グラノーラは、オーツ麦やライ麦などを主材料にして焼き上げたシリアルの一つです。朝食にグラノーラを食べる方も多いのではないでしょうか。プロテインバーの種類にはグラノーラタイプがあり、活用したいと考えている方もいるかもしれません。本記事では、グラノーラタイプのプロテインバーについて紹介します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2025年1月7日時点のものとなります。
グラノーラは、主にエネルギー源となる炭水化物を摂取できる食品です。一方で、プロテインバーは、タンパク質を補う栄養補助食品です。では、グラノーラを棒状にしたプロテインバーは、どのような特徴があるのでしょうか。なお、本記事で紹介するのは森永製菓が取り扱うプロテインバーについての内容です。
森永製菓が取り扱うグラノーラタイプのプロテインバーは、エネルギー源となる炭水化物が摂取できるだけでなく、1本あたり10gのタンパク質も摂ることができます。さらに、脂質の量が少ない製品もあり、「inバープロテイン グラノーラ」は、1本あたりの脂質の量が0.6gと低脂質であることが特徴です。
タンパク質を多く含む食品には、肉類や魚介類、卵、大豆・大豆製品、乳・乳製品があります。これらの食品には脂質が多く含まれている傾向があるため、カラダに必要なタンパク質摂取を意識すると、脂質も多く摂取してしまうかもしれません。脂質の摂りすぎが気になる方には、グラノーラタイプのプロテインバーは活用しやすいと思います。
食物繊維はヒトの消化酵素では分解できない栄養素であり、カラダの調子を整えるために欠かせないものです。「日本人の食事摂取基準(2020年版)」には、1日あたりの食物繊維の摂取量の目安が示されており、18~64歳の男性は21g以上、女性は18g以上とされています。
食物繊維は野菜やきのこ類、海藻類に多く含まれており、これらの食品は一般的に副菜として食事に取り入れられることが多いです。野菜の1食あたりの目安量としては、サラダなどの生食では両手にのる分、加熱した場合は片手にのる分となります。
しかし、忙しい毎日を過ごしていると、副菜を十分に摂れない日もあるかもしれません。
副菜不足が気になる場合は、グラノーラタイプのプロテインバーを活用することで、食物繊維摂取をサポートします。
ザクザクとした食感のグラノーラタイプのプロテインバーは、食べ応えがあることも特徴です。森永製菓のグラノーラタイプのプロテインバーは、大豆パフのほか、ドライフルーツやナッツが入っており、食感のアクセントになっています。
しっかりと噛むことで消化を助けるほか、満足感が得られると感じる方もいるのではないでしょうか。
また、グラノーラタイプのプロテインバーには大豆タンパクも配合されています。大豆タンパクはゆっくりと吸収される特徴があるため、タンパク質の持続的な補給ができるほか、満足感が持続すると思います。
森永製菓が取り扱うグラノーラタイプのプロテインバーは2種類あります。
どちらも代謝に関わるビタミンB群が配合されていることが共通点です。グラノーラタイプのプロテインバー2種類は味が異なり、好みのものを選べます。また、摂取できる栄養素に違いがあるため、自分のカラダに不足する栄養素に合わせて使い分ける方法もおすすめです。
レーズンやクランベリーが入っており、噛むほどにドライフルーツの風味が広がります。1本あたりの脂質は1g以下でありながら、タンパク質10.9gを摂取できます。
糖質15.4g、エネルギー114kcalであることから、運動後に消費した糖質の補給にもおすすめです。鉄も配合されており、鉄不足が気になる方も活用しやすいのではないでしょうか。
アーモンドがアクセントになったチョコレート風味のプロテインバーです。1本あたり糖質9.5g、食物繊維4.0gであり、「inバープロテイン グラノーラ」と比べると糖質は抑えられ、食物繊維は多く含まれています。
カラダに必要なタンパク質をはじめとした栄養素は、食事から摂取することが基本です。
どうしても食事が偏ってしまったり、食事量が少なくなってしまったりする場合は、栄養補助食品のプロテインバーを活用することも方法の一つとなります。では、数種類あるプロテインバーのうち、グラノーラタイプのプロテインバーはどのような活用ポイントやシーンがあるのでしょうか。
朝食は調理の必要がなく、手軽に食べられるものとして、グラノーラなどのシリアルを選ぶ方もいると思います。しかし、朝は忙しく、手軽に食べられるシリアルですら食べる時間がない方もいるかもしれません。また、朝食は食パン1枚、おにぎりのみなど、炭水化物に偏ってしまう方もいるかもしれません。
グラノーラタイプのプロテインバーであれば、タンパク質の摂取をサポートすることができます。プロテインバーは、片手で食べられるため時間がない朝にも活用しやすいのではないでしょうか。
アスリートのように習慣的に運動をしている方は、運動後の栄養補給も気を付けているかもしれません。運動をするとカラダに貯えられていたエネルギー源である糖質が使われます。そのため、運動後は消費した糖質と、カラダづくりの材料となるタンパク質を補給するとリカバリーに影響を与えるといわれています。
運動後に食事で十分な栄養補給ができれば理想ですが、すぐに食事をするのが難しい場合は、補食としておにぎりや肉まん、サンドイッチなどが選択肢になります。また、持ち運びしやすいグラノーラタイプのプロテインバーも活用しやすいと思います。
小腹が空いたときの間食に、菓子パンやスナック菓子、チョコレートなど、糖質や脂質が多いものを食べることもあるのではないでしょうか。食事だけではタンパク質不足が気になる場合や、カラダに必要な栄養素が成人よりも多く必要な成長期のジュニアなど、間食でタンパク質を摂取したい場合にグラノーラタイプのプロテインバーは活用しやすいと思います。
しかし、菓子類と同様、食べすぎると体重増加につながりますので注意してください。
プロテインバーは個包装になっていることから、常温で手軽に持ち運ぶことができます。プロテインバーをカバンに入れておくと、外出先で小腹が空いたときや、タンパク質不足が気になるタイミングなどで活用できるのではないでしょうか。
バーの形状をしているため、手を汚さずに食べられることもメリットです。
プロテインといえば、水や牛乳に粉末を溶かして飲む粉末プロテインを思い浮かべる方もいると思います。
自宅では粉末プロテインを活用しやすくても、外出先では溶かす手間が必要なことが気になる方もいるかもしれません。プロテインバーは、溶かす手間なく手軽にタンパク質を補給することができます。
スポーツジムでの運動後の栄養補給のように、粉末プロテイン以外からタンパク質を補給したいタイミングでの活用もおすすめです。
プロテインバーはグラノーラタイプ以外の種類も数多くあります。食感や味わいがそれぞれ違うほか、摂取できる栄養素も異なるため、活用しやすいプロテインバーが見つかるのではないでしょうか。
森永製菓が取り扱うプロテインバーの形状には、グラノーラタイプのほか、お菓子感覚で食べられるチョコレートバータイプやベイクドチョコタイプ、ウェファータイプがあります。プロテインバーについて詳しくは、「失敗しない!プロテインバーの選び方とおすすめ商品を解説」で解説しています。
グラノーラタイプのプロテインバーは、ザクザクとした食感で食べ応えがあり、満足感を感じると思います。
朝食や運動後の栄養補給や、間食やおやつなど、さまざまなシーンで活用しやすいのではないでしょうか。携帯しやすいため、カバンに入れて持ち歩いたり、ストックして非常食にしたりするのもおすすめです。
<参考>
inバー プロテイン グラノーラ