ミネラルが含まれているプロテインはある?ミネラル配合のプロテインを紹介
ヒトは食べ物から栄養素を吸収し、カラダを動かしたり、健康を保ったりしています。カラダに必要な栄養素の一つがミネラルです。カラダづくりや健康維持を目的にしてプロテインを活用していると、ミネラルの摂取量が足りているのか気になる方もいるのではないでしょうか。本記事では、ミネラルの役割とミネラル配合のプロテインについて解説します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2022年12月21日時点のものとなります。
ミネラルとはどのような栄養素?
そもそもミネラルとは、カラダを構成する成分のうち、有機物以外の微量成分の総称です。ミネラルは無機質とも呼ばれています。ヒトのカラダの約95%は、酸素・炭素・水素・窒素の元素からなる有機物でできており、残りの約5%がカルシウムやリン、カリウム、鉄などのミネラルです。
ミネラルは、ヒトのカラダの中でさまざまな働きをしています。骨や歯などのカラダを構成する成分であるほか、代謝などに関わる酵素の構成成分となり、カラダの調子を整える働きも担っているのです。ミネラルはカラダの中で作り出すことができません。そのため、食べ物から摂取する必要があります。
栄養素として「日本人の食事摂取基準(2020年版)」に示されているミネラルは13種類です。1日の推奨量や目安量によって「多量ミネラル」と「微量ミネラル」の2種類に分類されます。
【参考】
参照日:2022年12月21日
多量ミネラルと微量ミネラルとは
日本人の食事摂取基準に示されているミネラルのうち、1日の推奨量や目安が約100mg以上のものは「多量ミネラル」、約100mg未満のものは「微量ミネラル」と分類されています。多量ミネラルはナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンの5種類です。微量ミネラルは鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデンの8種類です。
カラダの中でミネラルが不足すると、さまざまな症状が起こります。例えば、鉄が不足すれば、貧血になることはよく知られているのではないでしょうか。実は、ミネラルが不足するだけではなく、ミネラルの過剰摂取によって起こるカラダへの影響もあります。ミネラルはカラダの中でさまざまな働きをしているため、バランス良く摂取することが大切です。
多量ミネラルと微量ミネラルの働きは、「ミネラルの種類とそれぞれの働きを解説!ミネラルを含む食べ物も紹介」で解説しています。
【参考】
参照日:2022年12月21日
プロテインからミネラル摂取は可能?
プロテインはタンパク質を摂取できる栄養補助食品です。製品によってはタンパク質だけでなく、ビタミンやミネラル、乳酸菌などの機能性成分、その他の栄養素が配合されています。森永製菓が取り扱うプロテインの中にはミネラルを配合しているものもあり、食事から不足しがちなミネラルを摂取可能です。
プロテインに含まれているミネラル量を解説
森永製菓が取り扱う粉末プロテインからは、どのようなミネラルを摂取できるのでしょうか。森永製菓の粉末プロテインに含まれているミネラルは、鉄とカルシウムの2種類です。各プロテインに含まれている1食あたりのミネラル量を表にまとめました。
森永製菓の粉末プロテインには、鉄とカルシウムを両方含むもの、片方しか含まれないものがあります。表にまとめた7種類の粉末プロテインのうち、鉄を一番多く含むのはプロテイン効果です。運動習慣のある方、鉄が不足しがちな食生活の方をサポートします。カルシウムを一番多く含むのはジュニアプロテインです。カルシウムは成長期のカラダづくりに必要なミネラルです。
溶かす飲料でプロテインにミネラルをプラスできる
日々の食事内容はさまざまで、日によっては特定のミネラルが不足する場合もあると思います。例えば、日本人の食生活ではカルシウムが不足しがちだといわれています。2019年の「国民健康・栄養調査」では、20歳以上のカルシウムの平均摂取量は男性503mg/日、女性494mg/日でした。これは、日本人の食事摂取基準に示されている推奨量を満たしていません。
不足する栄養素は食事で摂取することが基本です。しかし、栄養バランスが整った食事を用意できない日もあるのではないでしょうか。食事から不足する栄養素は、粉末プロテインで補うほかにも、粉末プロテインを溶かす飲料でミネラルを補う方法もあります。粉末プロテインを溶かす液体に決まりはありません。水、牛乳、豆乳、100%果汁ジュース、スポーツドリンク、その他の清涼飲料水などが選択肢になると思います。
【参考】令和元年国民健康・栄養調査報告
参照日:2022年12月21日
溶かす飲料に含まれているミネラル量
溶かす飲料の種類によって摂取できるミネラル量は異なります。粉末プロテインを溶かすのに相性が良い飲料のうち、牛乳・豆乳・オレンジジュース各100gに含まれている代表的なミネラル量をまとめました。
参照日:2022年12月21日
カルシウム不足が気になる場合は、牛乳で粉末プロテインを溶かすのがおすすめです。鉄を補うには豆乳を利用してみてはいかがでしょうか。牛乳や豆乳と比べるとオレンジジュースに含まれている主なミネラルは少ないですが、ビタミンも含まれています。日によって変化する食事内容に合わせ、粉末プロテインを溶かす飲料を工夫するのはおすすめです。
ミネラルを摂取できるおすすめプロテイン
不足するミネラルをプロテインで補いたい場合、1食あたりのタンパク質量、そのほかに含まれている栄養素、活用シーンも気になるのではないでしょうか。森永製菓が取り扱うプロテインのうち、ミネラルを摂取できるプロテインの特徴をご紹介します。
3種類のタンパク質を配合「マッスルフィットプロテイン プラス」
ホエイ・カゼイン・大豆の3種類のタンパク質を同時に摂取できる粉末プロテインです。3種類のタンパク質は吸収スピードが異なることが特徴。吸収スピードの違いにより、カラダへのアプローチを持続します。1食あたりのタンパク質は約20g。運動前後の栄養補給など、理想のカラダ作りを目指している方にも活用しやすいのではないでしょうか。
大豆タンパク質をしっかり摂取できる「プロテイン効果」
大豆プロテインを配合し、1食あたりでタンパク質約15gを摂取できる粉末プロテインです。消化スピードが緩やかな大豆プロテインを飲むと、満足感を実感する方もいると思います。植物性タンパク質からしっかりとタンパク質を摂取したい方、鉄とカルシウム不足が気になる方におすすめです。