

プロテインはさまざまな種類があります。初めてプロテインを試そうと考えている方の中には、「どんなプロテインを飲んだらいいのか分からない」と感じている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、プロテインをこれから始める初心者の方向けに、プロテインの選び方について解説します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2025年9月19日時点のものとなります。

プロテインは、主にタンパク質摂取をサポートする栄養補助食品です。幅広い種類があり、各製品に特長があります。プロテインを選ぶときには、どのようなポイントを抑えればよいのでしょうか。
プロテインと聞くと、頭に思い浮かべる形状は人それぞれではないでしょうか。プロテインの形状には、水や牛乳に溶かして飲む「粉末タイプ」、お菓子感覚で食べられる「プロテインバー」、水分補給をするように飲める「ゼリー飲料」や「ドリンクタイプ」などがあります。
初めてプロテインを活用する場合は、ライフスタイルに合う形状のプロテインを選ぶことがおすすめです。主に自宅でプロテインを摂取する場合は、どの形状のものも選択肢になります。外出先で活用したい場合は、持ち運びやすいプロテインバーやゼリー飲料が使いやすいのではないでしょうか。
また、プロテインの味はさまざまです。好みに合うプロテインが見つかると、栄養サポートとして使いやすいと思います。まずは、ライフスタイルに合うことを想定して、プロテインを選んでみてはいかがでしょうか。
プロテインに配合されている主なタンパク質は、牛乳由来のホエイプロテインやカゼイン、大豆プロテインです。各タンパク質は特徴があり、プロテイン製品に合わせて配合されています。
ホエイプロテインは、牛乳から乳脂肪分と固形たんぱく質を除いて残ったものです。ヨーグルトを食べる時に半透明の液体が出てきますが、その液体こそがホエイです。ホエイはカラダへの吸収スピードが早いという特徴があります。
カゼインとは、ホエイを作るために取り除いた固形たんぱく質から作ったものを指します。ホットミルクを作ってしばらく時間が経つと膜が浮かんできますが、その膜がカゼインです。カゼインはカラダにゆっくり吸収されるという特徴があります。
大豆プロテインは、大豆から抽出されたタンパク質です。大豆プロテインは吸収スピードがゆっくりであるため、満足感につながると思います。このように、配合されているタンパク質によって特徴が異なります。
プロテインには、タンパク質以外の栄養素が配合されている製品もあります。代謝に関わるビタミンB群や、カラダづくりをサポートするカルシウムや鉄などがあります。食事で不足する栄養素には個人差があることから、補いたい栄養素が含まれているプロテインを選ぶことも方法の一つです。
プロテインのパッケージには、配合されている栄養素の記載があるため、購入前に確認してみてはいかがでしょうか。
プロテイン選びは、まず基本のポイント3つを抑えた後、活用シーンや目的を考慮しましょう。森永製菓のプロテイン製品を例にして、おすすめの製品を紹介します。一方で、プロテインはあくまで食品の一つです。そのため、これから紹介する例が全てではないので、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて、柔軟に幅広く活用することができます。
もともと運動習慣のある方のほか、これから筋トレを始めて理想のカラダを目指したいと考えている方は、ホエイプロテインが配合されたプロテインを検討してみてはいかがでしょうか。
運動をしてカラダが消耗したあとは、リカバリーを速やかに行いたいものです。そのため、速やかに吸収されるホエイプロテインがおすすめです。
吸収スピードの異なるホエイプロテインとカゼインを配合しており、時間差でリカバリーをサポートします。フレーバーは森永製菓ならではの森永ココア味、森永ラムネ味、森永ミルクキャラメル味と、バニラ味の全4種類です。
親しみやすい味わいで、好みのものを見つけられるのではないでしょうか。また、ホエイプロテインとカゼインプロテインについては、こちらの記事も参考にしてみてください。
プロテインと言えば、粉末を水に溶かして飲むイメージがあるという方もいるかと思います。ゼリー飲料は、そんな手間をかけずに素早くタンパク質補給ができるため、運動後のリカバリーにも活用しやすいと思います。また、ホエイプロテインが配合されており、タンパク質補給を助けます。味は爽やかなヨーグルト味です。屋外でも飲みやすい形状で、持ち運びもしやすい製品です。
運動後に消費された糖質とタンパク質をバランスよく摂取できます。ホエイプロテインを配合しており、素早いリカバリーを補助します。味はピーチ味とココア味の2種類あります。どちらもさらっとした味わいで、飲みやすさを感じるのではないでしょうか。ビタミンCも配合されています。
小腹が空いたときやちょっと一息つきたいときにも、タンパク質を補いたいと考える方もいると思います。お菓子感覚で食べられるのが、プロテインバーです。手軽に食べられるので、自宅でも外出先でも食べやすいと思います。
ザクザクとした大豆パフが入ったチョコレートバーです。大豆タンパクのほか、カゼインやホエイプロテインも配合されており、満足感もあるのではないでしょうか。溝が入っているため、手で割ってひと口ずつ食べることもできます。
大豆タンパクやカゼインなどが配合されています。「inバープロテイン<ザクザクチョコ>」と比べると糖質が抑えられており、糖質摂取量を控えたい方も活用しやすいのではないでしょうか。
ドライフルーツの入ったグラノーラをバーにしています。軽い食感と、ドライフルーツの甘味で食べやすさを感じるのではないでしょうか。森永製菓のプロテインバーの中では脂質が1本あたり0.6gと控えめであることが特徴です。
タンパク質を多く含む食品は、肉類、魚介類、卵、大豆・大豆製品、乳・乳製品です。大豆以外は動物性タンパク質であり、食事から摂取する機会も多いのではないでしょうか。栄養補助食品からは植物性タンパク質を摂取したい場合は、大豆プロテインが選択肢になります。
1食あたりタンパク質15.6gを摂取しています。森永ココア味で親しみやすい味わいと感じる方もいるのではないでしょうか。鉄やビタミンCも配合されており、健康維持や美容が気になる方も活用しやすいと思います。
1食あたりタンパク質10.4gを摂取できます。コーヒー味で飲みやすさを感じると思います。カラダづくりにつながるカルシウムやビタミンDも配合されており、日々の不足が気になる場合に活用しやすいのではないでしょうか。
成長期は、カラダに必要なエネルギーや栄養素が成人よりも多く必要なものもあります。しかし、食事量は個人差があり、不足してしまう栄養素もあるかもしれません。
このような場合、カラダづくりをサポートする栄養素を配合したプロテインの活用も方法の一つです。
1食あたりタンパク質8.4g、カルシウム500mg、鉄4.6mg、ビタミンD2.4μgを配合し、カラダづくりに意識して摂取したい栄養素をサポートします。飲みやすいココア味で、水に溶かすほかにも牛乳とも相性がよいです。
ココア味のウェファーでクリームをサンドしています。サクッとした軽い食感で、お菓子感覚で食べられるのではないでしょうか。1本あたりのタンパク質8.6g、カルシウム560mg、鉄6.8mg、ビタミンD0.56~4.2μgを摂取できます。
カラダに必要な栄養素は「日本人の食事摂取基準」に示されています。タンパク質の推奨量は年齢や性別によって異なります。
男性のタンパク質推奨量は15~65歳で65g/日です。女性のタンパク質推奨量は、15~17歳で55g/日、18歳以上で50g/日です。
健康維持のためには、タンパク質推奨量を摂取できるよう日々の食事を調整していきたいものです。
また、運動習慣がある方や、トレーニングをして理想のカラダを目指している方の場合、運動をしていない方と比べてタンパク質の必要量は多くなります。
しかし、1日の体重あたりの総タンパク質量が体重1kgあたり1.3g/日以上になると、カラダづくりの材料として使われる効率が悪くなるともいわれています。
運動をしているからといって、タンパク質を必要以上に摂取せず、体重や体組成なども確認しながら食事量を調整したいものです。
人によっては、食事から必要なタンパク質を摂取できないかもしれません。
その場合は、プロテインのような栄養補助食品を活用することも選択肢になります。

タンパク質の必要量については下記の記事にて詳しく解説しています。
プロテインの活用目的は人によって異なります。まずはプロテインの味や形状が好みのものかで選ぶことがおすすめです。その上で、タンパク質の特徴やカラダに不足するタンパク質量に合わせてプロテインを選んでみてはいかがでしょうか。
<参考>