アーモンドミルクは、数年前から日本で注目され始めた植物性飲料です。植物性食品を意識して摂取している方の中には、アーモンドミルクを牛乳代わりに飲んでいる方がいるかもしれません。粉末プロテインを飲むときに、アーモンドミルクを活用する方法も一つの選択肢になります。本記事では、アーモンドミルクにプロテインを混ぜた、プロテインのアレンジ飲みについて解説します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2022年5月1日時点のものとなります。
粉末状になったプロテインは、水や牛乳に溶かすことが基本の飲み方ですが、それ以外の飲み物に溶かして飲む方もいるかと思います。本記事では、そのような水や牛乳以外の飲み物に溶かしてプロテインを飲むことをアレンジ飲みとしてご提案します。
プロテインのアレンジ飲みをおすすめしたいポイントとしては、「溶かす飲み物に含まれている栄養素を一緒に取り入れられること」や、「味わいを変えることで、プロテインを飽きずに飲み続けるための工夫ができる」などです。
食事から不足するタンパク質は、日によって異なると思います。手元にあるプロテインで補えるタンパク質量よりも多く摂り入れたい場合、牛乳だけでなく豆乳などに溶かすのも方法の一つです。そのほかに、ビタミンを補いたい場合は、オレンジジュースなど、ビタミンを含む飲み物で粉末プロテインを溶かす方法もあります。
森永製菓が取り扱う粉末プロテインには、さまざまなフレーバーが付いています。好みのフレーバーを購入したとしても、日によって飲みたい味の気分が変わったり、飲み続けていくと飽きてしまったりすることもあるのではないでしょうか。そのような場合、溶かす飲み物を変えることで、粉末プロテインの味わいに変化をつけてみるのもおすすめです。
プロテインを水や牛乳以外で溶かすメリットとデメリットについての詳細は、「プロテインをジュースで割って飲むと・・・メリット・デメリットを解説」で解説しています。
粉末プロテインにはさまざまな種類があり、タンパク質を補うだけでなく、ビタミンやミネラルも摂取できる製品もあります。このような粉末プロテインを、アーモンドミルクでアレンジ飲みすると、どのような栄養素がプラスされるのでしょうか。アーモンドミルクの特徴もふまえて解説します。
アーモンドミルクとは、アーモンドを加工して作られた飲料です。アーモンドを粉砕またはペースト状にし、水を加えたのちに絞って作られるなど、メーカーによって製造方法はさまざまです。さらに、砂糖、ビタミンやミネラルなどの栄養素を添加しているものもあり、製品によって摂取できる栄養素の量は異なります。
アーモンドミルクは乳白色をしており、名称にも「ミルク」と付いているため、「原料に牛乳が使われている?」と思われる方もいるのではないでしょうか。アーモンドミルクに牛乳は使われておらず、アーモンドが原材料です。豆乳やオーツミルク、ライスミルクなどとともに、植物性ミルクとも呼ばれています。
さらりとした舌ざわりのアーモンドミルクは、アーモンド特有の香りが特徴です。そのまま飲むだけではなく、コーヒーに加えるほか、料理やお菓子作りの材料にも活用されています。
粉末プロテインだけではなく、市販されているアーモンドミルクも、含まれている栄養素は製品によってさまざまです。アーモンドミルクに粉末プロテインを溶かす場合は、使用するアーモンドミルクの栄養素がプラスされます。そのため、パッケージに記載されている栄養成分を確認すると安心できるのではないでしょうか。
市販されているアーモンドミルクは主に、砂糖を加えた「オリジナル」と「砂糖不使用」の2種類に分けられます。また、食物繊維、カルシウム、ビタミンEなどを強化した製品もあります。
アーモンドミルクの原材料であるアーモンドには、タンパク質、脂質、糖質、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、ビタミンEなど、複数の栄養素が含まれています。アーモンドから加工されたアーモンドミルクにも同様の栄養素が含まれますが、加工の過程で摂取できる量は少なくなることもあります。
牛乳とアーモンドミルクを比較した場合、アーモンドミルクの摂取エネルギー量は少なくなる傾向があります。普段牛乳で粉末プロテイン溶かして摂取している方も、摂取エネルギー量を抑えながら味わいを変えられます。
アーモンドミルクの風味は、コーヒーやココア、チョコレートなどと相性が良いと感じやすいかと思います。森永製菓が取り扱う粉末プロテインの中から、アーモンドミルクと相性が良いと感じられる製品をご紹介します。
森永ココア味、バニラ味、森永ラムネ味、森永ミルクキャラメル味の4種類のフレーバーがあります。この中で、森永ココア味とアーモンドミルクの相性が良いと感じる方がいるのではないでしょうか。
「ウイダー マッスルフィットプロテイン」は、ホエイプロテインとカゼインプロテインが配合され、吸収スピードの違いがカラダづくりにつながります。1食あたりでタンパク質23.3gとしっかり摂取でき、Eルチン、カルシウム、鉄、ビタミンB群(7種)、グルタミンが含まれています。
アーモンドミルクと味の相性が良い、コーヒー味とビターチョコ味の2種類があります。「おいしい大豆プロテイン」は吸収スピードが緩やかな大豆プロテインを配合。1食あたりでタンパク質10g、Eルチン、カルシウム、ビタミンD、ビタミンB群(7種)が含まれています。
親しみのある森永ココアを使ったフレーバーです。「おいしい大豆プロテイン プラズマ乳酸菌入り」は、健康な人の免疫機能の維持をサポートすると報告されている「プラズマ乳酸菌」を配合した、機能性表示食品です。1食あたりのタンパク質10gで、カルシウム、鉄、ビタミンD、ビタミンB群が含まれています。
ソイカカオ味とソイミルク味の2種類があり、本格的なチョコレートような味わいのソイカカオ味とアーモンドミルクを組み合わせてみてはいかがでしょうか。1食あたりに大豆タンパク質15g、一日分の鉄分、1/2日分のビタミンCが配合されています。
プロテインをアーモンドミルクでアレンジ飲みすると、アーモンドの風味が加わって飲みやすさを感じる方もいると思います。アーモンドミルクに含まれる食物繊維、カルシウム、ビタミンEもプラスされるため、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。