロテイン」シリーズは、低脂肪タイプや糖質オフの製品があります。エネルギー量や脂質と炭水化物の摂取量を気になされている方は、そのような商品を選択するとよいかと思います。
プロテインバーには、タンパク質だけでなく、脂質、炭水化物のエネルギー産生栄養素が含まれているものがあります。そのため、ほかのプロテインパウダーに比べ、脂質や炭水化物の摂取量が多くなる可能性があります。
プロテイン製品を活用する目的は、人それぞれです。目的の例には、健康づくりのため、理想のカラダづくりのため、運動前後の栄養補給のため、不足する栄養素を補給するためなどが挙げられます。また、間食でお菓子を食べたいけれど、タンパク質もしっかりと摂取したい場合に、プロテインバーをお菓子代わりに活用することも可能です。次に、目的別におすすめのプロテインバーをご紹介します。
1本でタンパク質20g、エネルギー271kcalを摂取できるプロテインバーです。皮つきの鶏むね肉100gとほぼ同じくらいのタンパク質を摂取できます。エネルギーはごはん茶碗1杯分程度です。活動量の高い運動をする前後の栄養補給や、タンパク質やエネルギー摂取量が不足している場合に活用してみてはいかがでしょうか。チョコレートの中に入っている大豆パフによって、サクッとした歯ざわりを楽しめます。
1本でタンパク質16.2g、エネルギー199kcalを摂取できます。「inバープロテイン ベイクドチョコ」に比べ糖質を40%抑えているため、糖質が気になる方も活用しやすいのではないでしょうか。理想のカラダづくりや、運動前後の栄養補給、不足した栄養補給のためなどにおすすめです。ビターな味わいで、甘い物が苦手な方も食べやすいと思います。
1本でタンパク質10.8g、エネルギー117kcalを摂取できます。プロテインバーの中ではエネルギー、脂質の量が控えめなことが特徴です。鉄も配合されています。健康づくりや理想のカラダづくりのための栄養補給などに活用しやすいと思います。ドライフルーツが混ぜられているので、噛むほどに味わい深さも感じられるのではないでしょうか。
1本でタンパク質8.3g、エネルギー153kcalを摂取できます。成長期のカラダづくりをサポートするカルシウム、鉄、ビタミンDも配合。不足した栄養素を調整しながら補給したい場合や、カラダづくりに役立つビタミンや鉄分も摂取したい場合に活用しやすいのではないでしょうか。ウェファータイプで、お子さんでも食べなれた食感のプロテインバーです。
プロテインバーを食べると、手軽にタンパク質やエネルギーを摂取できます。プロテインバーは、メリット・デメリットを把握して活用するのがおすすめです。プロテインにはさまざまな製品がありますので、自分に合うものを選んで活用していきましょう。
inバー プロテイン グラノーラ
inバープロテイン ベイクドビター