女性こそプロテインが必要?プロテインの活用法を解説
女性は仕事、家事、育児に日々追われる生活をしていながらも、余暇をのんびりと過ごすわけではなく、多趣味で活動的な生活している人が多い傾向にあります。
そんなパワフルな女性にこそ、注目してもらいたい栄養素はタンパク質です。
今回は最近注目度が増している時間栄養学の考え方をプラスして、活動的な女性こそタンパク質摂取が強い味方になる理由をご紹介します。
朝食にはプロテインを。
日々の疲れをため込んでいませんか?仕事・家事・育児・趣味・・・すべてが体力勝負です!朝、目覚めた時に体がリセットされ、パワーが備わった状態で一日をスタートさせたいですね。
体をリセットするには朝食がポイント
朝目覚めて、1~2時間以内に朝食をとることで、体のリズムでもある体内時計が刻み始めると言われています。
この体のリズムを作るだけでも、日々の疲れの感じ方が変わってきます。
もし、朝食を抜くと、昼食で全身の体内時計がリセットされてしまうため、午前中は疲れが残った状態でやりたいことがはかどらないということが起こり得ます。
また昼食以降に24時間のリズムが始まるので、寝つきが悪くなるなどの悪循環も生じやすくなります。
朝食は活動的な一日をスタートさせるためにもエネルギー源となる糖質中心の食事が大切という考え方があります。
もちろん糖質も大切ですが、活動的な一日を過ごし、さらに夜はぐっすり眠って、翌朝に疲れを残さないためにも栄養面での配慮が必要です。
ぐっすり眠るために欠かせないと言われている睡眠ホルモン(メラトニン)は日中の太陽光の影響を受けて生成されるセロトニンから作られます。
このセロトニンは必須アミノ酸であるトリプトファンから作られています。
必須アミノ酸は体内で作られないため、食事から摂取する必要があるアミノ酸です。
よって、朝食でしっかりとトリプトファンを摂取し、太陽光を浴びてセロトニンを作り、夜にはメラトニンを生成させて眠る、このリズムが大切です。
トリプトファンを効率よく摂取するためにはやはりタンパク質性の食品を食べることです。肉・魚・卵・大豆製品を摂り入れるのを忘れてはいけませんね。
朝からパワフルな生活を送りたい多忙な女性こそ、朝食にタンパク質摂取をおすすめします。
朝食に時間をかけられない場合は、inゼリープロテインや大豆プロテインパウダーを活用してみましょう。
■inゼリープロテイン
エネルギーやビタミン、ミネラルなど、種類が豊富にあるため、不足している栄養素に着目したものをチョイスすることができます。
■inバープロテイン グラノーラ
nバーは、タンパク質が10g含まれており、さらにビタミンB群も含まれているため、食事に時間をかけられない場合におすすめです。
中でも、グラノーラはグラノーラをバーにしているため、食べ応えは抜群。半分食べ終わったあたりでも、お腹が満たされていく感覚があります。ドライフルーツも混ぜられているので、フルーツの甘味や食感が良いのもおすすめです。
こちらの記事「朝こそタンパク質を摂取する!意外なタンパク質の効果をご紹介」も是非参考にしてください。
ダイエットにこそプロテインを活用する
活動的な日々を送っているにもかかわらず、最近体重が増え、ダイエットを始めたという方にもタンパク質はポイントとなる栄養素です。
体重が増えるのは、活動により消費するエネルギーよりも、食事で摂取するエネルギーが多くなっていることがそもそもの原因です。
忙しく活動的に動いているため、プラスで運動というのは体力的にも時間的にも問題が生じます。やはりその時は食事をコントロールすることが必要です。
ダイエット中の食事パターンと落とし穴
ダイエット中の食事は何に気をつけていますか?このパターンに当てはまる人が多いのではないでしょうか。
- ごはん・パン・麺(炭水化物)の量を減らす
- 全体的に食事量を減らす
- 野菜をたくさん食べる
- 一食抜く(1日2食にする)
一見、理想的なダイエット食に思われがちですが、落とし穴があります。
- 炭水化物の量を減らすことで、満腹感が得られず、メイン料理のボリュームが増し、脂質量が増える
- 全体的な食事量を減らすことで、体重は減るが、必要なタンパク質量が補えず、体脂肪が増え、リバウンドしやすい体をつくってしまう。
- 野菜を食べる時、ドレッシングやマヨネーズなどを多く使うことで脂質量が増している。
- 欠食することで体内リズムが乱れる。栄養バランスを崩しやすくなる。
ダイエット中こそ、食事コントロールが重要ですが、日々コントロールを続けるというのは難しいです。
食事に気を使いながらも、落とし穴にはまりそうな時はプロテインを活用し、タンパク質・脂質・炭水化物のバランスをとりましょう。
プロテインを使ったダイエット法についてはこちらの記事を参考にしてください。
「プロテインダイエットとは?置き換え方の正しい方法を学ぼう!」
プロテインを飲むと太る?
プロテインを活用するとなると、筋肉がモリモリになって、カロリーがあるから太るのではないかと思い、利用するのを躊躇する人もいますよね。
もちろんプロテインで痩せることはありませんし、日ごろの食事にただプラスするだけでは、体重は増えてしまいます。
上記のダイエット中の食事パターンで自分が当てはまりそうなものと落とし穴を確認し、“足りないものを補う”という考え方でプロテインを利用してみましょう。
「太る可能性が高いプロテインの飲み方」についてはこちらの記事を参考にしてみてください。安心してプロテインを活用できますよ。
パワフルに美しく健康的に毎日を送るためには生活リズムと食事に注目してみましょう。
一週間あれば体のリズムはリセットできます。
プロテインを上手く活用することで、より簡単にリセットできること間違いなしです。