
プロテインに配合されているタンパク質は複数あり、それぞれ特徴があります。植物性タンパク質を摂取したい場合、ソイプロテインを活用しようと考えている方もいるのではないでしょうか。本記事では、ソイプロテインの活用方法や特徴をご紹介します。
※記事内でご紹介している森永製菓の製品の栄養成分は、2025年7月16日時点のものとなります。
ソイプロテインは、大豆を原料にした植物性のプロテインです。大豆は必須アミノ酸をバランス良く含む、良質なタンパク質で、食事からの摂取で補いきれないタンパク質をサポートします。
大豆には脂質が含まれていますが、ソイプロテインは大豆に含まれているタンパク質を粉末状に加工しています。そのため、製品によっては脂質の含有量が抑えられているものもあります。ソイプロテインには、ビタミンやミネラルを配合したものもあり、さまざまなメーカーから販売されています。
ソイプロテインについては「大豆の植物性タンパク質「ソイプロテイン」を解説」でも詳しく紹介していますのでご覧ください。
プロテインに配合されている代表的なタンパク質として、大豆由来のソイプロテイン、牛乳由来のホエイプロテインとカゼインプロテインを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。これらの大きな違いは、ソイプロテインは植物性であり、ホエイプロテインとカゼインプロテインは動物性だということです。また、カラダへの吸収スピードが異なります。速やかに吸収されるのはホエイプロテインで、緩やかに吸収されるのはカゼインプロテインとソイプロテインです。
ソイプロテインやホエイプロテインなど、配合されるタンパク質によってプロテイン製品の特徴が変わります。ソイプロテインを活用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
水や牛乳に溶かして飲む粉末プロテインは、ドリンク感覚で摂取できるため満足感がないイメージがあるかもしれません。しかし、実際にはソイプロテインはゆっくりと吸収されることから、満足感につながると感じる方もいるかもしれません。
乳糖とは、牛乳に含まれている糖の一種です。乳糖を上手く消化できない「乳糖不耐症」の場合、牛乳を飲むとカラダの不調を感じることもあると思います。牛乳由来のホエイプロテインやカゼインプロテインには乳糖が含まれる可能性がありますが、ソイプロテインは乳糖が含まれていません。
大豆イソフラボンは、大豆に含まれているポリフェノールの一つです。ソイプロテインにも大豆イソフラボンは含まれています。大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンに似た構造を持つといわれ、ライフステージに応じた健康維持をサポートする成分として注目されています。
ソイプロテインの特徴やメリットを知ると、具体的にどのように使えば良いのか気になるのではないでしょうか。次に、ソイプロテインの活用方法を紹介します。
粉末プロテインは、水や牛乳に溶かすことで飲むことができます。栄養バランスの整った朝食が食べられない場合に、プロテインでの栄養補給は手軽だと感じるのではないでしょうか。また、ソイプロテインは吸収がゆっくりなため、朝食時の栄養補給にもおすすめです。間食でタンパク質を補いたい場合にも、手軽に活用しやすいと思います。
カラダに必要な栄養素は、食事から摂取することが基本です。食事からのタンパク質摂取が不足した場合に、プロテインを活用することも選択肢の一つになると思います。プロテインを初めて活用する方にも、ソイプロテインは活用しやすいのではないでしょうか。
ソイプロテインに対して、女性向けのイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、ホエイプロテインやカゼインプロテインが配合されたプロテイン製品と同様に、タンパク質の補給を目的とした栄養補助食品には変わりありません。そのため、ソイプロテインは、誰でも活用することができます。
食事から大豆製品を摂取するのと同じように、食事バランスを考慮しながらソイプロテインを活用してみてはいかがでしょうか。
体重をコントロールしたい期間中には、食事量の調整によって空腹時間が長くなることもあるのではないでしょうか。間食でなにかを軽く食べるとしても、満足感が続かない可能性もあります。そのようなときに、吸収がゆっくりなソイプロテインは活用しやすいかもしれません。
先述した通り、ソイプロテインには乳糖が含まれていません。牛乳でカラダの調子が悪くなってしてしまう人も、安心して飲むことができるかもしれません。プロテインを活用したいけれど、乳糖不耐症によるお腹の調子が心配な方はソイプロテインから試してみるのもおすすめです。
性別、年齢を問わず、誰でも、さまざまな目的で活用できるソイプロテインですが、気を付けたいポイントもあります。
食事量や活動量を変えずに、プロテインをプラスしようと考える方もいるかもしれません。栄養バランスの良い食生活を実現するためには、適正エネルギー量を保つことが重要です。もし、ソイプロテインをとり入れることで消費エネルギー量よりも摂取エネルギー量が多くなってしまった場合は、脂肪として体に蓄えられるため体重管理に注意が必要です。
タンパク質が摂取できるからと、プロテインを食事の代わりに置き換えようと考える方もいるかもしれません。プロテインはあくまでも栄養補助食品です。食事から摂取するタンパク質がどうしても不足する場合の選択肢のひとつになります。食事の代わりに多用すると、栄養バランスが偏る可能性があるため気を付けましょう。
食事の栄養バランスを整えるには、ご飯や麺類などの「主食」、肉や魚などを主に使用した「主菜」、野菜やきのこなどを使った「副菜」をそろえます。これらに追加して果物や乳製品を摂取すると、ビタミンやミネラルもバランス良く摂取することができます。
繰り返しになりますが、ソイプロテインはタンパク質を補うためものです。主にタンパク質が豊富な「主菜」を食べる量が少ない場合には、プロテインの活用が選択肢のひとつになるかもしれません。
森永製菓のソイプロテインは数種類あります。粉末が溶けにくいイメージもあるかもしれませんが、森永製菓の製品は溶けやすいことも特徴です。ソイプロテインを配合したおすすめのプロテインを紹介します。
大豆特有の香りと苦味が抑えられており、コーヒー味で飲みやすく、毎日飲み続けられるような味だと感じるのではないでしょうか。1食分20gあたりでタンパク質10.4gを摂取できます。このほかにビタミンB群やビタミンD、カルシウムも配合されています。朝食の1品としての摂取や、運動後の栄養補給に活用してみてはいかがでしょうか。水で溶かすほかに、牛乳との相性も良いため、タンパク質摂取量をさらに増やしたい場合におすすめです。
親しみやすい森永ココア味で、飲みやすさを感じると思います。1食分22gでタンパク質15.6gを摂取できます。ビタミンB群のほか、ビタミンC、鉄も配合されており、美容や健康が気になる方も活用しやすいのではないでしょうか。理想のカラダづくりや健康づくりなどのさまざまな目的に活用できると思います。
ソイ・ホエイ・カゼインの3種類を組み合わせたプロテインです。吸収スピードの異なる原料が配合され、タンパク質が持続的に吸収されることが期待できます。味は飲みやすいカフェオレ味です。1食分30gあたりのタンパク質は21.7gです。継続的に運動をしていると、意識して補給したいビタミンB群やグルタミン、鉄も配合されています。運動前後の栄養補給はもちろん、朝食時や就寝前など、さまざまなシーンで活用できると思います。
ソイプロテインは、タンパク質補給の目的で誰でも活用しやすいプロテインです。運動習慣の有無や年齢も考慮して摂取量を調整することで、家族でシェアすることもできると思います。目的に応じて、ソイプロテインを活用してみてはいかがでしょうか。
<参考>
1)大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A 参照日:2025年7月16日