手軽に美味しく。プロテインの美味しい飲み方!
気になる脂肪を落として理想的な体型になるには、筋肉の増加は不可欠です。つまり、トレーニングをして傷ついた筋肉を補修できるような良質のタンパク質も、ダイエットには不可欠です。
そんな理屈を知っている人の多くは、良質のタンパク質を摂るためにプロテインを摂取しようと考えることでしょう。
ちなみに、皆さんはプロテインの味についてどのようなイメージを持っていますか?
「味がない」「あまり美味しそうではない」など、プロテインは美味しくないものというイメージや、「単調な味ですぐ嫌になりそう」と思う人も多いかもしれません。
しかし、カラダづくりをすることで効率的なダイエットへと結びつけるためには、プロテインは欠かせない存在です。
そこで今回は手軽にできるプロテインの美味しい飲み方について紹介したいと思います。
■飲み方1:プロテインを溶かすものを工夫する
プロテインは溶かすものによって体にプロテインのタンパク質が吸収されるまでの速度が変化します。例えば、水や体に浸透しやすいスポーツドリンクを使ってプロテインを溶かして飲むと、体に吸収されるまでのスピードは早くなるとされています。
一方、牛乳や豆乳など、味のないプロテインに風味をプラスしてくれるようなものは、体に吸収されるまでのスピードは遅めです。その代わり、牛乳や豆乳などで溶かしたプロテインはお腹にたまりやすくなります。
■飲み方2:プロテインに足りないタンパク質を補う
例えば、ホエイやカゼインが含まれているプロテインを割るのであれば豆乳にしてみてはいかがでしょうか。
豆乳はご存知の人も多いように「畑のお肉」と呼ばれることもある大豆からできた飲料です。100gあたりのタンパク質量を見てみても、牛乳が3.3gであることに対し、豆乳は3.6gと、豆乳は牛乳に負けないくらい豊富なタンパク質を含んでいます。さらに豆乳はカロリーが低く、牛乳と比べても2/3ほどしかありません。
もし、今、あなたがプロテインを飲もうと思っているのであれば、無理な食事制限などによるダイエットではなく、運動をしながら筋肉を鍛え、脂肪を燃焼させるような健康的なダイエットをしようとしている証拠です。高タンパク低カロリーである食事を心掛けることが効率良いダイエットにも繋がります。
美味しい飲み方という点では好みもありますが、効率をさらに上げるという点でもおすすめの飲み方です。
■飲み方3:プロテインそのものの味を変えてみる
「プロテインって味が変わらないから飽きるよね」と思っている人のことを考えてか、最近はプロテインそのものに味がついたものも多く発売されるようになりました。特に、女性はダイエットを始めても甘い物の誘惑に負けそうになる人もいますが、そんな女性にも喜ばれそうなココア味のプロテインやバニラ味のプロテインなども発売されています。
■ウイダーマッスルフィットプロテイン
ココア味とバニラ味のプロテインがあり、牛乳で溶かすとより濃厚な味わいになります。
■ウイダーおいしい大豆プロテイン
甘味が程良いコーヒー味です。ソイプロテイン特有の苦味はコーヒーの味わいで抑えられています。
ココア味やバニラ味といった甘さが感じられそうなプロテインを牛乳や豆乳で割って飲むことができれば、味の変化にも満足できる上、お腹にもたまります。
■飲み方4:プロテインでスイーツを作ってしまおう!
ココア味やバニラ味のような甘さを感じられそうなプロテインを飲んでも甘い物を食べたい欲求が抑えられない…という人は、プロテインを飲む物ではなく食べる物として活用してみてはいかがでしょうか。
具体的には、プロテインを使ってスイーツを作るというものです。
例えば、わらび餅もプロテインを使って作ることができます。準備をするのはわらび餅粉に加えて、ココア味のプロテインとココアの粉。本当はここに砂糖を加えますが、カロリーが気になるのであればカロリーゼロの甘味料を使うとよいでしょう。
わらび餅粉とプロテインが5:3の割合になるような配合にして、あとは普通にわらび餅を作る要領で進めていけば、タンパク質を効果的に摂ることができるわらび餅の完成です。
また、ヨーグルト味のプロテインにゼラチンを合わせて、缶詰として販売されているマンゴーと甘酒で甘さを加えれば、プロテイン入りのマンゴームースを作ることもできます。
私達は「プロテイン」という名称を聞くと、どうしても「プロテインの粉を水・スポーツドリンク・牛乳・豆乳などで割って飲む物」というイメージを強く抱きがちです。しかし、見方や使い方を変えれば、わらび餅やムースのように、ダイエットの時に我慢する食事の定番であるスイーツに変化させて、食べることができます。
いくら自分の意思でダイエットを始めたからといっても、過度なストレスが蓄積されるようではリバウンドの危険性も出てきます。
プロテインの味を変えたり、プロテインに加える水分を変えたりすることで、ストレスを最低限に抑えて、ダイエットの成功確率を少しでも上げていきたいものですね。