タンパク質が多く含まれる果物はある?果物のタンパク質量を解説
健康づくりのために、新鮮な果物を食べるようにしている方もいるのではないでしょうか。果物にはビタミンやミネラルが含まれていることはよく知られていますが、一方で、果物にもタンパク質が含まれているのか気になる方もいると思います。本記事では、タンパク質が多く含まれている果物はあるのかを解説します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2022年12月24日時点のものとなります。
果物とは
そもそも果物は、樹木や草になる食用の果実を指します。甘味があって、みずみずしい味わいが特徴です。果物の果汁を絞ったジュースや、果肉や果皮を使ったジャム、ドライフルーツなど、加工された果物を食べる方も多いのではないでしょうか。
生の果物のほとんどは水分です。果物はたくさんの種類がありますが、野菜や穀類と比べるとタンパク質が少ないです。
果物の甘味は糖質によるものです。果糖やブドウ糖、ショ糖が含まれており、果物の種類によって割合が異なります。また、果物にはビタミンCやカリウム、食物繊維が多く含まれていることが特徴です。カラダの調子を整える栄養素が含まれている果物ですが、糖質も多いため食べすぎると肥満につながる可能性があります。
【参考】果物
参照日:2022年12月24日
果物別のタンパク質量を解説
カラダづくりをしている方にとっては、食べたものからどのくらいタンパク質を摂取しているのか気になると思います。では、果物に含まれているタンパク質量はどのくらいなのでしょうか。主な果物に含まれているタンパク質量をまとめました。
参照日:2022年12月21日
表にまとめた果物に含まれているタンパク質量は0.2~1.3g。タンパク質を多く含む食品のうち、肉や魚の1食あたり(100g)に比べると1/100~1/10程度の量で、果物からはタンパク質をほとんど摂取できません。表にまとめた果物の中では、バナナにタンパク質が多く含まれています。
タンパク質を摂取したい方は、ほかの食品と組み合わせよう
果物を食べる際に、タンパク質も摂取したい場合は、ほかの食品と組み合わせてみてはいかがでしょうか。タンパク質を多く含む食品は、肉・魚介類・卵・大豆・乳や乳製品です。ほかの食品と組み合わせることで、タンパク質量がアップする例をご紹介します。
例1:フルーツヨーグルト
ヨーグルトにはさまざまな種類があり、フルーツ入りのヨーグルトもあります。果物とヨーグルトの相性はよく、果物の種類も問わず組み合わせやすいです。プレーンヨーグルト100gのタンパク質は3.6gであり、不足したタンパク質を補うためにも使いやすいのではないでしょうか。
例2:フルーツジュース
果物をジュースにする場合に、牛乳を加える方法もあります。牛乳200mlのタンパク質は6.6gです。牛乳と果物も相性が良いため、タンパク質量をアップしたい場合に牛乳を加えてフルーツジュースを作るのもおすすめです。また、ジュースにせず、果物を食べるときに牛乳を一緒に飲んでも同じようにタンパク質を摂取できます。
例3:桃モッツアレラ
果物の味わいは個体差があり、甘味や風味が弱いものもあります。果物のうち、桃もその一つです。甘みが弱い桃には、ミルク感のあるモッツアレラチーズをのせ、塩、コショウなどをかけた桃モッツアレラにすると、タンパク質も増やすことができ、対比効果で甘味も増します。モッツアレラチーズ50gのタンパク質は9.2gです。そのほかに、果物を食べるときに手軽に食べられるチーズを組み合わせる方法もあります。カマンベールチーズ1/6個(約17g)のタンパク質は3.2g、プロセスチーズ10gのタンパク質は2.3gであり、目安にしてみてはいかがでしょうか。
例4:グレープフルーツと魚介のカルパッチョ
淡白な味わいの白身魚の刺身と、酸味がちょうどよく苦みもあるグレープフルーツを組み合わせたカルパッチョもおすすめです。かんきつ類と魚介類を組み合わせることで、魚臭さを感じにくくし食味をさっぱりさせることもできます。真鯛100gのタンパク質は20.6g。このようにタンパク質をしっかりと摂取したいなら、魚介類と果物を組み合わせる選択肢もあります。
例5:ポークソテーのアップルソースがけ
肉と果物を合わせた料理も選択肢の一つです。ポークソテーに、加熱してとろみをつけたりんごのソースをかけるのもおすすめ。甘酸っぱいりんごの風味と豚肉の組み合わせは、相性が良いことが知られています。豚ロース100gのタンパク質は19.3gです。
参照日:2022年12月21日
おすすめのプロテインのご紹介
カラダに必要な栄養素は、食事から摂取することが基本です。食事の栄養バランスを整えることで、必要なエネルギーやタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルを摂取できます。しかし、毎日、毎食、栄養バランスが整った食事を用意できないかもしれません。また、手軽に食べられる果物だけですませる日もあるかもしれません。タンパク質が不足した食事になった場合は、栄養補助食品のプロテインを活用する方法もあります。森永製菓が取り扱うおすすめのプロテインをご紹介します。
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