コラムをご覧のみなさまは、どのような競技目標をもって過ごしてきましたか?
その目標を達成するために、どのような目的でトレーニングを行ってきましたか?
実は、食事も同じで、目的に合わせて考える必要があります。
各競技には例外もありますが、「インシーズン」と「オフシーズン」があり、冬のこの時期からオフシーズンに入る方も多いのではないでしょうか。
公式試合があるときと、ない時とでは練習の内容も大きく変わってきます。
一般的に公式試合がある時を「インシーズン」、ない時を「オフシーズン」といいます。
練習の内容が変わるのであれば、食事の内容も変える必要があります。
こちらのコラム「アスリートの栄養補給。トレーニング時にプロテインはどう摂る?」
でもご紹介している通り、競技別のプロテインというのはありません。
アスリートとして向上していきたいと考える目標や、今現在のご自身の目的に合ったプロテインを選ぶことが大切です。
今回はそれぞれの目的に合ったプロテインの取り方をご紹介します!
この時期の主な目的は以下の通りです。
インシーズン(公式試合がある期間)は、長い期間戦い抜いていかなければなりません。
そこで!決め手になってくるのが「カラダをどれだけリカバリーできるか」
「プロテイン」は多くの種類がありますが、基本的にはタンパク質が多く含まれています。
ただ、リカバリーを目的として飲むのであれば、炭水化物とタンパク質を両方同時に摂れるものを選ぶようにしましょう。
ウイダーの商品であれば「リカバリーパワープロテイン」がおすすめです!
効率よく疲労回復するためのプロテインの飲み方は、過去のコラム「プロテインとリカバリーの関係。プロテインだけでは疲労回復につながらない?」で紹介しています。
忙しい時期でも、しっかりとリカバリーを意識して、次の練習や次の試合に備えていきましょう!
この時期の主な目的は以下の通りです。
インシーズンとの違いは
・公式試合が無い期間ということで練習量が増える
・リカバリー期間を設けられるため、ウエイトトレーニングなどを効率的に行えることが考えられます。
練習量が増えていくので、リカバリーはもちろん大切ですが、
筋肉量を増やすためにトレーニングをするのであれば「タンパク質」の量も変えていくことが大切です!
まずは、食事の内容を検討しましょう。どんな理由があろうと、食事がすべてのサプリメントよりも良いものであることに、変わりはないのではないでしょうか。その中で、トレーニング量が増えてタンパク質の摂取量が増えるときや、タイミングを考えて摂取したいときなどは、プロテインを用いて「タンパク質」を補いましょう。
また、「トレーニング」をすることはもちろん大切ですが、「休息」を取り入れることも忘れないでください。
(競技力向上のトレーニング戦略,テューダー ボンパ,大修館書店,2006)
この表からもわかるとおり、筋グリコーゲンの再貯蔵には24時間以上かかります。
つまり、トレーニングの効果をより高めるためには、しっかりと休息期間を設けましょう。
休息期間は、今までと同じ食事ではなく、運動を控える分、体脂肪を増やさないような食事を心がけていきましょう。
他にも、オフシーズン期間に減量を考えている選手もいるのではないでしょうか?
そういう方は、「ウエイトダウンプロテイン」のように、減量を行う方の栄養不足やタンパク質不足を防ぐためにつくられたものを選択するようにしましょう。
「競技力向上のための減量を成功させるには!?特に注意したいのは食事!」
競技や個人によってさまざまな目的があると思います。
その目的のためには練習やトレーニング、食事を“目的に合わせて”考えることが大切です。
また、普段何気なくとっているサプリメントやプロテインについても
などを考えて摂っていきましょう!