豆乳×甘酒×プロテイン特集。レシピと合わせて飲むメリットを紹介
近頃、豆乳と甘酒とプロテインを混ぜたものが注目を集めています。健康的なカラダづくりや理想のカラダを目指す方の中には、タンパク質を補うプロテインだけでなく、健康的なイメージがある豆乳や甘酒も活用したいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。本記事では、豆乳と甘酒とプロテインを混ぜたレシピと、合わせて飲むメリットについてご紹介します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2023年9月1日時点のものとなります。
豆乳×甘酒×プロテインを合わせて飲むメリット
粉末プロテインは、水や牛乳に溶かして飲む方が多いと思います。しかし、溶かす飲料に決まりはなく、豆乳や甘酒などに溶かすのも方法の一つです。本記事でご紹介するのは、豆乳と甘酒を混ぜたものにプロテインを溶かしたものです。豆乳、甘酒のそれぞれでプロテインを溶かすのではなく、豆乳と甘酒を混ぜることでどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリット1:味が変わって飽きずに飲める
粉末プロテインは、ココア味やバニラ味などのフレーバーがあり、飲みやすくなっています。水に粉末プロテインを溶かすと、フレーバーそのものの味を楽しめますが、好きなフレーバーだとしても、飲み続けていくうちに違う味が飲みたいと思う日があるかもしれません。水以外の飲料で粉末プロテインを溶かすと、味わいが変化します。
豆乳は、とろっとした舌触りで、豆腐を食べるようなマイルドな大豆の味わいがあります。一方で、豆乳の独特な風味が苦手な方もいるかもしれません。
甘酒は米から作られた甘味がある飲料です。豆乳の独特な風味は、優しい甘味のある甘酒を加えると和らぎ、豆乳と甘酒の組み合わせにすると飲みやすいと感じる方もいるのではないでしょうか。このように、豆乳に甘酒を加えたものに粉末プロテインを溶かすことで、味わいに変化が生まれ、飽きずに飲めると思います。
メリット2:豆乳と甘酒に含まれている栄養素を摂り入れられる
プロテインは、タンパク質が配合されている栄養補助食品です。製品によってビタミンやミネラルが配合されているものもあります。食事からの栄養摂取を基本にして、どうしても栄養素が不足する場合は、プロテインの摂取が選択肢の一つとなります。
しかし、自分にとって不足している栄養素を粉末プロテインのみですべて補うのは難しい場合もあるかもしれません。その場合、水以外の飲料で溶かすのも方法の一つです。
例えば、粉末プロテインを牛乳に溶かすと、牛乳に含まれているエネルギーやカルシウムなどを摂取できます。これと同様に、豆乳や甘酒に粉末プロテインを溶かすと、それぞれに含まれている栄養素が摂取できます。
豆乳・甘酒・プロテインの栄養素
豆乳、甘酒、プロテインの特徴とそれぞれに含まれている栄養素をご紹介します。
豆乳の特徴と栄養素1)2)
豆乳は、原料である大豆を水に浸して柔らかくし、水を加えてどろっとなるまですりつぶしたものを、布袋でこした液状のものです。豆乳ににがりを加えると豆腐になり、豆乳を加熱すると表面に湯葉ができます。豆乳をこして布袋に残った繊維状のものがおからです。
豆乳は豆腐や湯葉の原料として使われるだけでなく、料理やお菓子の材料、飲料としても使われます。豆乳の分類は、含まれている大豆固形分の割合によって決まります。大豆を絞ったままの豆乳は「無調整豆乳」とも呼ばれ、大豆固形分8%以上のものです。大豆固形分6%以上のものは「調製豆乳」、大豆固形分2%以上のものは「豆乳飲料」であり、大豆固形分が多いほど含まれているタンパク質が多いです。
大豆のタンパク質は、吸収が緩やかで満足感が得られやすいことが特徴です。カルシウムやビタミンB群なども摂取でき、女性ホルモンのエストロゲンに似た構造のイソフラボンも含まれています。無調整豆乳を飲むと摂取できる主な栄養素は、下記にまとめました。
日本食品標準成分表2020年版(八訂)を参考に筆者作表
参照日:2023年9月1日
甘酒の特徴と栄養素3)4)
甘酒は、米から作られた伝統的な甘味飲料です。砂糖が庶民に普及していなかった江戸時代ごろに、甘味を得られる飲料として広く飲まれていました。甘酒から摂取できる栄養素から「飲む点滴」とも呼ばれ、健康的なイメージが持たれています。
甘酒は、米麹から作られた優しい甘味のものと、酒かすから作られたコクのあるものの2つに分けられます。米麹から作られた甘酒はノンアルコールですが、酒かすから作られる甘酒は、酒かすに残ったアルコール分が含まれていることが特徴です。
米麹から作られる甘酒と酒かすから作られる甘酒は味わいが異なりますが、どちらも作る工程で発酵が行われ、発酵食品のパワーを摂り入れることができます。
甘酒の栄養素としては、主に炭水化物が中心です。量はわずかですがビタミンB群やカルシウムなどのミネラルも含まれています。また、甘酒に期待が集まっており、健康サポートや美容の研究が行われています。森永製菓が取り扱う米麹甘酒100mlあたりに含まれている主な栄養素をまとめました。
森永のやさしい米麹甘酒1000mlに記載の数値から筆者作表
参照日:2023年8月31日
プロテインの栄養素
プロテインは主にタンパク質を摂取できる栄養補助食品です。形状はさまざまで、飲料に溶かす粉末状のもの、お菓子感覚で食べられるバータイプ、パウチに入ったゼリー飲料、ドリンクタイプがあります。プロテインは、製品によって摂取できるタンパク質量が異なることが特徴です。また、タンパク質だけでなく、ビタミンやミネラルが配合されている製品もあります。
プロテインに含まれている栄養素は、パッケージに記載されています。手元にあるプロテインの栄養素を確認してみてはいかがでしょうか。ここでは、森永製菓が取り扱う粉末プロテインの「プロテイン効果(森永ココア味)」の1食あたりの栄養素を表にまとめました。
プロテイン効果 森永ココア味に記載の数値から筆者作表
参照日:2023年9月1日
豆乳×甘酒×プロテインのおすすめレシピをご紹介
粉末プロテインは、パッケージに記載の1食分を規定の分量の飲料で溶かします。今回ご紹介するように飲料を2種類混ぜる場合、どのくらいの割合にしたらよいのか知りたい方もいるのではないでしょうか。豆乳×甘酒×プロテインのおすすめのレシピをご紹介します。
豆乳×甘酒×プロテインの分量
1食分あたり
粉末プロテイン(プロテイン効果 森永ココア味) 1食分(22g)
無調整豆乳 150ml
米麹甘酒 50ml
作り方
1.シェイカーなどの容器に豆乳、甘酒を入れ、プロテインを加える
2.フタをして、よく振ってしっかりと溶かす
ポイント
- 豆乳と甘酒に粉末プロテインを加えることで、ダマにならずに溶けやすい
- シェイカーを使うと、手軽に粉末プロテインを溶かせる
豆乳と甘酒に合わせるおすすめのプロテイン
森永製菓が取り扱う粉末プロテインの中から、豆乳と甘酒に合わせるおすすめの製品をご紹介します。なお、森永製菓の粉末プロテインには、代謝に関わるビタミンB群、タンパク質の働きを強めるEルチンが配合されています。
植物性プロテインを配合「プロテイン効果」
1食あたり15gのタンパク質を摂取できる粉末プロテインです。カラダにゆっくりと吸収される大豆プロテインを配合しており、植物性プロテインからタンパク質を補いたい方が活用しやすいのではないでしょうか。ビタミンC、鉄が配合され、カラダづくりだけでなく、美容や健康維持などの目的にもおすすめです。
味は森永ココア味とソイミルク味の2種類があります。どちらのフレーバーも、豆乳と甘酒との相性が良いと思います。
まとめ
粉末プロテインを豆乳と甘酒に溶かすと、味わいが変化して飽きずに飲み続けられると思います。また、豆乳と甘酒の栄養素を合わせて摂取することができます。食事内容は、日々異なると思います。不足する栄養素に合わせて溶かす飲料を変えてみてはいかがでしょうか。
<参考>
1)豆乳 参照日:2023年9月1日
2)豆乳類の日本農林規格 参照日:2023年9月1日
3)甘酒のすごいところ 参照日:2023年9月1日
4)甘酒の機能性ニュース 参照日:2023年9月1日