プロテインが苦手と思う人に試してほしいプロテイン活用レシピ
プロテインを手軽に摂取するには、牛乳や水で溶いて飲むことが一般的です。しかしそれでは“飽きる”という方も多いのではないでしょうか。
プロテインだけではなく、食事も継続することによって身体に変化を感じるようになります。そのためにも食事を楽しむことが大切です。
プロテインも普段の料理にアレンジして摂り入れてみてはいかがでしょうか。
今回はプロテイン活用レシピをご紹介します。
プロテインを料理に活用するときのポイント
タンパク質量を考慮する
プロテインを料理に活用すると、その料理に使われている食材のタンパク質量にプラスすることになります。
自分が補いたいタンパク質量を把握しておくことを忘れないようにしましょう。
また、朝食などを手軽に済ませてしまっている人は、タンパク質が不足しがちです。
プロテインレシピも活用して1回の食事がバランス良くなるように心がけましょう。
好みのプロテインを数種類使いわける
プロテインにはチョコレート味やコーヒー味などのフレーバーがついたものがあります。
料理によってはこのフレーバーを活かすこともできます。
飽きがこないようにするには、筋力や減量などの目的に応じたプロテイン選びに加えて、原料やフレーバーで選んでみてはいかがですか。
■ジュニアプロテイン
プロテイン活用レシピ
食事は主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物で基本の形ができあがります。
それぞれに当てはめながらプロテイン活用レシピを紹介します。
自分が食べたい料理に組み合わせてみたり、自分の食生活で偏りがある場合はそれを補うために活用してください。
主食
- パンケーキ 食材(1人分)
プロテインパウダー 30g
卵 2個
ベーキングパウダー 3g
水・牛乳・豆乳(好みでどれでも) 10~20g
ヨーグルト(低脂肪や無脂肪がおすすめ) 10~20g
作り方
- 材料をすべて混ぜる。
- テフロンフライパンを熱し、1を流し入れる(弱火~中火)
- 表面に気泡がプツプツとできたら、ひっくり返し、両面焼く(片面約3分)
コメント
・プロテインパウダーをざっくりと混ぜ合わせることで生地が膨らみやすいです。
・ベーキングパウダーがない場合は、卵黄と卵白に分け、卵白を泡立ててから混ぜると、スフレパンケーキのようなフワフワ感が楽しめます。
・甘いシロップをかけたり、サラダと一緒に食事感覚で食べたりしてみましょう。
- お好み焼き 食材(1人分)
キャベツ 100g
紅ショウガ 5g
シーフードミックス 50g
青ネギ 1本
小麦粉またはお好み焼き粉 30g
卵 1/2個
プロテインパウダー 30g
油・ソース・鰹節・青のり 適量
作り方
- キャベツと生姜はみじん切りにし、ねぎは小口切りにする
- プロテインパウダーまでの材料をすべて混ぜる
- フライパンに油をしき、両面を焼く
- ソース・鰹節・青のりをかける
コメント
・小麦粉とプロテインパウダーは同量が目安ですが、好みでバランスをかえましょう。
・具をシーフードにしてカロリーダウンさせ、プロテインパウダーでタンパク質が補えます。
主菜
- スコップカニクリームコロッケ 食材(作りやすい量 約2人分)
カニ缶 1缶
玉ねぎ 1/4個
オリーブオイル 大さじ1
プロテインパウダー 30g
牛乳200ml
コンソメ 小さじ1/2
バター 大さじ1
塩・こしょう 少々
パン粉 30~50g
オリーブオイル 大さじ1~2
作り方
- 玉ねぎを薄切りにし、バターでしんなりするまでフライパンで炒める
- 弱火にし、プロテインパウダーを加え、牛乳を少しずつ加えてしっかり混ぜる
- カニ缶を汁ごと加える
- 煮立ったら、コンソメ、バター、塩コショウで味を調える
- パン粉とオリーブオイルを混ぜ合わせる
- 耐熱容器に4を入れ、5をのせる
- オーブントースターで焦げ目がつくまで5分ほど焼く
コメント
・プロテインパウダーを焦がさないように気を付けながらしっかり混ぜる
・揚げないことでカロリーダウン、丸めないことで失敗もなし!初心者でも簡単です。
・プロテインパウダーはクリームソースを作る時に便利です。グラタンやシチューとも相性がいいですよ。
- いわしのカレー揚げ焼き 食材(1人分)
いわし 2尾
塩コショウ 少々
カレー粉 小さじ1/2
プロテインパウダー 大さじ1/2
小麦粉 大さじ1/2
油 適量
作り方
- いわしは手開きにし、塩コショウ、カレー粉を両面にまぶして手で押さえてなじませる
- プロテインパウダーと小麦粉を混ぜ、多めの油で揚げ焼きする
コメント
・食材に粉をまぶす料理をする時にプロテインパウダーを混ぜてみましょう。この時、カレー粉などの香辛料を使うことで、香りがよく、食べやすくなります。食材をアレンジしてみましょう。
・今回使用したいわしのなどの青魚は良質な脂が含まれているので積極的に摂り入れましょう。
副菜
- クリーミーかぼちゃサラダ 食材(2人分)
かぼちゃ 150g
レーズン 10g
クリームチーズ 20g
マヨネーズ 大さじ1
プロテインパウダー 10g
塩コショウ 少々
作り方
- かぼちゃは皮をむいてざく切りにする
- 耐熱容器に1を入れ、大さじ1の水をふりかけ、ランプをして電子レンジで6分加熱する
- 水けをきり、熱いうちにつぶして、レーズン・クリームチーズ・マヨネーズ・プロテインパウダーを加えて混ぜ、塩コショウで味を調える
コメント
・かぼちゃやじゃがいもでサラダを作る時、炭水化物が多くなるため、プロテインパウダーで同時にタンパク質を補えます。
・電子レンジで簡単に作れます。
汁物
- ポタージュスープ 食材(2人分)
じゃがいも 1個
玉ねぎ 1個
バター 10g
水 150g
牛乳または豆乳 150g
プロテインパウダー 10~30g
コンソメキューブ 1個
塩・コショウ
作り方
- じゃがいもは細かく切り、電子レンジで2分ほど加熱する
- 玉ねぎをバターで炒め、飴色になったら、1と水を加え煮込む(とろみが出るまで約5分)
- ミキサーまたはブレンダーでつぶす
- 牛乳、コンソメを加えあたため、塩コショウで味を調える
コメント
・ベーコンなどを加えると油の量が増えるので、タンパク質はプロテインパウダーでカロリーを抑えながら補給できます。
- ブルーベリーとほうれん草のスムージー 食材(1人分)
冷凍ブルーベリー 50g
バナナ 1/2本
ほうれん草 10g
ココアパウダー(無糖) 小さじ1/2
プロテインパウダー(ココア味がおすすめ) 10~30g(お好みで)
アーモンドミルク(無糖)または豆乳 150ml
作り方
- すべてをミキサーで混ぜる
コメント
・他のフルーツ、野菜でもアレンジできます。
・アーモンドミルクの代わりに低脂肪乳などを使うときはバニラエッセンスや粉末シナモンを加えると風味がでて飲みやすくなります。
・朝食はパンとコーヒーで済ませている方はこのスムージーをプラスするだけでバランス食に近づきます。
スイーツ
甘いものが食べたくなった時でも脂質などのカロリーを気にする時は和菓子がおすすめです。
豆腐とプロテインパウダーで、スイーツでもタンパク質を取り込みましょう。
- 豆腐白玉 食材(2人分)
白玉粉 45g
絹ごし豆腐 45g
プロテインパウダー 大さじ1/2
砂糖 大さじ1/2
抹茶 小さじ1/4
作り方
- ボウルに白玉粉と絹ごし豆腐を入れ、練る(耳たぶの固さ)
- 直径1cmほどに丸め、真ん中をくぼませ、成形する
- 沸騰したお湯で3分ほど茹で、白玉が浮き上がってきたらさらに1分ほど茹で、冷水で冷ます。
- 器に盛り、プロテインパウダー、砂糖、抹茶を合わせたものを振りかける
コメント
・デザートは炭水化物の補給に偏りがちです。プロテインパウダーを混ぜることで手軽にタンパク質を補えます。
・抹茶だけでなく、きな粉などでも楽しめます。
この他、プロテインを煮込み料理に入れることで簡単に活用レシピに早変わりします。
プロテイン特有の風味が気になる方は、最初はプロテインパウダーを入れる量を少なめにしてみましょう。
プロテインを料理に活用して、飽きのこない食べ方を見つけてみてください。