

プロテインは製品によって含まれる栄養成分が異なることをご存知でしょうか?
数種類のプロテインの栄養成分を比較すると、それぞれの利用シーンや目的の違いが明確になり、自分に合ったプロテインを選びやすくなります。本記事では、森永製菓が取り扱うプロテインのラインナップから製品をピックアップして、栄養成分の違いや特徴を解説します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2025年12月12日時点のものとなります。
プロテインは、主にタンパク質を補給できる栄養補助食品です。食事から十分な量のタンパク質を摂取することが難しい場合に、補食として活用することがおすすめです。プロテイン製品を選ぶときに確認しておきたい項目は、どのようなものがあるのでしょうか。
プロテインから摂取できるタンパク質量は、製品によってさまざまです。カラダに必要なタンパク質量は個人差があり、年齢や性別、活動量によって異なります。そのため、森永製菓の製品も1食あたりタンパク質量が8.3g~23.3gと、目的などに合わせて選べるように幅広く展開されています。
1日に必要とされるタンパク質推奨量は、日本人の食事摂取基準(2025年版)に示されており、18~64歳の男性は65g/日、女性は50g/日です。タンパク質の推奨量を食事から摂取できない場合、プロテインで補うことが方法の一つとなります。そのため、プロテインに含まれているタンパク質量を確認して選ぶことがおすすめです。
プロテインに配合されているタンパク質には、牛乳由来の「ホエイ」や「カゼイン」、豆由来の「大豆(ソイ)」や「エンドウ豆」などがあります。タンパク質の種類によって吸収スピードが異なり、製品によっては数種類ブレンドされているものもあります。
速やかに吸収される「ホエイ」は、健康的なカラダを維持するため、運動後の速やかなタンパク質補給に活用しやすいのではないでしょうか。ゆっくりと吸収される「カゼイン」「大豆(ソイ)」は、満足感を持続させたいときのタンパク質補給に向いています。
森永製菓が取り扱うすべてのプロテインは、共通してビタミンB群が配合されています。ビタミンB群は、「ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチン」の8種類がありますが、森永製菓のプロテインはビオチンを除いた7種類のビタミンB群が含まれています。
ビタミンB群が含まれている理由は、エネルギー代謝、糖質代謝、アミノ酸代謝などさまざまな代謝に関わる補酵素として働くためです。
ビタミンB群について詳しくは、「ビタミンB群の働き、多く含まれる食品を紹介」を参考にしてください。
そのほかにも不足しやすいカルシウムや鉄などのミネラルや、ビタミンCやビタミンDなどの各種ビタミンが配合されています。これらもカラダの調子を整えるために大切な栄養素であり、健康づくりやカラダづくりをサポートします。
プロテインを活用する目的は、筋肉量を増やして体重を増やしたいもしくは、筋肉量を維持したまま体脂肪量を落として体重を減らしたいなど、人によってさまざまだと思います。
プロテインは製品によってタンパク質量だけでなく、エネルギー量、炭水化物量、脂質量が異なります。運動量に対してエネルギー摂取量が不足している場合は、エネルギー量の高いプロテインを選択するなど活用目的に合わせて、エネルギー量、炭水化物量、脂質量の確認をすることも大切です。
ではここから、ウイダープロテインの栄養成分を比較します。今回は「マッスルフィットプロテイン(森永ココア味)」を基準とし、まずはその栄養成分の特徴を詳しく紹介します。
マッスルフィットプロテインは、主に理想のカラダづくりを目的にしたプロテインです。森永製菓のプロテインの中で、タンパク質量が最も多く含まれています。
プロテイン効果は、運動で理想のボディラインを目指す方向けのプロテインです。
タンパク質の種類は、吸収スピードの速い「ホエイ」とゆっくり吸収される「カゼイン」の2種類を配合しています。吸収スピードの違うタンパク質が含まれているため、運動後には、ホエイが素早く吸収されながらカゼインによってゆっくり吸収され、持続的にタンパク質を供給できます。
代謝に関わるビタミンB群、カラダづくりを助けるカルシウムや鉄も配合されているほか、森永製菓独自の「酵素処理ルチン(Eルチン)」も含まれています。
森永製菓のすべてのプロテインには、ビタミンB群が含まれているので、ビタミンB群以外の成分を比較します。
先ほどご紹介した「マッスルフィットプロテイン(森永ココア味)」と、5種類のプロテインを比較していきましょう。
【比較1】「マッスルフィットプロテイン(森永ココア味)」と「リカバリーパワープロテイン(ピーチ味)」
リカバリーパワープロテインは、運動後のリカバリーを目的としたプロテインです。
運動後の栄養補給では、糖質とタンパク質を3:1の割合で摂取するのがおすすめです。リカバリーパワープロテインは、糖質とタンパク質をで配合しています。
炭水化物の量はマッスルフィットプロテインと比べると多く、タンパク質量は少ないです。リカバリーパワープロテインは炭水化物の量が多いため、エネルギー量は高くなっています。
ミネラルは含まれていませんが、ビタミンC、グルタミン、Eルチン(酵素処理ルチン)が含まれています。速やかに吸収されるホエイを含み、運動後の栄養補給を目的にした配合となっています。
【比較2】「マッスルフィットプロテイン(森永ココア味)」と「マッスルフィットプロテインプラス(カフェオレ味)」
マッスルフィットプロテインプラスは、マッスルフィットプロテインと同様に、主に理想のカラダづくりを目的とするプロテインです。
マッスルフィットプロテインとマッスルフィットプロテインプラスの違いは、タンパク質の種類がホエイとカゼインだけでなく、大豆(ソイ)も配合されていることです。3種類のタンパク質の吸収スピードの差から、持続的なタンパク質補給が期待できます。
共通点としてはプロテインの働きに影響するEルチン(酵素処理ルチン)や、カラダづくりに関わるカルシウムや鉄も配合されているほか、脂質や炭水化物の量を抑えながら20g以上のタンパク質を摂取できるように作られています。
【比較3】「マッスルフィットプロテイン(森永ココア味)」と「おいしい大豆プロテイン(コーヒー味)」
おいしい大豆プロテインは、健康づくりが気になる方をサポートするプロテインです。
タンパク質の量はマッスルフィットプロテインの半分ですが、普段の食事からタンパク質を摂取するように心がけている方にとっては、不足分を調整するのに補いやすい量と感じるのではないでしょうか。
また、カラダづくりにつながるカルシウムやビタミンDも配合されており、健康づくりをサポートします。大豆(ソイ)を配合しているため、ゆるやかに吸収されて満足感が持続する他、植物性タンパク質を摂りたい方にも活用しやすいのではないでしょうか。
【比較4】「マッスルフィットプロテイン(森永ココア味)」と「プロテイン効果(森永ココア味)」
プロテイン効果は、運動で理想のボディラインを目指す方向けのプロテインです。
タンパク質量はマッスルフィットプロテインと比べると少ないですが、1食あたり15.6gのタンパク質を摂取できます。マッスルフィットプロテインよりも鉄が2倍量含まれ、ビタミンCとビタミンEも配合されています。ゆっくりと消化する大豆(ソイ)を配合しており、腹持ちの良さが特徴です。
食事から摂取するタンパク質に動物性が多い場合、植物性のプロテインを選ぶことも方法の一つになります。
【比較5】「マッスルフィットプロテイン(森永ココア味)」と「ジュニアプロテイン(森永ココア味)」
ジュニアプロテインは、成長期のジュニアの栄養補給をサポートするプロテインです。
タンパク質の量はマッスルフィットプロテインと比べると、約1/4量、エネルギー量は約1/2量と少ないですが、カルシウムや鉄はジュニアプロテインの方が多く含まれています。また、カラダづくりに関わるビタミンDも配合されていることが特徴です。
タンパク質の種類は牛乳由来のホエイと大豆(ソイ)の2種類で、吸収スピードの差でタンパク質補給をサポートします。
以上のように、プロテインを比較すると、含まれている栄養成分の特徴が分かりやすくなると思います。購入を迷っている場合は、プロテインの種類と量を比較することで、自分に合う商品が見つかりやすくなるのではないでしょうか。
「パワーを強化したい」「スタイルアップしたい」「不足する栄養成分を補いたい」など、プロテインを飲むきっかけはさまざまだと思います。プロテインを比較する前に、目的別に分けてみると、候補を絞り込むことができます。
目的別のプロテインについての詳細は「プロテインを目的別に紹介。プロテインは目的を意識して選ぼう!」をご覧ください。
運動をして理想のカラダづくりをしている方は、タンパク質量を意識しているのではないでしょうか。カラダに必要なタンパク質摂取量が多いのにも関わらず、食事量が少なくなってしまう場合は、タンパク質摂取量が15g以上のプロテインでサポートすることも方法の一つです。
「マッスルフィットプロテイン」/「マッスルフィットプロテインプラス」/「プロテイン効果」
運動後のカラダは、蓄えていたエネルギーが消費した状態です。運動後に栄養補給をしない状態が続くと、カラダのリカバリーに影響するといわれています。そこで、運動後には栄養補給することが必要と考えられています。
「リカバリーパワープロテイン」
健康的なカラダづくりには栄養バランスの整った食事が大切です。どうしてもタンパク質の量が不足する場合に、プロテインを活用します。タンパク質量が20g以下のプロテインは活用しやすいと思います。
「おいしい大豆プロテイン」/「プロテイン効果」
成長期に積極的に摂取したいカルシウムや鉄、ビタミンDを配合しているプロテインが選択肢としておすすめです。
「ジュニアプロテイン」
数種類あるプロテインの中で、自分に合ったプロテインを選ぶには、まず目的を明確にしましょう。次にプロテインの製品を2~5種類に絞り、栄養成分を比較することで、自分に適したプロテインを正しく選べるようになるのではないでしょうか。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の商品の効能効果を保証するものではありません。体調や食事内容に不安がある場合は医師・管理栄養士等にご相談ください。
<参考>
1)日本人の食事摂取基準(2025年版) 参照日:2025年12月8日
プロテイン効果