運動前・運動後にプロテインバーで栄養補給!プロテインバーの活用法
おやつ感覚でタンパク質を摂取できるプロテインバーは、片手で食べられる手軽さが特徴の栄養補助食品です。不足しがちな栄養素の補給や小腹がすいたときの間食として食べるほかに、運動前・運動後の栄養補給にも活用できる選択肢の一つです。
今回は、運動前・運動後のプロテインバー活用法をご紹介します。
プロテインバーが運動前・運動後の栄養補給に活用しやすいおすすめの理由
プロテインバーには、ベイクドタイプ、ウエハースタイプ、グラノーラタイプなどさまざまな種類があります。製品によって含まれているタンパク質量やその他栄養素量、食感や味が異なり、目的に応じて自分に合うプロテインバーを選ぶことができます。プロテインバーが運動前と運動後の栄養補給に活用しやすいおすすめの理由3つを詳しく見ていきましょう。
持ち運びしやすい
タンパク質を多く含んでいる食品には、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などがあります。その中で調理をしないで食べられる納豆や豆腐、ちくわなどは手軽にタンパク質を摂取できる食品ですが、冷蔵品のため、外出先では温度管理が難しいと思います。
一方で、森永のプロテインバーは常温保存が可能です。ジムで汗を流したあとや、グラウンドで練習があるときにも、カバンに入れて持ち運ぶことができます。
種類にもよりますが、プロテインバーの重さは40g前後と軽く、サイズもコンパクトです。会社の机の引き出しや、ロッカーにストックしても、スペースを取りにくいことが特徴です。また、コンビニやドラッグストアで購入できるため、必要なときに手に入れやすいでしょう。
手軽に食べられる
プロテインバーは封を開けて、そのまま食べられることも特徴です。
タンパク質を摂取できる栄養補助食品には、プロテインバーのほかに粉末のプロテインもあります。粉末のプロテインは、飲む直前に水や牛乳などで溶かす必要があり、外出先で飲みたい場合、シェーカーや水などを用意する必要があります。
粉末のプロテインは、種類が豊富であるため、選択肢が幅広く、自分に適したものを見つけやすいなどの特徴はありますが、外出先で補給する際は、プロテインバーの方が手軽に食べられるかもしれません。
糖質とタンパク質を同時に摂取できる
プロテインバー1本あたりの栄養素は製品によって異なりますが、糖質も含むものもあります。
運動量の多いアスリートは、エネルギー切れを起こさないために、運動前の栄養補給が重要です。例えば、試合の数時間前には、バナナやおにぎり、うどんなどの糖質を中心とした食品を食べ、エネルギー補給を意識している人も多いと思います。糖質を含むプロテインバーは、運動前の栄養補給の選択肢の1つにもなるのではないでしょうか。
また、運動後は筋肉に蓄えていたエネルギーを消耗した状態です。そのままの状態で、日常生活を行うと、筋タンパク質の分解が進んでしまうと考えられています。運動後の栄養補給は、エネルギーを消耗した体のリカバリーのためにも必要です。
エネルギーを消耗した体のリカバリーには、糖質とタンパク質の摂取が大切だといわれています。プロテインバーには、タンパク質だけではなく糖質も含まれているため、運動後の栄養補給にも活用できると思います。
運動前にプロテインバーを食べるタイミングは?
運動前にプロテインバーを食べる場合、直前に摂取することは避けるほうが良いと考えられます。
運動中のパフォーマンスを維持向上させるためには、食事や補食の摂取タイミングが重要です。胃の中に食べ物が残った状態のまま運動をすると、身体が重く感じてしまう人もいるかもしれません。
食物の種類にもよりますが、食べたものが胃を通過する時間は、約3時間前後といわれています。そのため、運動前に食事をするときは、3時間前までに済ますことで、胃の中に食べ物が少ない状態で運動できると考えられます。
一方で、食事から運動までに大きく時間が空くときはどうしたらよいでしょうか。例えば、仕事帰りの夕方にトレーニングをするときは、昼食から時間が空いてしまうと思います。
そのようなときは、エネルギー切れにならないように、補食でプロテインバーや糖質を含む食品を選択肢の一つとして、栄養補給をしましょう。
運動直前の栄養補給としては、スポーツドリンクや100%果汁のジュースなど、糖質が速やかに吸収されるものを選択肢の一つにするとよいでしょう。
運動後にプロテインバーを食べるタイミングは?
運動後の栄養補給のポイントとして、時間を空けず速やかに補給することが重要です。
運動後に補食を活用することは、速やかな栄養補給の実現に役立ちますが、帰宅して食事を食べるまで時間が空かない場合には、運動後の栄養補給でお腹を満たしすぎてしまうことで、しっかりと食事を食べられない可能性があります。スケジュールや摂取量を十分に考慮したうえで、プロテインバーを補食の選択肢の一つとして活用してみてはいかがでしょうか。
運動前と運動後の栄養補給にはプロテインとプロテインバーどちらを選ぶ?
粉末のプロテインとプロテインバーは、どちらもタンパク質補給が主な目的として作られています。運動前や運動後の栄養補給には、活用しやすいものを状況に応じて選ぶとよいのではないでしょうか。
森永製菓の粉末の「ウイダープロテイン」とバータイプの「inバープロテイン」を比べると、ウイダープロテインの方が種類は豊富です。inバープロテインは、前述の通り手軽さという大きな特徴がありますが、ウイダープロテインは、理想の筋肉を目指す目的のもの、減量を目的としたエネルギーを抑えたもの、糖質とタンパク質を黄金比で配合したリカバリーに特化したものなど、活用シーンに合わせて選ぶことができます。
粉末のプロテインとプロテインバーはどちらも良さがあるため、活用シーンや目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。粉末のプロテインとプロテインバーをどちらも用意して、運動前・運動後の気分に合わせて使い分けても良いでしょう。
最後に、森永製菓のinバープロテインをご紹介します。
●inバープロテイン ベイクドチョコ
1本で15gのタンパク質を摂取できるプロテインバーです。ソフトクッキーにチョコレートコーティングをしたような焼きチョコタイプで、おやつ感覚で食べられます。チョコレートコーティングされていますが溶けにくいため、常温でも保存可能です。
含まれている糖質は10.6gで、エネルギー量は209kcal。増量したいアスリートの補食にもおすすめです。また、チョコレート風味が口に広がり、運動前後の気分転換にもなります。
●inバープロテイン ウェファーナッツ
1本で10gのタンパク質を摂取できる、ウエハースタイプです。ヘーゼルナッツペースト入りで、ナッツの風味が香ります。軽い食感ではありますが満足感は十分あり、お腹がすいたときの空腹を満たすためにも活用できるプロテインバーです。
含まれている糖質は14.2gで、エネルギー量193kcal。
●inバープロテイン グラノーラ
1本でタンパク質10gを補給できる、グラノーラタイプです。ベイクドチョコやウェファーナッツと比べると、含まれている脂質が少ないことが特徴です。大豆パフやオーツ麦フレーク、レーズン、ドライクランベリーなどが配合されています。
含まれている糖質は15.6gで、エネルギー量は114kcal。エネルギーを抑えながら、糖質とタンパク質を摂取したいときに活用できます。
まとめ
プロテインバーは、コンパクトで手軽に摂取できるのが特徴で、運動前や運動後に摂取したい栄養素を摂ることができます。味や含まれる栄養素量は製品によってさまざまで、その日の気分や目的に合わせて選ぶこともできます。自分の活用シーンに合わせて、プロテインバーを試してみてはいかがでしょうか。