健康な身体づくりのために、プロテインを飲んでいる方も多いのではないでしょうか?
プロテインを摂るうえで意識したいのが、プロテインの「量」です。
健康維持のためにプロテインを一日の食生活に摂り入れているのに、それが腸内の悪玉菌を増やすことになっているとしたらどうでしょうか?
今回の記事では、適切なタンパク質量についての解説と、乳酸菌を活用した方が良い理由などを解説します。
日本人の食事摂取基準2015年度版によると、成人男性:約60g、成人女性:約50gです。
以前ご紹介したコラム「あなたに必要なタンパク質と糖質の最適な量とは」
では、一日に必要なタンパク質の摂取量の計算式をご紹介しています。
運動強度に合わせて計算ができるようになっているので、この計算式を使って一日の摂取量の目安にしてみてください。
一日にどれほどタンパク質が必要であるか知ることが出来ましたか?
そうしたら次のステップとして、ご自身がどれほどタンパク質を摂っているのか確認しましょう。
主な食品のタンパク質量は以下の通りです。
一日に必要なタンパク質の量を、食事で摂りきれない場合、もしくは運動量の多い方は、プロテインやサプリメントを摂って補填をしている方もいるのではないでしょうか。
ご自身が一日にどれほどタンパク質を摂っているのか確認することは、健康な身体を維持することにつながります。
タンパク質はエネルギー産生栄養素の中で唯一「窒素」を含んでいます。
この「窒素」は腸内に存在する、悪玉菌の餌となり悪玉菌を増やしてしまいます。
よって、タンパク質を過剰に摂らないように一日の摂取量を確認する必要があります。
人の腸内細菌は約500~1,000種類の細菌があると言われており、その数は600~1000兆個。重さにすると1.0~1.5㎏も腸内に存在しています。
その中で大きく分けると「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」と分けられます。
健康な人はこの3つの割合が2:1:7となっていて、日和見菌というのは数が多いほうの味方をします。
このため、悪玉菌が増えてしまうと日和見菌が悪玉菌の方へ味方し、腸内環境が乱れてしまいます。
では、どうしたら悪玉菌を増やさずに健康でいられるのでしょうか?
タンパク質を摂ることをやめたら良いのでしょうか?
それともプロテインを減らすことが良いのでしょうか?
実は、タンパク質を摂ることをやめず、プロテインを減らさずに、腸内環境を整える方法があります。
それは・・・乳酸菌を一緒に摂ることです!!!
乳酸菌とは「善玉菌」です。
悪玉菌が増えるような食事をしてしまった場合は、善玉菌の量を増やすことが大切です。
それによって腸内環境が改善され、健康な身体へと前進することができます。
プロテインと乳酸菌を摂ることで腸内細菌のバランスが保たれるので、悪玉菌が増えてしまう可能性を減らすことができます!
また、悪玉菌が増えてしまう原因は食事だけではなく、ストレスや睡眠不足などもあるので、バランスの良い食事、適度な運動、適度な睡眠、そして腸内環境を整えて元気に過ごしていきましょう!