プロテインにはどんなメリットがある?メリット・デメリットをまとめて解説。
これからプロテインを使い始めようかと検討中の方のほか、プロテインを継続して活用中の方の中には、プロテインの特徴を知って上手に活用したいと思っている方もいるのではないでしょうか。本記事では、プロテインのメリットとデメリットをまとめました。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2024年5月28日時点のものとなります。
プロテインとは
プロテインは、主にタンパク質を配合した栄養補助食品です。カラダに必要なタンパク質は食事から摂取することが基本であり、あくまでもプロテインは食事だけではタンパク質が不足してしまう場合に活用できるものの一つです。
プロテインの形状はさまざまで、水や牛乳などの飲料に溶かして飲む「粉末タイプ」、お菓子感覚で食べられる「バータイプ」、喉ごしの良い「ゼリー飲料」、水分補給とともにタンパク質を摂取できる「ドリンクタイプ」などがあります。チョコレートのようなお菓子にタンパク質が配合されているものもあり、タンパク質摂取ができる食品だと考えると、このようなお菓子もプロテインの一種として活用できるかもしれません。
これからプロテインを活用したいと検討中の方の中には、どこで購入できるのか気になるのではないでしょうか。プロテインはスポーツ用品店やネットショップのほか、ドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストアのような身近なお店で取り扱っています。
プロテインのメリット
タンパク質を摂取できるプロテインですが、どんなメリットがあるのでしょうか?ここではプロテインのメリットをご紹介します。
メリット1:手軽にタンパク質を摂取できる
プロテインを生活の中に取り入れていくメリットは、手軽にタンパク質を摂取できることです。おにぎりのみの食事のようにタンパク質が不足気味のときや、スポーツジムで運動したあとの栄養補給など、幅広い目的でプロテインは活用できると思います。
メリット2:脂質や糖質を抑えてタンパク質を摂取できる
また、プロテインには脂質や糖質を抑えた製品があります。食事で脂質や糖質を十分に摂取している場合は、余分な脂質や糖質を摂取することなくタンパク質を補えることもメリットです。一方で、しっかりとエネルギー補給をしながらタンパク質を摂取できる製品もあり、利用目的に合わせて活用できると思います。
メリット3:タンパク質以外の栄養素も摂取できる
ビタミンやミネラルを配合している製品もあり、日々の食生活の中で不足が気になる栄養素の摂取もサポートできることがプロテインの特徴です。
ご自身が不足しがちな栄養素を把握し、適切なプロテインを選ぶことでさまざまな栄養素を補うことができるのもメリットの一つといえるかもしれません。
プロテインのデメリット1)
気軽にタンパク質を摂取できるプロテインですが、デメリットがないのか気になる方もいると思います。ここではデメリットを解説します。
デメリット1:必要量を超えて摂取してしまう可能性がある
プロテインを必要以上に摂取することは、デメリットになる可能性があります。これは、カラダづくりに利用できるタンパク質量には限度があると考えられているからです。
さまざまな報告がありますが、総たんぱく質摂取量が1.5g/kg体重/日まではカラダづくりにつながるといわれています。筋肉量がより多いアスリートや筋肥大のためのトレーニングをしている人では2g/kg体重/日を目安にする場合もあります。そのため、ご自身の身体に適した摂取量を心がけることが重要で、必要以上にタンパク質を摂取しても、カラダづくりにつながる期待ができない可能性があります。
デメリット2:摂取エネルギーが増えてしまう可能性がある
タンパク質はエネルギーを作り出す栄養素でもあり、1gあたり4kcalのエネルギー量があります。そのため、必要以上の量を摂取した場合、日常生活や運動で消費するエネルギー量を超えてしまい、余分なエネルギーが体脂肪として蓄えられてしまう可能性があります。
【関連】プロテインにデメリットはある?過剰摂取した際のデメリットを解説
プロテインを活用する場合に注意したいポイント
プロテインを活用する場合は、メリットとデメリットを考慮しながら、自分に合うプロテインを見つけることがおすすめです。プロテインの活用で、注意したいポイントをまとめました。
活用目的を明確にする
プロテインをどのような目的で活用したいのかを考えることはポイントの一つです。競技力向上のためにカラダづくりをしたい、筋トレをしながら理想的なカラダづくりをしたい、美容のためにタンパク質を補いたいなど、プロテインの活用目的は多岐にわたります。
活用目的が明確になると、タンパク質のほかに一緒に摂取したい栄養素があるのか、摂取したいタイミングやシーンも想像しやすいと思います。そうすると、複数あるプロテインのうち、選ぶ製品も絞られて活用しやすくなるのではないでしょうか。
必要量を把握する2)3)
カラダに必要なタンパク質量は、年齢や性別、活動量などによって異なります。タンパク質の推奨量は「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に示されており、18~64歳のタンパク質推奨量は男性65g/日、女性50g/日です。推奨量は満たすようにして、活動量が多い場合などはタンパク質摂取量を多くするなどを調整します。
タンパク質を多く含む食品は、肉類、魚介類、卵、大豆・大豆製品、乳・乳製品です。また、これらの食品よりは少なくなりますが、米や小麦などの穀類にもタンパク質は含まれています。そのため、穀類を中心とした「主食」、タンパク質を主に摂取できる「主菜」を食事で用意することで、カラダに必要なタンパク質を摂取しやすくなります。あわせて、ビタミンやミネラルを主に摂取できる「副菜」を用意すると、栄養バランスの整った食事となります。
主菜に使用する食品は、1食分で片手の手の平にのる分を目安とすると不足や過剰を予防できると思います。また、1つの食材に偏ることなく、色々な食材からタンパク質を補給することも重要です。
生活習慣や運動量、食事量は人それぞれです。食事からのタンパク質が不足する量も個人差があります。プロテインから摂取できるタンパク質量を確認して、製品を選ぶことがおすすめです。
森永製菓のプロテインのご紹介
森永製菓が取り扱うプロテイン製品はさまざまな種類がありますが、主な製品は代謝に関わるビタミンB群が配合されていることが特徴です。また、製品によっては、プロテインの働きを強めるポリフェノールであるEルチンも配合されています。森永製菓のおすすめプロテインの特徴をご紹介します。
4種類のフレーバーがある「マッスルフィットプロテイン」
森永ココア味、バニラ味、森永ラムネ味、森永ミルクキャラメル味の4種類のフレーバーがある粉末プロテインです。森永ココア味の場合、1食あたりでタンパク質23.3gを摂取できます。配合されているタンパク質は、吸収スピードの違う牛乳由来のホエイプロテインとカゼインです。また、丈夫なカラダづくりに関わるカルシウムや鉄も配合されています。
植物性タンパク質を配合した「おいしい大豆プロテイン」
大豆タンパク質を配合した粉末プロテインです。大豆タンパク質は緩やかに吸収されるため、満足感が続くと感じる方もいると思います。1食あたりのタンパク質は10.4gです。丈夫なカラダづくりに関わるカルシウムやビタミンDも配合され、健康的なカラダづくりに活用しやすいのではないでしょうか。大豆特有の風味は抑えられており、飲みやすさを感じると思います。