森永ビスケット

Vol.7 お客様のための新パッケージ登場

1999年 トレーをなくして開けやすいトップオープンタイプに

ビスケットのスタンダードとして永年愛されてきた森永ビスケットでしたが、核家族化や働く女性の増加といった時代の変化の中で、お客様からは「枚数が多すぎて食べきれない」「一度開けたらしまうのが不便」といった不満の声が寄せられるようになっていました。
そこで、1998年(平成10年)すでにコンビニ用として発売されていた、ビスケット1〜3枚を個包装した、コンパクトな縦型パッケージへ全面リニューアルを実施しました。
約60年に渡って続いた横長パッケージを縦型へリニューアルするのは、お客様のイメージを壊してしまうのではないか?といった不安やリスクが大きかったため、全面変更をするまでには、幾度も地区限定やルート限定でのテスト発売が行われました。

お客様からは「便利になった」という声が多く寄せられましたが、一方で「ごみが多い」「トレーが邪魔」といった不満が残ってしまいました。ビスケットの品質をサクサク軽い食感にしている中で、菓子保護の役割の一部を担っているトレーを取ることはかなりの難題でしたが、環境問題は全社が取り組むべき問題ととらえ、塚口工場の包装機械を総入替えし、縦型でトレーのない包装形態へとリニューアルしました。

縦型パッケージへ変更した効果は非常に大きく、売上げが倍増するだけでなく、ビスケット市場活性化の起爆剤となったのです。
現在もなおお客様の声を取り入れ、また環境への配慮を怠らないパッケージへ向けて、飽くなき追求そして改良は続いています。