プロテインバーはお菓子感覚で食べられるものもあり、プロテインパウダーをはじめとした他のプロテイン製品よりも習慣的にとりいれやすいと感じている方もいるかもしれません。プロテインバーを活用する中で、食べる頻度が気になる方もいるのではないでしょうか。本記事では、プロテインバーを毎日食べてもいいのかを注意点とともに解説します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2024年12月2日時点のものとなります。
栄養補助食品であるプロテインバーは、食品の1つであり、食事だけでは不足しがちな栄養素を補うために活用するものです。
カラダに必要な栄養素は、食事から摂取することが基本となります。エネルギー源となる「主食」、タンパク質を多く含む食品を使った「主菜」、野菜や海藻類、きのこ類などを使った「副菜」をそろえつつ、幅広い食品を食べることで、栄養バランスが整いやすくなります。
栄養バランスの整った食事をとることが難しい場合、プロテインバーを活用することは選択肢の一つとなります。不足している栄養素を補うなど、目的に応じてプロテインバーを活用していれば、毎日食べても問題はないことが考えられます。一方で、プロテインバーを毎日食べることによって、栄養バランスが偏ってしまう場合があることを考慮することも必要です。
仕事の忙しさから栄養バランスが整った食事ができない日が続く場合や、部活などで本格的に運動をしていてカラダに必要な栄養素量が多い場合など、不足する栄養素をプロテインバーから補うこともできます。プロテインバーを毎日活用したい場合、どのようなことに注意したらよいのでしょうか。
栄養補助食品を活用する場合、どのような栄養素が含まれているのか確認することが大切です。プロテインバーは、製品によって摂取できるタンパク質量が異なります。タンパク質摂取を意識してプロテインバーを毎日活用したい場合は、1本あたりで摂取できるタンパク質量をパッケージで確認することがおすすめです。
タンパク質推奨量は、日本人の食事摂取基準(2020年版)に示されており、18~64歳では男性65g/日、女性50g/日です。また、カラダの大きさや日々の活動量などによっても、カラダに必要なタンパク質量が異なります。タンパク質推奨量は満たすようにしながら、カラダに必要なタンパク質摂取量を調整していきます。
プロテインバーの形状はさまざまで、チョコレートバーやクッキーのようなものもあります。菓子類のチョコレートやクッキーには脂質が多く含まれているように、プロテインバーの種類によっても脂質が多く含まれている商品があります。
体重コントロールをしていて、脂質摂取量が気になる方もいるのではないでしょうか。脂質摂取量が多くなりすぎると、エネルギー摂取量が増えるほか、カラダの不調につながる可能性もあります。
プロテインバーのパッケージには脂質量の記載があります。毎日プロテインバーを食べる場合は、1本あたりの脂質摂取量を確認することも大切です。
プロテインバーを食べるタイミングに決まりはありません。忙しく、サンドイッチなどで簡単に食事をすませたいとき、不足している栄養素を補うために食事の一部として食べたり、小腹が空いたとき、お腹を満たすために食べたりなど、プロテインバーの活用タイミングはさまざまです。
プロテインバーを食べることで満足感を得られると、次の食事タイミングでお腹が空いておらず、食事量が減ってしまうかもしれません。プロテインバーは食事のサポート役ですから、食事量が減ってしまう場合は、食べる量や頻度、タイミングを考慮してはいかがでしょうか。
プロテインバーを毎日食べる上での注意点だけでなく、活用することのメリットを知ると、自分の活用目的に合うのかも判断しやすくなると思います。プロテインバーの活用時のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
プロテインバーは、パッケージを開封すれば食べることができます。粉末プロテインのように飲料に溶かす工程がないことから、手軽に食べられると感じる方もいるのではないでしょうか。
また、スーパーやコンビニエンスストア、ドラックストアなど、身近なお店で購入することができるため、タンパク質不足が気になったタイミングでプロテインバーを購入することもできると思います。
プロテインバーは、個包装になっていることからカバンに入れて持ち運びやすく、手軽に食べられることもメリットの1つです。スポーツジムでの運動前後や学習塾での勉強時など、自宅以外でもプロテインバーは食べやすいと感じると思います。シーンに合わせたプロテインバーを選ぶことがおすすめです。
プロテインバーは、冷蔵庫に入れる必要がなく、直射日光・高温を避けて保存します。忙しい日の栄養補給のためにオフィスのロッカーに置くほか、非常食として自宅にストックしておきやすいと思います。
プロテインバーを数本ストックしておくと、活用したいときに手軽にたべられることもメリットです。
森永製菓が取り扱うプロテインバーの形状には、「チョコレートバータイプ」、「ベイクドチョコタイプ」、「ウェファータイプ」、「グラノーラタイプ」などがあります。各製品の特徴を紹介します。
1本でタンパク質16.9g、エネルギー214kcalを摂取できます。ビタミンB群も配合されており、代謝をサポートします。
大豆パフのザクザクとした食感があるチョコレートバータイプで、食べ応えや満足感を感じるのではないでしょうか。運動前後の栄養補給にも活用しやすいと思います。脂質10.5gのため、脂質の摂取量が気になる場合は注意してください。
1本あたりタンパク質16.9g、エネルギー185kcalを摂取できます。大豆パフの入ったチョコレートバータイプで、同様の「inバープロテイン ザクザクチョコ」よりも糖質が半分以下になっていることが特徴です。
代謝に関わるビタミンB群も配合されています。
1本あたりタンパク質15.8g、エネルギー208kcalを摂取できます。しっとりとしたクッキーを食べるようなベイクドタイプで、小腹が空いたときやお菓子の代わりなどにも活用しやすいと思います。
ビタミンB群も配合されており、代謝もサポートします。
1本あたりタンパク質10.9g、エネルギー114kcalを摂取できます。
ドライフルーツの入ったグラノーラをバーにしており、片手で食べられることがメリットです。1本あたり脂質0.6gで、森永製菓が取り扱うプロテインバーの中では脂質が少ないため、脂質摂取量が気になる方も活用しやすいのではないでしょうか。
1本あたりタンパク質10.7g、エネルギー200kcalを摂取できます。ココア味のウェファーでバニラ味のクリームをサンドしており、お菓子を食べるようにタンパク質を摂取できます。
サクッと軽い食感で食べやすさがあり、なおかつ満足感も感じると思います。ビタミンB群も配合されています。
1本あたりタンパク質22.9g、エネルギー239kcalを摂取できます。ビタミンB群やビタミンA、ビタミンCなどの13種類ビタミンのほか、カルシウムや鉄、亜鉛などの11種類のミネラルが配合されています。
食事が軽食になった日の栄養サポートや、運動時の栄養補給などにおすすめです。
栄養補給の基本は食事であり、プロテインバーは不足するエネルギーや栄養素を補うために活用する方法の一つです。目的に合わせてプロテインバーを活用すれば、毎日食べても問題はないことが考えられます。自分に合う方法で、プロテインバーを活用してみてはいかがでしょうか。
<参考>
1) 日本人の食事摂取基準(2020年版) 参照日:2024年12月2日
inバープロテイン ザクザクチョコ
inバー プロテイン ベイクドチョコ
inバー プロテイン ザクザクビター