自分が理想とする体を目指すために、ウエイトダウンを考えている人もいるかもしれません。ウエイトダウンには、摂取エネルギー量の調整が重要なポイントの一つです。とはいえ、摂取エネルギー量を調整したメニューを考えるのは難しいもの。
そこで今回は、ウエイトダウンプロテインを活用しながら行うカラダづくりについて解説します。
ウエイトダウンを考えたカラダづくりのポイントになるのは、毎日の食事です。
食事の量を極端に控えて体重を落とすと、リバウンドを起こして体重が戻りやすくなるほか、筋肉量が低下して基礎代謝量が減少したり、体に必要な栄養素が不足する可能性があります。
健康的にウエイトダウンをするには、摂取エネルギー量と消費エネルギー量を調整し、バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
ウエイトダウンの基本は、摂取エネルギー量よりも消費エネルギー量を多くすることです。食事から摂ったエネルギーが消費されないと、脂肪として体に蓄えられます。
摂取エネルギー量よりも消費エネルギー量を多くする具体的な方法は2つです。
1.食事量を少なくする
2.活動量を増やす
ただし、2つのどちらも極端に行なうとストレスを感じ、継続が難しくなることもあります。ストレスにならないようにしながら、食事量と活動量を調整することが、ウエイトダウンへの近道です。
ところで、自分が1日に必要なエネルギー量を知っていますか?デスクワークの多い仕事をしている人と、アスリートでは消費エネルギー量が異なるように、必要なエネルギー量は人によって異なります。
性別や年齢、活動量を考慮して、推定エネルギー必要量が算出できます。計算式は、「推定エネルギー必要量=基礎代謝量×身体活動レベル」です。
まず、1日の基礎代謝量を把握します。
基礎代謝量とは、生命活動を維持するための必要最低限のエネルギーのことです。
ヒトの体は安静にしているときでも、心臓を動かし、呼吸をし、体温の維持などを行ってエネルギーを消費しています。活動していなくても必要な基礎代謝のためのエネルギーは、生命維持のために摂取しなければいけません。
基礎代謝量は、「体重1kg当たりの基礎代謝基準値」と年齢別の平均的な体重である「参照体重」を掛けて求めます。求めた基礎代謝量は、以下の表にまとめました。
年齢別の基礎代謝量(kcal/日)
次に、身体活動レベルを把握します。身体活動レベルは年齢別で3段階に分けられており、男女ともに同じです。
【身体活動の目安】
・レベルⅠ:生活の大部分が座位で、静的な活動が中心の場合
・レベルⅡ:座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合
・レベルⅢ:移動や立位の多い仕事への従事者。あるいは、スポーツなど余暇における活発な運動習慣をもっている場合
18歳以上の年齢階級別にみた身体活動レベル
基礎代謝量と身体活動レベルから、自分の推定エネルギー必要量を算出してみましょう。
例えば、35歳男性で身体活動レベルⅡの場合は、「1,530×1.75=2,677kcal/日」です。
ウエイトダウンを目指す場合には、推定エネルギー必要量を目安にして、食事からの摂取エネルギーが少なくなるように調整していきます。なお、実際に摂取エネルギー量が少なくなっているのかを知るには、毎日同じ時間(起床後、排尿後、朝食前が望ましい)に体重を計測して減少しているかを確認しましょう。
摂取エネルギー量を控えているのに、1カ月経っても体重がほとんど変わらないという経験をしたこともあるかもしれません。継続していても体重が変わらないときは、食事のタイミングを見直してみることも大切です。
体重が減らないときは、寝る直前に夕食を食べていたり、1日3回ではなく1~2回の食事になっていたりするケースも考えられます。
寝ているときもエネルギーを消費しているとはいえ、日中に活動しているときと比べると消費エネルギー量は少なくなると考えられます。夕食からの摂取エネルギー量を消費しきれない分は、体内に蓄えられる原因となり、体重が落ちにくくなることに繋がります。。
とはいえ、夕食の時間がどうしても遅くなってしまうときは、夕方に軽食を食べて夜は少量にするなど、その日に合わせて調整すると良いでしょう。
また、朝は忙しくて食事をしない人もいますが、1日の活動を開始するために朝食を食べられる生活習慣をつくることが大切です。
朝食を抜くことでエネルギー補給ができず、集中力が散漫になるほか、太る原因の一つにもなってしまう恐れがあります。
朝食だけでなく、昼食や夕食を欠食すると、1日に必要な栄養素がとれなくなる可能性もあります。1日3回の食事を基本にして、食べる量や食事の時間帯を調整しましょう。
摂取エネルギー量を少なくするために食事量を減らすと、満足感が得られない反動で食べ過ぎてしまうこともあります。それを防ぐには、エネルギー量が低い食材を組み合わせて、ボリュームアップ(嵩増し)することも方法の一つです。
エネルギー量が低い食材は、葉物野菜、海藻類、キノコ、コンニャクなどです。どれも肉や魚と相性が良く、和洋中の幅広いメニューで活用できます。メインメニューや汁物などに加えて、ボリュームアップさせましょう。
また、塩味が効いているメニューがあると、ごはんやパンなどの主食をたくさん食べてしまうこともあります
体重コントロールをしている期間以外も塩分は控えめにといわれていますが、塩分が原因で全体的に摂取量が増えてしまうことにもつながります。ハーブや香辛料などをうまく活用して料理の味にメリハリをつけると、満足感を得られやすくなります。
メニューを工夫するだけでなく、よくかんでゆっくり食べると満腹感を得られることはよく知られています。ウエイトダウンを目指すなら、急いで食べずにゆっくりとよく噛んで食事をすることを意識したいものです。
理想のカラダづくりを目指すなら、健康的にウエイトダウンしたいものです。摂取エネルギー量を減らすことを意識しすぎると、栄養が偏りがち。必要な栄養素を摂取するためにも、栄養バランスを整えることも大切です。
栄養バランスを整えるためには、「主食・主菜・副菜」をそろえます。
「主食」はごはんやパン、麺などの主にエネルギー源となるもの。「主菜」は肉や魚など、主にタンパク質源となります。「副菜」は野菜や海藻類など、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの主な供給源となるものです。
いろいろな食材を使って、栄養バランスを整えましょう。
摂取エネルギー量を控えようとすると、エネルギー量の高い肉や魚などの量を少なくしがちです。ですが、体をつくる材料となるタンパク質は、体重コントロール中にもしっかりと摂取することが重要です。
食事に気を付けるだけでなく、運動も積極的に取り入れている場合は、タンパク質の摂取を心がけると、よりカラダづくりにも効果的です。食事から摂取しにくいときは、プロテインを活用するのもおすすめです。
ウイダーウエイトダウンプロテインには、牛乳を原料にしたホエイプロテインが使われています。
ホエイは、別名「乳清」と呼ばれる水溶性のタンパク質です。あまり聞きなれないかもしれませんが、身近な食材ではヨーグルトの上澄み液で見ることができます。ホエイを精製して作られているのがホエイプロテインです。
プロテインの成分にはほかに、カゼインプロテインと大豆プロテインがありますが、3つのなかでホエイプロテインは一番吸収スピードが速いといわれています。素早く吸収されるため、運動直後に摂取するとリカバリーのためのタンパク質補給に役立ちます。
ウイダーウエイトダウンプロテイン1食分15gには、タンパク質が7.5g含まれています。エネルギー量は52kcalですので、摂取エネルギーを抑えながらタンパク質補給ができます。
食事量を減らすと不足しがちな栄養素は、ビタミンやミネラルです。ウエイトダウンプロテインは、カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEが配合されています。
特に多く含まれているのはカルシウムで、1食当たり600mg含まれています。これは、食事摂取基準の推奨量の3/4以上を摂れる量です。
また、脂肪の代謝をサポートする「カルニチン」と必須アミノ酸の「ヒスチジン」も配合されています。
Eルチンについて詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
参考:プロテインの成分を解説!効率的なカラダづくりにEルチン
食事を調整していると、バランスの整った食事だけでなく、甘いものを食べたくなることもあるかもしれません。ウエイトダウンプロテインは、爽やかな香りのフルーツミックス味。甘さが程良くて飲みやすく、ジュースの味わいに似ているのでウエイトダウン期間中の気分転換にもなるでしょう。
健康的にウエイトダウンするには、継続的に食事調整や運動などを行なわなければいけません。飲みやすい味のプロテインを活用することで、ウエイトダウンに活かせるでしょう。
ウエイトダウンを考えたカラダづくりは、栄養不足にならないように注意したいもの。
適度に運動して消費エネルギー量を増やし、幅広い食材を食べて規則正しい食生活をすることが理想です。
幅広い食材をそろえることが難しい場合は、プロテインを活用してみてはいかがでしょうか。フルーツミックス味のウエイトダウンプロテインは、理想的なカラダづくりに役立ってくれるでしょう。