プロテインを目的別に紹介。プロテインは目的を意識して選ぼう!
プロテインは、タンパク質を補給できる栄養補助食品です。さまざまなプロテインが販売されていますが、ラインナップの幅広さは味の違いだけではありません。ユーザーの使用目的別に合わせて作られています。そこで今回は、自分の目的に合ったプロテインが選べるよう、ウイダープロテインを参考にして目的別にご紹介します。
プロテインは目的別に配合が変えられている
プロテインを飲む目的は、「ボディーラインを魅力的にしたい」や「運動後の栄養補給に活用したい」など、さまざまだと思います。このようなユーザーの目的に合わせ、配合しているタンパク質や栄養素が異なるプロテインが作られています。
幅広いユーザー層に合わせている
プロテインといえばアスリートやボディービルダーが飲むイメージが強かったかもしれません。しかし、近年では味が飲みやすくなったなどの理由から、ユーザー層が幅広くなったと思います。
様々なプロテインの商品がある中でも森永製菓のウイダープロテインは、さまざまな目的に合わせて作られています。ユーザー層に合わせた目的を、大きく
1.理想の筋肉を目指すため
2.運動後のリカバリーのため
3.体重コントロールの補助をするため
4.健康的な体作りのため
5.成長期の栄養サポートのため
ウイダープロテインを購入するときには、以上の5つの目的からプロテインを選択すると、自分に合うものを選びやすくなるのではないでしょうか。
目的別プロテインの違い
目的別プロテインの大きな違いは、原料に使われているプロテインタンパク質の種類です。
プロテインの原料として主に使われているタンパク質は、牛乳由来の「ホエイ」と「カゼイン」、大豆由来の「ソイ」の3つです。ホエイは吸収スピードが速く、カゼインとソイはゆっくりと吸収されていくといわれています。この体内での吸収スピードの違いを活用して、目的別に配合されています。
タンパク質の種類以外にも、目的別に合わせた栄養素が配合されています。例えば、糖質やタンパク質の代謝に関わるビタミンB群、運動後のリカバリーに役立つと考えられているグルタミン、成長期に不足しがちなカルシウムなどです。
目的別に作られたウイダープロテインのラインナップ
幅広いラインナップのウイダープロテインをピックアップして、目的別にご紹介します。配合されている栄養素や飲むタイミングなど、製品によって異なる特徴を確認していきましょう。
【目的1】理想の筋肉を目指すために
ウイダーマッスルフィットプロテインプラス
ホエイ・カゼイン・ソイの3種類のタンパク質が配合されている、唯一のプロテインです。時間差で体内に吸収されることで、持続的なタンパク質供給を支えます。
また、ウイダー独自の「Eルチン(酵素処理ルチン)」が配合されています。ルチンは、そばやエンジュなどに含まれており、抗酸化活性があることで注目されている機能性食材ですが、Eルチンは、エンジュに含まれるポリフェノール「ルチン」を酵素処理し、水に溶けやすくした成分です。プロテインとEルチンを同時に摂取することで、プロテインの働きを強めると期待されています。
さらに、糖質やタンパク質の代謝に関わる「ビタミンB群」、身体づくりに大切な「カルシウム」や「鉄」、運動後のリカバリーに役立つと考えられている「グルタミン」も配合されています。このように、魅力的な身体づくりにつながると期待されている栄養素が詰まったプロテインです。
おすすめの摂取タイミングは、運動後と就寝前。程良い甘味のあるカフェオレ味で、運動後に気分転換できる味わいです。
【目的2】運動後のリカバリーのために
リカバリーパワープロテイン
糖質とタンパク質を3対1の割合で配合しているプロテインです。糖質とタンパク質をこの割合で配合している理由は、運動で消費されたエネルギーの補給と酷使された身体の回復に役立つといわれているからです。
運動後は、蓄えていたエネルギーが消費され、筋肉の分解が進むと考えられています。そこで、運動後45分以内を目安に糖質とタンパク質を摂取すると、リカバリーが速やかに行なわれると期待されています。
おすすめ記事:運動後45分がプロテイン摂取のゴールデンタイム
リカバリーパワープロテインのタンパク質原料は、吸収が速やかだといわれている「ホエイ」が使われています。そのほかに、糖質やタンパク質の代謝に関わる「ビタミンB群」はもちろん、運動後の体を守る「ビタミンC」を配合。また、運動後は不足しがちなアミノ酸の1つである「グルタミン」も補給できます。
運動後の栄養補給を追求しているプロテインのため、飲むタイミングは運動直後がおすすめです。味はココア味とピーチ味の2種類。運動後にリラックスしたいときはココア、爽やかな飲み心地が好みの場合はピーチ味にするなど、好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
【目的3】体重コントロールの補助のために
ウイダーウエイトダウンプロテイン
エネルギー量を減らすために食事量の調整をすることが多い減量時は、タンパク質が不足してしまうリスクもあります。そんな減量時の栄養摂取補助に役立つプロテインです。脂質の含有量が抑えられているため、プロテインパウダー1食分15gのエネルギーは52kcalと低いことが特徴です。
吸収スピードの速い「ホエイ」を配合し、減量時に食事から不足しやすいと想定される「ビタミンA・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンD・ビタミンE」の各種ビタミンや、「カルシウム」と「鉄」も補給することが可能です。
減量時に不足しがちな栄養素が含まれているだけではありません。脂肪の代謝をサポートする「カルニチン」や、食欲を抑えると考えられているアミノ酸の1つである「ヒスチジン」も配合されており、食欲をサポートします。
摂取タイミングは朝食時や、1日の活動前がおすすめです。味は、ジュース感覚で飲むことができるフルーツミックス味。甘いものが食べたくなるときの欲求も満たしてくれる味わいです。
ウイダーウエイトアップビッグ
トレーニングで消費するエネルギーが多い人や、食が細くて体重が落ちてしまう人など、体重を増加させる目的に合わせたプロテインです。ゆっくりと吸収される「カゼイン」と、エネルギー補給に役立つ糖質の「デキストリン」と「果糖」を配合しています。
さらに、しじみなどに含まれている「オルニチン」を配合。そのほかに、体づくりに役立つ「カルシウム」や「ビタミンD」、糖質やタンパク質の代謝に関わる「ビタミンB群」が配合されており、不足しがちな栄養素を摂取しながら体重増加をサポートします。
きちんと食事で栄養摂取をしたうえで、飲むタイミングは間食や食後がおすすめです。味は、甘い香りのバニラ味です。
【目的4】健康的な体づくりのために
おいしい大豆プロテイン
ヒトの身体はタンパク質から作られています。健康的な身体づくりのために、タンパク質不足は避けたいものです。バランスが整った食事をしていれば不足しにくいタンパク質ですが、パンや麺類などの単品で、さっと済ましてしまう食事の時には特に不足してしまうことがあります。そのような、日々のタンパク質不足を補うためのプロテインです。
大豆由来の「ソイ」を配合しているので、牛乳をのむとお腹の調子が悪くなりやすい乳糖不耐症の人でも安心して飲むことができると思います。食事で不足しがちな「カルシウム」と、カルシウムの吸収を助ける「ビタミンD」、糖質やタンパク質の代謝に関わる「ビタミンB群」も配合されています。
摂取タイミングのおすすめは、朝食時や運動後です。味は、甘味の程良いコーヒー味で、家族でシェアしやすい味わいになっています。
【目的5】成長期の栄養サポートのために
ジュニアプロテイン
身長が伸びる成長期の栄養補給をサポートするプロテインです。成長期は、なので、必要な栄養素を不足することなく補給するべきだと思います。日本人の食事摂取基準2020年版を年代別に見ると、男性では15~64歳、女性では12~17歳の時期にタンパク質推奨量が最も多くなります。食事からタンパク質を十分に摂取できない場合には、ジュニアプロテインを活用するのも一つの選択肢にしてみてはいかがでしょうか。
参照日:2020年4月6日
タンパク質のほかに成長期に不足しがちな「カルシウム」「鉄」「ビタミンD」「ビタミンB群」を配合しています。摂取タイミングは、朝食時や部活など運動後がおすすめです。
ジュニアプロテインの味には「ココア」と「ヨーグルトドリンク味」の2種類あり、それぞれ使われているプロテインタンパク質の原料が異なります。ココア味には「ソイ」と「ホエイ」が使われ、ヨーグルトドリンク味は「ホエイ」のみです。
日々の食事で不足しがちな栄養素が含まれているので、成長期だけではなく、幅広い年齢で活用することもできると思います。
まとめ
プロテインを飲むきっかけは、人それぞれだと思います。プロテイン選びに迷ったときには、目的に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。ウイダープロテインのパッケージには、商品名のほかにも、目的が分かりやすく記載されているので、確認してみてください。