女性が輝く元気ホルモン「エストロゲン」
男性がテストステロンというホルモンを多く分泌するのに対し、女性は「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類のホルモンを分泌します。
女性ホルモンは、生理の周期に合わせてエストロゲンが多く分泌される周期(エストロゲン期)と、プロゲステロンが多く分泌される周期(プロゲステロン期)があります。
この2種類のホルモンによって、女性の体調は大きく変化します。
エストロゲン期は「エストロ元気!」と覚えるとそれだけで明るい気分になれる気がしませんか?
エストロゲンというホルモンは、生理終了あたりから多く分泌されます。
ホルモンバランスを整えて、心も体も調子よく、活動的になれるようにしましょう。
ホルモンバランスを乱す生活
まずは、エストロゲン期を意識した生活をしていることが大切です。
ホルモンバランスを乱す要因は食事、減量、冷え、睡眠、ストレスなどが考えられます。
その中で、食事とダイエットに着目し、ホルモンバランスを乱す食生活をしていないかチェックしてみましょう。
- 朝食はほとんど食べない
- 食事時間が決まっていない
- インスタント食品やファストフードをよく利用する
- 甘いものには目がない
- 冷たい飲料をよく飲む
- カロリーを気にして野菜中心の食事をする(肉・魚などをあまり食べない)
- 水分をあまりとらない(水・お茶を1日1ℓ以下)
※コーヒーや酒類は含みません
- タバコを吸う
- コーヒー・紅茶を1日5杯以上飲む
- 食事制限のダイエットをよくする
- 1か月に3kg以上減量したことがある
- ダイエットによるリバウンドを繰り返している
チェック項目数
3個以下・・・0個を目指し、この調子で規則正しい食生活を続けましょう。
4~8個・・・この生活を続けるとホルモンバランスの乱れによる不調をきたす可能性があります。まずはできそうな項目を2つ以上選び、食生活を整えましょう。
9個以上・・・今すぐ食生活の見直しが必要です。まずは毎日3項目以上を意識し、できた日にはカレンダーに丸を付けるなど、日々を振り返りながら生活してみましょう。
ホルモンバランスを整える食事
食生活の改善には“今できること”をみつけて、挑戦し続けることが大切です。
上記のチェック項目の中でできることを1週間に1つずつ増やしていくのもいいですね。
「体のベースを整える」ことがキーポイントです。
では、体のベースを整えることに意識した食事を紹介します。
和食とオリーブオイルを使った食事に注目
和食はタンパク質や脂質の量を整えやすいメニューが豊富です。また、野菜・海藻・きのこと和食調味料は相性が良いので微量栄養素を取り入れやすいです。
インスタント食品やファストフードに頼らない食生活をするには自炊をすることが近道ですが、なかなか面倒で時間がないという人も多いはずです。
ここで活用したいのが電子レンジです。
耐熱容器に食材と調味料をいれて電子レンジで加熱するだけで料理は完成します。
「醤油・酒・みりん・砂糖・塩・粉末だし」この調味料さえあれば、簡単な和食はすぐに出来上がります。
そして油は良質な脂質を確保できるオリーブオイルがオススメです。
大豆イソフラボンの力をプラス
大豆イソフラボンはエストロゲンに似た構造をしているため、体内でエストロゲンに似た作用をするといわれますが、作用は1/1000以下で低いことがわかっています。
大豆イソフラボンの中にはダイゼインという成分が含まれ、エクオール産生菌(腸内細菌)により腸内で「エクオール」という物質が作られます。
このエクオールがエストロゲンと似たはたらきをします。
体内でエクオールを作ることができる人の割合は、大豆食品を食べる頻度によって差があることがわかってきました。
“大豆食品をあまり食べない人”より“ほとんど毎日食べる人”は2倍になります。(参考:名古屋大学発ベンチャー Healthcare Systems)
摂取した大豆イソフラボンすべてにエストロゲンの作用を期待することは難しいです。
腸内環境やホルモンバランスを整える食生活を心がけた上で、豆乳などに含まれる大豆イソフラボンの力を“プラス”するという意識を持つようにしましょう。
また、大豆食品の摂取が難しい場合は栄養補助食品で補うのも一つの手です。
■おいしい大豆プロテイン
水や牛乳に溶かすだけで簡単に、脂質も抑えてタンパク質がたくさん摂取できるほか、
女性にとって重要なカルシウムや葉酸が含まれております。
大豆特有の香りや苦みがほとんどなく、軽くシェイクしただけで完全に溶けるため初心者にも飲みやすい商品です。
エストロゲン期のオススメ
体のベースを整えて、エストロゲン期を見逃さず、色々なことにチャレンジしてみてはいかがですか。
ダイエットにトライ!
やはり、ダイエットに挑戦したいですよね。
この時期は、運動をプラスしたダイエットに挑戦することをおすすめします。なぜなら女性の性周期と肥満に関係があるからです。
<性周期と肥満の関係対策>
(香川靖雄著 時間栄養学 時計遺伝子と食事リズム第4章 女子栄養大学出版部 2009より)
40歳代前半までは、排卵前後にエストロゲン期がおとずれます。この時期を利用して、持久運動をプラスしたダイエットに挑戦しましょう。
40歳代後半からは、体内のエストロゲン分泌が減少傾向になるため、常に食事コントロールを意識し、プラス運動を心がけていきましょう。
その他・・・
*新しい化粧品にトライ!
*新しい企画を考える!
*後回しにしていた作業を一気に片づける!
自分が挑戦したいこと、なんでもOKです。
女性が輝くキラキラホルモンをしっかり分泌させるためにも、日頃からストレスを溜めすぎず、疲れも残さず、是非有意義に過ごして下さいね!
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