プロテインはなぜ必要なのか?シーン別おすすめプロテインも紹介
運動をはじめた方や、健康維持を考えている方などに取り入れてもらいたいプロテイン。しかし、プロテインは気になるけれど、自分に必要なのかわからないという人もいるかもしれません。
本記事では、プロテインを飲む理由を解説し、シーン別でおすすめのプロテインをご紹介します。
プロテインとは
まず「プロテイン」とはなんでしょうか。プロテインは「タンパク質」を表す英語で、日本では主に水や牛乳に溶かして飲む、パウダー状の栄養補助食品のことを指して呼ぶことが多いです。
プロテインは、牛乳や大豆、エンドウ豆などの食品からタンパク質を取り出し、パウダー状にしたものに、ビタミンやミネラルなどの栄養素を配合して作られています。
プロテインによく使われているタンパク質は、牛乳が原料の「ホエイプロテイン」と「カゼインプロテイン」、大豆が原料の「ソイプロテイン」の3種類です。この3種類は、タンパク質の指標となるアミノ酸スコアが優秀であり、タンパク質が不足した日をサポートします。詳しくは、「しっかりわかる!プロテインのこと。納得!森永製菓が選ばれる理由。」をご覧ください。
現在のようにプロテインが注目される以前は、アスリートやボディビルダーなどが飲んでいるイメージがある人もいるのではないでしょうか。
現在では、食事で不足する場合のタンパク質を補うためや、健康づくりのためなど、いろいろな目的でプロテインを活用している人も増えていると思います。次に、プロテインを飲む理由について紹介します。
プロテインを飲む理由
カラダづくりに必要なタンパク質を、手軽に摂取できるプロテイン。タンパク質を補うことがプロテインを飲む主な理由のひとつですが、他にもさまざまな飲む理由があります。プロテインを飲む理由の、主な4つを紹介します。
【理由1】タンパク質を食事から十分に摂取できていないとき
1日に摂取したいタンパク質の量は、「日本人の食事摂取基準」で定められており、性別、年齢、活動量で異なります。例えば、18歳以上の男性の推奨量は60g/日、女性では50g/日です。これは、一般的な活動をしている人の量であり、活動量の多い仕事をしている人、トレーニングを日常的に行っているアスリートは、タンパク質の必要量が多くなります。
詳しくは、「【タンパク質の必要量】タンパク質はどれくらい摂ればいい?」で解説していますのでご覧ください。
タンパク質を食事から十分に摂取するには、ごはんやパンなどの「主食」、肉や魚、卵、乳製品、大豆などを使った「主菜」、野菜を使った「副菜」がそろった、バランスの良い食事をすることです。
しかし、バランスの良い食事を、毎食欠かさずに準備することができないかもしれません。そのほかにも、時間がないからと食事を抜いてしまう日もあるかもしれません。何らかの理由で食事から摂取するタンパク質が不足する場合には、手軽に飲めるプロテインを活用できると思います。
参照日:2020年11月24日
【理由2】脂質摂取が気になるとき
タンパク質の主な供給源となる、肉、魚、卵、乳製品、大豆・大豆製品には、脂質も多く含まれている傾向があります。必要なタンパク質量が多い人が、食品から十分にタンパク質を摂取すると、脂質摂取量も増えてしまう可能性があるのです。
脂質摂取量が気になる場合は、肉の部位を脂質の少ないものにするなど、食材の選び方が重要です。それに加え、脂質の少ないプロテインを取り入れることも選択肢のひとつです。
プロテインの栄養成分表示を見ると、含まれている脂質が抑えられていることがわかります。1食分あたり、10~15gほどのタンパク質を摂取できて、脂質は0.5~1.5g程度の商品が多くあります。プロテインは、脂質摂取を抑えながら、タンパク質摂取をサポートします。
参照日:2020年11月24日
【理由3】トレーニング前後で栄養を補給したいとき
カラダづくりに注目が集まり、日常的に筋トレをするほか、ウォーキングやジョギングを習慣にしている人もいるのではないでしょうか。アスリートなど、カラダづくりを行っている人は、トレーニングに加えて、栄養補給も大切にしています。
トレーニング前の栄養補給は、トレーニング中にエネルギー切れを起こさないためにも必要なことです。また、トレーニング後は、使ったエネルギー源を速やかに補給すると、消耗したカラダをサポートすると考えられています。
活動のエネルギー源となるのは、食事から摂取した糖質、脂質、タンパク質です。この中で、優先的にエネルギー源として使われるのは糖質と脂質の2種類ですが、条件によってタンパク質が使われます。例えば、負荷の高いトレーニングをしたとき、トレーニング時間が長くなったときです。
タンパク質がエネルギー源として使われるような場合、トレーニング後に、牛乳、肉まん、サンドイッチなど糖質とタンパク質を含むものを食べて栄養補給をすると、消耗したカラダをサポートしてくれると考えられています。
しかし、トレーニング後は食欲がわかず、固形のものが食べられない人もいるのではないでしょうか。ドリンクとしてで飲めるプロテインは、トレーニングの栄養補給をサポートする選択肢のひとつです。
参照日:2020年11月24日
【理由4】食事量が減ってしまったとき
1日3回の食事をしていても、何らかの理由で食事量が減ってしまうことがあります。例えば、高齢者です。高齢になると、しっかりと噛んで飲み込む力が衰える可能性があり、食事量が減ってしまう方もいるかもしれません。その他に、昼食をとる時間がないほど忙しい方は、1食欠食してしまうことで、1日に必要な食事量が摂れない可能性が考えられます。
食事量が減ると、エネルギー量だけでなく、タンパク質摂取量も不足してしまう可能性があります。また、日本人が不足しがちなカルシウムなど、ミネラルやビタミンのバランスが崩れてしまう可能性もあります。
プロテインは、タンパク質のほかにもビタミンやミネラルが配合されています。食事で十分に栄養を摂取できない場合、不足しがちな栄養素を含むプロテインを選び、食事量に合わせて活用してみるのもおすすめです。
参照日:2020年11月24日
シーン別のおすすめプロテイン
プロテインは種類が複数あるため、購入するときに迷ってしまうことがあるかもしれません。最後に、シーン別におすすめしたい森永製菓のプロテインを4品ご紹介します。なお、森永製菓のプロテインには、共通してビタミンB群が配合されており、以下の紹介では省略しています。
理想のカラダづくりのために「マッスルフィットプロテイン」
しっかりと活動したいときのカラダをサポートするプロテインです。運動習慣のある活動量の多い人、理想のカラダづくりを目指している人におすすめします。吸収の素早いホエイプロテインとゆっくり吸収されるカゼインプロテインの2種類のプロテインを配合しているのが特徴です。時間差で吸収されるタンパク質が、カラダづくりをサポートします。ココア味の1食あたりのタンパク質は15.0g。日本人が不足しがちなカルシウムのほか、アスリートが積極的に摂取したい鉄も配合しています。
日々の健康維持に「おいしい大豆プロテイン」
さまざまなタイミングで活用できるプロテインです。日ごろの食事量不足や、タンパク質摂取不足が気になる人におすすめします。植物性タンパク質のソイプロテインを配合し、ゆっくりと吸収されていくことが特徴です。そのため、満足感が持続すると感じる人もいるかもしれません。1食あたりのタンパク質は10.0g。カラダづくりを助けるカルシウム、ビタミンDが配合されています。
女性が不足しがちな栄養素を補うために「プロテイン効果」
キレイを目指したい日々をサポートするプロテインです。理想のカラダづくりをしたい人、しっかりとタンパク質を補給したい人におすすめします。ソイプロテインを配合し、1食あたりのタンパク質は15.5g。森永製菓のプロテインの中では、しっかりとタンパク質を摂取できます。また、女性が不足しがちな鉄、美容をサポートするビタミンCも一緒に摂取できます。
強く戦えるカラダづくりに「シールドプロテイン」
体調の変化が気になるときに、カラダを守りつつ、強いカラダづくりに役立つプロテインです。トレーニング習慣がある人におすすめします。配合されているホエイプロテインは、吸収スピードが速いことが特徴です。1食あたりのタンパク質は14.2g。ヒト由来の乳酸菌である「シールド乳酸菌」を同時に摂取することができます。
まとめ
プロテインは、不足するタンパク質を補える栄養補助食品です。製品によって栄養素が異なるため、シーン別で選んでみてはいかがでしょうか。1食分で摂取できる栄養素が多いと感じるときには、半量にするなど、量を調整しても大丈夫です。自分に合うプロテインや飲み方が、きっと見つかると思います。